Profile 1957年、東京都生まれ。東京外国語大学ロシア語学科卒業後、NHK国際局に入局。退職後、夫でスラヴ文学者の沼野充義の留学先である米国・ハーバード大学やポーランド・ワルシャワ大学で日本語を教える。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了、同博士課程単位取得満期退学。立教大学、東京外国語大学、慶應義塾大学非常勤講師を経て、現職。 著書に『アヴァンギャルドな女たち―ロシアの女性文化』(五柳叢書)、『ロシア文学の食卓』(NHKブックス)、『夢のありか―「未来の後」のロシア文学』(作品社)など。ウリツカヤ、アクーニン、ペトルシェフスカヤ、クルコフなど現代ロシア文学の訳書も多数。 Tweet 1 2 3 4 全文 ロシアを軸に人間の感動を伝えたい 東京外国語大学大学の教授でロシア文学者の沼野恭子さん。情熱とも言えるロシアへの想いは高校生の時に読んだドフトエフスキーから始まりました。以来