2014-06-15 「ザクとは違うのだよ、ザクとは!」 文学フリマっぽいもの ひとりごと 『機動戦士ガンダム』の中で、あまり人気がなかったモビルスーツ(MS)のひとつに、グフがある。 しかし、そのパイロットである、いわゆる「ファースト」におけるランバ・ラルや、『第08MS小隊』でのノリス・パッカードなどは、プロフェッショナルの軍人として、高い人気を誇っている。 ぼくもまた、この二人が好きである。 玄人受けするのだろう。派手さはないが、燻し銀の魅力がある。 そして、ノリスが操縦するグフカスタムは、大変カッチョよろしいのだった。 えー、今回は完全に『ガンダム』ネタです。 興味のないひとには、きっとツライと思うので、そういう方は無視して下さい。 「第十八回文学フリマ」で購入した【NOOK U.C.】(ぬーく・ゆー・しー)さんの『一年戦争研究 グフ編』を読んだ。 「はじめに」「本書を読むにあたっ
性社会・文化史(ジェンダー/セクシュアリティの歴史)の研究者としての活動、研究成果の一端、トランスジェンダーとしての日常と関心事を記していこうと思います。 6月14日(土) 澁谷知美さんがSWASHの要さんに取材した記事(WEB RONZA)「偏見をうまないセックスワーカー支援の可能性」は、現在のセックスワークの実情と、様々な問題点を、きちんとしたデータに基づいて整理していて、とても有益な記事だと思う。 http://astand.asahi.com/magazine/wrnational/2014040900004.html しかし、その記事をシェアしたFace bookで、ある女性がいきなり「胡散臭い。安全なセックスワークなんて存在するわけないだろうが」と言い放ち、それをきっかけに激しい議論になっている。 https://www.facebook.com/makoto.teranaka
丸山里美『女性ホームレスとして生きる』を読んだ。 珍しい女性ホームレスを扱った本書だが、その実態を論ずるだけではなく、女性ホームレスの存在を通して所謂「主体性」への批判的吟味にまで達している。 そもそもなぜ、日本は女性ホームレスが「少ない」のか。 例えば、他の先進国の場合、DVなどを理由にシェルターに逃げ込んだ人も、統計的にホームレスに当てはまり、そのため女性ホームレスにカテゴライズされる人が多いのに対して、日本の場合は統計に入らないため、数が少なく算出される。 また、日本の雇用制度の帰結として、男性の場合、労働者として福祉の網から外されやすいのに対して、福祉制度の保護(生活保護)を比較的受けやすい女性は、その分ホームレスになりにくいかった。 こうした理由から、女性がホームレスとして(統計的にも実質的にも)表れにくい、という日本の事情が、本書では説明されている。 (日本の雇用形態の場合、女
木原善彦さま 公開礼状という形で失礼します。 お贈りいただいた『トマス・ピンチョン』、本日届き、ほぼ読了しました。 ご存じかもしれません。この企画、三浦玲一さんからメールで誘われましたが、にべなくお断りしました。 それが三浦氏への最後の言葉になってしまったのを心苦しく思っていました。 氏の冥福をお祈りするとともに、その後を引っぱっていただいたご苦労に感謝します。 参加を遠慮したのは『重力』に専念すべき時期だった以外に、以下の理由からです―― 「作家ガイド」というのは、どうしてもコンパクトな記述を要求されるため、書き手の「論」が先行してしまう。 アカデミズムはそれでいいのですが、私のように、大学をやめ、スロータイムでリアルなピンチョンを表現するチャンスを与えられているものが、わざわざ飛び込む企画でもないように思えました。自分で用意した筋書きにピンチョンを押し込めるのは難しいです。巽さんのよう
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く