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2020年7月11日のブックマーク (2件)

  • 「女性医師が診る患者は死亡率が低い」の根拠 最も死亡率が高いのは女性患者と男性医師

    医者を探すときは、性別も気にしたほうがいいのか。 担当医が男性か女性かが、文字どおり生死を左右する可能性があるという研究論文が、8月のアメリカ科学アカデミー紀要に発表された。フロリダ州の研究チームが、過去20年間に心疾患で病院に運びこまれた58万人を調べたところ、男女とも女性医師の治療を受けた患者のほうが、男性医師の治療を受けた患者より、死亡率が低かったことがわかった。これに対して最も死亡率が高いのは、女性患者と男性医師の組み合わせだった。 男性医師と女性医師の違いは? これまでにも似たような研究結果はあった。2016年にハーバード大学がメディケア(高齢者向け医療保険)を受けている患者150万人を調べたところ、女性医師の治療を受けた患者は、男性医師に治療を受けた患者より、30日以内の死亡率も再入院率も低かった。死亡率の差はごくわずか(約0.5%ポイント)だったが、数に換算すると3万2000

    「女性医師が診る患者は死亡率が低い」の根拠 最も死亡率が高いのは女性患者と男性医師
  • 可視化された帝国【増補版】 | 近代日本の行幸啓 | みすず書房

    「天皇や皇太子による行幸啓を全国レベルで繰り返し、支配の主体を訪問した地方の人々、狭義の政治から疎外されていた女性や外国人、学生生徒を含む人々に視覚的に意識させることを通して、彼らを「臣民」として認識させる戦略(…)人々は、ただ一緒に万歳を叫び、君が代を斉唱するだけで「日国民のひとり」となったのではなかった。たとえどこに住んでいようが、「国家的シンボルを同時的に認識する」機会が与えられ、その生々しい体験を通して「臣民」であることを実感できたところに注目するべきである。(…)明治、大正、昭和を一貫する〈視覚的支配〉の実態を探ることなしに、近代天皇制を考察することはできないといってよい。」 全国各地をまわり、人々の前に生身の身体をさらした三人の天皇・皇太子。『「民都」大阪対「帝都」東京』も『大正天皇』も、この近代天皇制の〈視覚的支配〉の実態をつぶさに追う、十年に及んだ実証的研究から生まれた。

    可視化された帝国【増補版】 | 近代日本の行幸啓 | みすず書房