シリーズの特色 *東大文学部発 全編書き下ろしによる、贅沢な知的エンターテインメント! *自らの研究を出発点に、領域を踏み越えて、多面的な人文学の魅力を発信 *「人」の蓄積してきた、「文」の力、「知」の豊潤さを味わいたいすべての人へ 1 心と言葉の迷宮 唐沢かおり・林 徹 [編] 〈今、ここにいる私から〉ヒト特有の属性でもあり、人文知を形成する基本でもある「心」と「言葉」。「私」と外部、現在と未来は、言葉によってどう結ばれ、つながれるのか。その中で心はどのように自らを表現し、また自らをつくり直していくのか――今、世界はどう構築されるのかをめぐる知的冒険の端緒が開かれる。 2 死者との対話 秋山 聰・野崎 歓 [編] 〈過去と未来をつなぐ〉取り返しのつかない喪失を超えて、記憶を引きつぎ、死者をして語らしめる試みこそ人間の文化にほかならない。時間を超え、様々な遺物に刻まれた死者の声に真摯