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ブックマーク / www.astroarts.co.jp (10)

  • 宇宙誕生の残響を聞きたい

    上空から見たLIGOの画像。クリックで拡大(提供:California Institute of Technology) LIGO内部のようす。クリックで拡大(提供:California Institute of Technology) 重力波は、アルバート・アインシュタインの一般相対性理論により、その存在が予測されています。1960年代から世界各国で検出の試みがなされていますが、いまだ直接観測されていません。重力波は、巨大な質量を持つ天体が光速に近い速度で運動するときに、強く発せられます。たとえば、ブラックホールの衝突や超新星爆発、そして宇宙誕生の瞬間にも、重力波が発生すると予測されています。 重力波は、時空間のわずかなひずみとして、光と同じスピードで伝わり、何でも素通りしてしまうという性質を持つと考えられています。したがって原理的には、可視光や電波といった電磁波では直接観測することがで

    宇宙誕生の残響を聞きたい
    florentine
    florentine 2016/02/12
    2009年
  • ステラナビゲータ10

    「ステラナビゲータ10」のサポートは、2021年3月22日をもって終了いたしました。 ステラナビゲータの最新版についてはstellanavigator.comをご覧ください。 モニタの向うに広がる宇宙 - ステラナビゲータ10 太陽系や星座、星雲・星団、銀河系宇宙まで、あらゆる星空をPCで再現する「ステラナビゲータ10」。膨大な天文情報データベースを内蔵し、天文現象の再現はもちろんのこと、今見えている星空について調べることから望遠鏡の制御まで、天文の様々な楽しみ方を幅広くサポートします。 ステラナビゲータの魅力は高精度な計算だけではありません。充実したプラネタリウム番組は、ご家族で大画面テレビでお楽みいただけます。また、すべてがネットにつながる今、SNSとの連携はもちろん、アストロアーツWEBサイトにある膨大な天体画像から美しい天体写真を検索して楽しむこともできます。 20年以上にわたって

    florentine
    florentine 2015/09/17
    これ、ウンベルト・エーコ先生が『エーコの文学講義―小説の森散策』(だったよね?)ラストで体験した例のアレに似たことができるってこと、か。凄いな。
  • 新理論が示す、ダークマターは湯川粒子に瓜二つ

    従来のダークマターに関する理論とは大きく考え方の異なる新理論が発表された。それによるとダークマターは、湯川秀樹博士が提唱し「湯川粒子」とも呼ばれるパイ中間子ととてもよく似た性質を持つことが示された。 【2015年7月30日 カブリIPMU】 様々な観測結果から、宇宙はダークマター(暗黒物質)と呼ばれる謎の物質が質量の80%以上を占めていること、そしてダークマターなくては星や銀河、私たちそのものも誕生しなかったことがわかっている。しかし、ダークマターがどのような性質を持つどういった物質なのかということは未だわかっておらず、現在、実験と理論の両面から活発に研究が行われている。 理論研究ではダークマターについて多種多様な予想がされており、ダークマターは通常の物質とは大きく異なる性質を持つ粒子だと多くの理論で考えられている。 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)

    新理論が示す、ダークマターは湯川粒子に瓜二つ
  • ガニメデ内部に多段重ねの海の層?

    【2014年5月7日 NASA】 宵の西の空に輝く木星には、地下に海があるとされる大型衛星が3つある。そのうちのひとつ、ガニメデの内部が、氷と水の層の多段重ねとなっている可能性がシミュレーション研究で示された。 木星の衛星ガニメデは、火星の4分の3ほどの直径を持つ太陽系最大の衛星だ。おなじく木星の衛星カリストとエウロパ、また土星の衛星タイタンやエンケラドスとともに、地下に海をたたえているとされる天体のひとつである。 ガニメデの場合は従来、2つの氷の層に液体の水の層がはさまれていると考えられてきた。だが今回、硫酸マグネシウムの塩の存在を考慮したシミュレーション研究から、さらに複雑なモデルが導き出された(画像)。 Steve Vanceさん(NASAジェット推進研究所)らの新しいモデルは、岩石のコアと、最大で3つの氷の層にはさまれた水の層から成る。圧力で水よりも高密度になった氷が沈んで天体深部

    ガニメデ内部に多段重ねの海の層?
  • 太陽セイル「イカロス」が世界記録に認定

    【2012年12月3日 JAXA】 2010年5月に打ち上げられ、さまざまな技術的“世界初”を成し遂げたJAXAの小型ソーラー電力セイル実証機「イカロス」が、2つのギネス世界記録に認定された。 2010年6月14日に「イカロス」の小型分離カメラDCAM2が撮影した帆の全景(提供:JAXA、以下同様) 「イカロス」体における小型分離カメラの搭載位置(左)とカメラの形状。クリックで拡大 認定証を手にする森治さん(左)と、DCAM開発のとりまとめを行った澤田弘崇さん。クリックで拡大 今回ギネス世界記録として認められたのは、(1)最初の惑星間ソーラーセイル宇宙機であること(2)「イカロス」体を撮影するために射出された2機の小型カメラDCAM1とDCAM2が、最小の惑星間子衛星であること、という2つだ。 「イカロス」は2010年5月に金星探査機「あかつき」と一緒に打ち上げられた小型衛星で、翌6月

  • 【特集】2011年12月10日 皆既月食

    の全過程が空の高い位置で進行します。建物がじゃまになるなどの影響もないでしょう。逆に、マンションのベランダなどで見る場合には、高度が高すぎて上の階のベランダにかかり見づらいかもしれません。 月が見える方向の見当をつけるには、ニンテンドーDSで星空を再現できる「星空ナビ」が便利です。天文現象の一覧から選択するだけで月を再現することができて、観測する場所を設定すれば月が空のどの位置にあるのかもわかります。 詳しくは…製品情報ページをチェック! 「星空ナビ」製品情報ページ 「星空ナビで星空さんぽ」の2010年6月号で、星空ナビを活用した月の楽しみ方を解説しています(2010年6月26日の月の例です)。 天文ナビゲーションアプリ「iステラ」(iPod touch/iPhoneiPad用)、「スマートステラ」(Android用)も好評販売中。電子コンパスとGPS搭載機種なら、「月が出て

  • 宇宙ヨット「イカロス」、逆スピン運用実験に成功!

    【2011年10月18日 IKAROS(イカロス)専門チャンネル(1)/(2)】 世界初の太陽帆船「イカロス」は、半年に及ぶ定常運用を昨年12月に終え、現在は後期運用が行われている。推進剤も少なくなり、残された時間で最大限の成果を得るため、10月18日に逆スピン運用実験が行われ、見事に成功した。結果の詳細や今後の運用については解析結果が待たれるが、太陽帆船を運用する上で必要な情報が得られたと期待される。 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は昨日17日、小型ソーラー電力セイル実証機「イカロス」(IKAROS)の逆スピン運用を実施することを発表、今日18日に実験に成功したと発表した。 「イカロス」は2010年5月21日、太陽光圧を薄膜に受けて宇宙を航行する「ソーラーセイル技術」の立証・実験を行う宇宙機として、金星探査機「あかつき」とともに種子島宇宙センターから打ち上げられた。 同年6月9日には宇

  • 初期宇宙にもたくさんあった大質量ブラックホール

    【2011年6月20日 NASA】 NASAのX線宇宙望遠鏡「チャンドラ」の観測から、初期宇宙に大質量ブラックホールが多く存在していたということが初めて直接的に裏付けられた。これにより、当時の幼いブラックホールが、銀河の成長と共に非常に活発に成長していたことが示された。 今回の研究のために観測した区画。「チャンドラ」のX線データ(青)と「ハッブル宇宙望遠鏡」の可視光線データ(青緑)・赤外線データ(赤)を合成したもの。クリックで拡大(提供:X-ray: NASA/CXC/U.Hawaii/ E.Treister et al; Infrared: NASA/STScI/UC Santa Cruz/G.Illingworth et al; Optical: NASA/STScI/S.Beckwith et al)) 初期宇宙における、生まれたての銀河にある幼いブラックホールの想像図。銀河同士の衝

  • 2010年11月18日 しし座流星群が極大

    約10年前の大出現以来すっかり有名になり、近年もやや活発な活動が見られているしし座流星群だが、今年は11月18日の6時ごろに活動がピークになると予想されている。3時ごろになると月が沈んで空が暗くなり、しし座の顔のあたりにある放射点も高く昇ってくるので、寒さ対策をしっかりとして夜空を眺め流星を見つけてみよう。 関連リンク 天文の基礎知識 - これだけはおぼえておきたい! 基的な天文用語 流星・火球 流星観測のすすめ - 眼視観測のほか、写真やビデオによる観測方法も紹介 ステラナビゲータ - 天文シミュレーションソフトの決定版 DVDではじめる天体観察入門 - 月や惑星の観察方法、器具の使い方をやさしく解説 天文現象の最新情報は月刊「星ナビ」でチェック この解説は「アストロガイド星空年鑑2010」より抜粋しました。 「アストロガイド星空年鑑2010」は注目現象の見どころや毎月の星空のようすを

  • 矮新星ペルセウス座GKが増光

    矮新星ペルセウス座GKが増光 【2010年4月8日 アストロアーツ】 ペルセウス座GKは、新星爆発と数年おきの矮新星増光の両方の現象を起こしたことのある珍しい天体だ。そのペルセウス座GKの増光が3月6日に発見された。その後の観測で11.8等(V等級)まで増光したとみられており、口径10cm程度の望遠鏡があれば観測することができる。今後の変化に注目したい。 文:京都大学花山天文台 前原裕之さん 増光中のペルセウス座GK(3月19日撮影、数字は星の等級)。クリックで拡大(提供:ダイニックアストロパーク天究館 高橋進氏、以下同) VSNETに報告されたデータから作成した2006〜2010年のペルセウス座GKの光度曲線。クリックで拡大 ペルセウス座でもっとも明るい星は2等星のミルファク(Mirfak)ですが、1901年に、T.D.アンダーソンによって発見されたペルセウス座新星は、もっとも明るい時で

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