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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (54)

  • 地球の水不足が深刻化...今世紀末までに世界人口の66%が影響を受ける恐れ

    <オランダ・ユトレヒト大学の研究チームが、今世紀末までに予想される水危機の程度を示す研究結果を発表> 地球が世界的な危機に瀕している。世界の水は量も質も悪化が予想されるという研究結果がこのほど発表された。 オランダ・ユトレヒト大学の研究チームは、世界の水モデルを使って今世紀末までにどの程度の危機が予想されるかを推測し、研究結果を科学誌「Nature Climate Change」に発表した。 気候変動は世界中で深刻な問題を引き起こしているが、水枯渇の問題は特に大きい。水の蒸発が加速し、気象パターンが予測しにくくなる中で、世界で使用される水の量は補充される量を上回っているようだ。水枯渇には汚染や水質などの要因も絡む。実際のところ、水の量と質の両方について検証した研究は今回が初めてだった。 「水不足は将来的に悪化が予想され、影響を受ける人の数は増える見通しだ」。筆頭筆者で水専門家のエドワード・

    地球の水不足が深刻化...今世紀末までに世界人口の66%が影響を受ける恐れ
  • 車いすユーザーの声は「わがまま」なのか? 当事者に車いす席の知られざる実態を聞く

    映画館での車いす席利用はそんなに不便なの? 車いすユーザーに率直な疑問をぶつけると、日では法律の下「とりあえず規定の数を設けているだけ」とも思える状況が浮かび上がった> 3月半ば、車いすユーザーの女性が都内の映画館で鑑賞する際、従業員にリクライニングができる席に移乗する介助を頼んだところ、鑑賞後に従業員から「この劇場はご覧の通り段差があって危なくて、お手伝いできるスタッフもそこまで時間があるわけではないので、今後はこの劇場以外で見てもらえるとお互いいい気分でいられると思う」と言われて「すごい悲しかった」と、映画館の名前と共にX(旧ツイッター)に投稿。 これを受けて映画館側は「不適切な発言」を謝罪したが、ネット上では映画館の従業員に介助を求めるのは「行き過ぎだ」「わがまま」との声が上がり、炎上する事態となった。 4月1日には改正障害者差別解消法が施行され、これまでの行政機関に加えて、民間

    車いすユーザーの声は「わがまま」なのか? 当事者に車いす席の知られざる実態を聞く
  • ドローン撃墜はおまかせ...インド軍が「対ドローン兵器」として調教した「タカ」の凄技を披露

    <2月に陸上自衛隊とインド陸軍が共同訓練を実施。タカは相手のレーダーに検知されることなく監視や妨害の任務を遂行できるという> ウクライナの戦場で示されているように、現代の戦争においては「ドローン」が戦況に大きな影響を与える兵器となっている。この厄介な新兵器にどう対応するのか──各国が頭を悩ませるなかでインド軍は今月、日自衛隊との合同訓練の場で「ドローンを撃墜させるよう調教されたタカ」を披露した。 ■【動画】高性能ドローンに対抗する秘密兵器...インド陸軍の軍用「タカ」、ドローンを撃墜する「凄技」を披露 ドローンは安価で大量に生産することができ、操作性能は高く、敵に気付かれにくく、ひとたび攻撃に成功すれば相手に深刻なダメージを与えられる。各国で開発競争が激しさを増している一方、高性能なドローンを妨害・捕捉したり撃墜するための「アンチドローン技術」については成功率やコスト面などで多くの課題

    ドローン撃墜はおまかせ...インド軍が「対ドローン兵器」として調教した「タカ」の凄技を披露
  • 「アメリカの黒人として私はパレスチナと連帯する」対イスラエル戦争と黒人解放運動の意外な共通点

    パレスチナ人の悲しみに強い共感を覚えたバートン COURTESY OF LERON L. BARTON <なぜ、アメリカ黒人である筆者が、圧倒的な力によって抑圧される苦しみに共感し、パレスチナ人の戦いに「共闘」の意思を示すのか?> 世界中の人たちと同じように、私は今、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦争にクギ付けになっている。 ハマスがユダヤ教の祝日にイスラエル南部を襲撃し、その報復として、イスラエルがハマスの拠点であるパレスチナ自治区ガザに猛烈な空爆を仕掛けたことから始まったこの戦争は、世界を賛否両論の渦に巻き込んでいる。 ソーシャルメディアには、反ユダヤ主義とイスラム嫌悪の両方があふれ返っている。とりわけ人種差別主義者たちは、ハマスの蛮行を理由に、パレスチナ人やイスラム教徒をテロリストと決め付けているようだ。2001年の米同時多発テロ後と同じだ。 アメリカの黒人として、私はパレスチナの

    「アメリカの黒人として私はパレスチナと連帯する」対イスラエル戦争と黒人解放運動の意外な共通点
  • 上官の「性奴隷」になるよう強要...ロシア女性兵士たちの「地獄」を帰還兵が告発

    軍事パレードで更新するロシア軍の女性兵士たち(2020年6月) Host photo agency/Ramil Sitdikov via REUTERS <衛生兵としてウクライナの戦地に送られたロシア軍の女性兵士が、自ら経験した軍内部の悲惨な状況を告発> ウクライナに侵攻しているロシア軍の幹部らが、女性衛生兵に対して、自身の「性奴隷」や「戦地」になるよう強要している──同軍の元女性兵が、自らの経験を踏まえてそう告発した。 ■【写真】ウクライナ戦争中に隊員の美人コンテストも...ロシア軍の女性兵士たち ロシア軍の元兵士のマルガリータさんは、ラジオ・フリー・ヨーロッパ/ラジオ・リバティが28日に公開したインタビューで、戦地や性奴隷になることを拒否した女性衛生兵は、幹部から悲惨な虐待を受けることになるとも明かした。 ロシア軍に11年間勤務した後、2017年に退役したマルガリータさんは、子供を

    上官の「性奴隷」になるよう強要...ロシア女性兵士たちの「地獄」を帰還兵が告発
  • オスだけ殺すタンパク質「Oscar(オス狩る)」のメカニズムが解明される

    ボルバキアに感染した母親が生んだ卵からはメスばかりが生まれる。写真はチョウ目で「オス殺し」が報告されているアワノメイガ Tomasz Klejdysz-iStock <共生細菌ボルバキアが持つ昆虫のオスだけを殺すタンパク質の仕組みが、東大の研究チームによって解明された。宿主の昆虫種や戦略上の理由、ヒトの生活との接点とは> 東大大学院農学生命科学研究科の勝間進教授らの研究チームは、オスだけを狙って殺すタンパク質を同定し、メカニズムを解明したと発表しました。研究成果は14日、オープンアクセスの学術誌『Nature Communications』で公開されました。 「Oscar(オス狩る)」と名付けられたこのタンパク質は、昆虫の体内でよく見られる共生細菌のボルバキアが持つものです。 ボルバキアは感染した宿主(昆虫)の生殖システムに対して、オスのみの死、オスのメス化など様々な操作をします。「共生細

    オスだけ殺すタンパク質「Oscar(オス狩る)」のメカニズムが解明される
  • 「腸内細菌が関節リウマチに関与している?」...原因解明への重要な手がかりとなる研究結果

    <関節リウマチの原因については未だ完全に解明されていない。米コロラド大学は新たに見つかった腸内細菌が関節リウマチに関与しているおそれがあるとの研究を発表した......> 関節リウマチ(RA)は体の免疫系が自分の組織を攻撃してしまう自己免疫疾患のひとつだ。抗体と呼ばれるタンパク質の一種が関節を攻撃することによって関節に炎症が起き、腫れや痛みが生じ、進行すると関節の変形や機能障害を引き起こすおそれもある。しかし、その原因については未だ完全に解明されていない。 関節リウマチの人の腸内にのみ存在する細菌種が見つかった 米コロラド大学の研究チームは、2022年10月26日に医学雑誌「サイエンス・トランスレーショナル・メディシン」で研究論文を発表し、腸内細菌が関節リウマチの原因解明につながる重要な手がかりであることを示した。 研究チームは「腸内に生息する微生物叢内の細菌が関節リウマチを引き起こす免疫

    「腸内細菌が関節リウマチに関与している?」...原因解明への重要な手がかりとなる研究結果
  • 「AIが人間をロックし正確に狙う機関銃...」イスラエルが開発、パレスチナ難民キャンプに配備した

    「兵士にとっては苦もなく、勝手に発砲する......」ヨルダン川西岸のパレスチナ難民キャンプにAI制御の機関銃が配備された [@Belalmd12/Twitter] <兵士の疲れや震えによる誤差を修正し、ターゲットを正確に撃ち抜くAI銃が試験配備。開発企業は、かえって人命を守ると強調するが......> 緊張高まるイスラエルのヨルダン川西岸地区に、AIが照準をコントロールする銃が配備された。人間が引き金を引いてターゲットをロックすると、AIが自動で照準を補正し、目標を正確に狙撃する。 設置されたのはヨルダン川西岸のパレスチナ難民キャンプで、キャンプを見下ろす監視塔の上に2丁が配備されている。難民キャンプで暮らす19歳の青年は、ユーロニュースに対してこう語る。 「兵士にとっては苦もなく、勝手に発砲する。彼(イスラエル兵)が小さな子供を見つけたら、ボタンか何かを押すだけで勝手に火を吹くんだ」

    「AIが人間をロックし正確に狙う機関銃...」イスラエルが開発、パレスチナ難民キャンプに配備した
  • 「アルツハイマー病は脳疾患ではないかもしれない」との仮説

    「アルツハイマー病は脳疾患ではなく自己免疫疾患である」との仮説...... Dr_Microbe-iStock <「アルツハイマー病は脳疾患ではなく、脳内の免疫系障害なのではないか」との仮説が話題に......> アルツハイマー病は長年、脳疾患と考えられ、脳内で生成されるタンパク質の一種「アミロイドベータ」の凝集を抑制する治療法について研究されてきた。 なかでも、2006年3月16日付の学術雑誌「ネイチャー」に掲載された「『アミロイドベータスター56(Aβ*56)』というオリゴマー種がアルツハイマー病に関連する認知障害に寄与している可能性がある」との研究論文は、アルツハイマー病の早期治療法の確立に向けた有望な成果として大いに注目された。しかし2022年7月、学術雑誌「サイエンス」で「この研究論文は画像操作され、結果が捏造されたおそれがある」と報じられている。 <参考記事> アルツハイマー病

    「アルツハイマー病は脳疾患ではないかもしれない」との仮説
    florentine
    florentine 2022/09/28
    “「これまで自己免疫疾患の治療に使われてきた薬剤はアルツハイマー病には効かないかもしれないが、脳内の他の免疫調整の経路を標的とすることで、アルツハイマー病の新たな治療法につながるのではないか”
  • 貧困について書くと悪辣なDMが大量に届く この日本社会で

    ヒオカ/1995年生まれ。地方の貧困家庭で育つ。noteで公開した自身の体験「私が“普通"と違った50のこと――貧困とは、選択肢が持てないということ」が話題を呼び、ライターの道へ。“無いものにされる痛みに想像力を"をモットーに、弱者の声を可視化する取材・執筆活動を行い、若手論客として、新聞、テレビ、ラジオにも出演 <なぜそんなことを言ってくるのか。貧困家庭の子は「生まれてきてはいけなかった」存在で、進学やあらゆる人生の選択肢をあきらめなくてはならないのか。貧困家庭出身の女性ライターが「可視化したい」ものとは> 貧困をテーマにした記事が公開されると、多くの人から理解を得られる一方で、目も当てられないようなコメントがたくさん付く。しかし、無理解の根源は、悪意よりも、単にごく身近に困窮している人がいないことからくる無知にあるのかもしれない。 地方の貧困家庭に生まれ育ち、現在はライターとして活躍す

    貧困について書くと悪辣なDMが大量に届く この日本社会で
    florentine
    florentine 2022/09/04
    “学歴がないと就活で不利になるが、進学するお金がない。 体が弱いが、病院に行くお金がない。 虐待やDVから逃れたいが、一人暮らしするお金がない。 住所がないから、いろいろな手続きに支障が出る。”
  • 高度成長期を支えたマンモス団地「松原団地」60年の歩み 建て替え進み多世代共生の新しい街へ

    1960年代に埼玉県草加市に造成された大規模団地「草加松原団地」。今年で入居開始から60年。その間に大きく姿を変えた(筆者撮影) 埼玉県南東部にある草加市。いまから60年前の1962年に、大規模団地「草加松原団地」(以下、文では基的には「松原団地」と略す)の入居がはじまった。1年半かけて5926戸が入居したこの団地は、完成した当初は「東洋一のマンモス団地」とも呼ばれた。 総敷地面積約60ヘクタールの団地は敷地内に道路、住棟、商店街、学校を計画的に配置。住棟は当時最新のコンクリート造りで、まさに「憧れの住まい」であった。 入居開始から今年で60年。「マンモス団地」は時代にあわせてどのように変化していったのだろうか。 建設当初は田んぼに囲まれていた松原団地 松原団地は、草加市の北部に造成された。現在の最寄り駅は東武スカイツリーラインの獨協大学前<草加松原>駅だ。停車するのは普通列車のみだが

    高度成長期を支えたマンモス団地「松原団地」60年の歩み 建て替え進み多世代共生の新しい街へ
  • 給料据え置きの「週4日勤務」で、生産性と労働意欲を高める会社の挑戦

    <コロナ禍による在宅ワークの広がりで「開眼」。短い労働時間でパフォーマンスを上げることはできるはず> コロナ禍の18カ月間、「台風の目」のど真ん中にいたわが社は、考えることが山ほどあった。誰もがパンデミックで家に籠もっていた期間中でも、医療・社会福祉専門家を派遣する業務を行うわが社は大忙しだったのだ。 異常な状況下でも「通常」営業していた私たちは、ある意味で幸運だった。そんな中多くの企業が在宅ワークに柔軟になるにつれて、私も北欧式の働き方について考え、調べ始めるようになった。 ここイギリスでは、「最初に出社して最後に帰る」人が英雄視されるようだが、スウェーデンのような国では、遅くまで職場にいるのは仕事の要領が悪いからだと見なされる。その考えに私は共感した。 私たちの会社「フェアウェイ・ホームケア」は、医療・福祉関係のスタッフとクライアントに気を配るあまり、時には自社の社員のことを忘れがちだ

    給料据え置きの「週4日勤務」で、生産性と労働意欲を高める会社の挑戦
  • 日本で「食えている画家」は30~50人だけ 完売画家が考える芸術界の問題点

    <15年以上のキャリアの中で描いた約700枚の絵を完売させ、その作風は唯一無二と評される洋画家の中島健太氏。「『絵描きはえない』を変えたい」という彼はこのたび、『完売画家』(CCCメディアハウス)を上梓した。日の芸術界の現状、業界で生きるために必要なこと、これからの芸術とビジネスの在り方について、赤裸々に綴った書から「はじめに」を抜粋する> ■はじめに 「絵描きはえない」を変えたい――700以上のご縁 書は現役プロ画家の僕が、「日の芸術界(以下、業界)の現状」「業界で生きるために必要なこと」「これからの芸術とビジネスの在り方」についてまとめたものです。 新型コロナウイルス感染症が流行する前、僕は街にキャンバスを持ち出して、外で絵を描くライブペインティングを行っていました。 「プロ画家が絵を描く姿」を一般の人に見てもらい、芸術の敷居を下げるためです。画家のリアルを見せることで、一

    日本で「食えている画家」は30~50人だけ 完売画家が考える芸術界の問題点
    florentine
    florentine 2021/09/04
    ところで、画廊にいると絵を飾る場所がないって言われることあるのですが「トイレ」けっこうおすすめです。換気されてて日光が凄くあたることもそんななくて、あんまりごちゃごちゃしてないし壁がちゃんとある。
  • インフルエンザワクチン接種者は新型コロナの陽性になりにくかった...... 米研究

    インフルエンザワクチン接種者が新型コロナで陽性となる確率は、非接種者に比べ24%減少していた...... scyther5-iStock <ミシガン大学医学大学院の研究チームが、インフルエンザワクチンの接種と新型コロナウイルス感染症との関連を調べた...... > 2019/2020年シーズンのインフルエンザワクチン接種者は、非接種者に比べて、新型コロナウイルス感染症の検査で陽性になりにくく、重症化しづらかったことがわかった。 米ミシガン保健福祉省(MDHHS)では、2020年3月10日から7月15日までに2万7201名が新型コロナウイルス感染症の検査を受け、4.5%に相当する1218名が陽性と診断された。陽性者のうち41.5%の505名が入院し、7.4%にあたる90名が死亡している。 入院が必要となる確率が低く、入院期間も短かった ミシガン大学医学大学院の研究チームは、これらの陽性者を対

    インフルエンザワクチン接種者は新型コロナの陽性になりにくかった...... 米研究
  • 大村博士発見のイベルメクチンは新型コロナの「奇跡の治療薬」? 海外で評価割れる

    <抗寄生虫薬からコロナ治療への転用が期待されるイベルメクチン。感染拡大地域では「奇跡の薬」として品薄が起きる一方、欧米では以前効果が吹聴されたマラリア薬の二の轍を踏むことになるのではないかという慎重姿勢も目立つ> 新たなコロナ治療薬として、既存の抗寄生虫薬「イベルメクチン」が期待されている。国内では製薬大手の興和が7月1日、新型コロナ感染者を対象とした治験を開始すると発表した。興和は軽症者1000人程度までの規模の治験を年内にも完了し、厚生労働省に承認を求めたいとしている。 イベルメクチンはこれまで南アフリカおよびラテンアメリカの一部の国々において、コロナ治療目的で使用されてきた。しかし、コロナへの効果を測定する大規模な治験はいずれの国でも行われておらず、効果の有無が議論の的となっている。 医薬または市販薬として世界各国で容易に入手することができることから、海外では一部医療関係者が「奇跡の

    大村博士発見のイベルメクチンは新型コロナの「奇跡の治療薬」? 海外で評価割れる
  • インド、新たな変異株「デルタプラス」確認 感染力さらに強く

    インドで全土での1日の新型コロナウイルスワクチン接種が830万回と過去最多になった。写真は、予防接種のため西ベンガル州バトラ島へ渡る医療関係者(2021年 ロイター/Rupak De Chowdhuri) インドは22日、新型コロナウイルスの新たな変異株「デルタプラス」を「懸念される変異株」に指定した。 保健当局は、マハーラーシュトラ州でデルタプラスが16例確認されたした上で、デルタプラスは感染力がさらに強いと警告。各州に検査強化を指示した。 インドでは21日、全土での1日の新型コロナウイルスワクチン接種が860万回と過去最多になった。連邦政府は接種計画の混乱が感染流行の第2波を悪化させたとの批判が続いたことで、全成人に無料接種する計画に取り掛かっている。 モディ首相は今月、国内メーカーの全ワクチンの75%を連邦政府が買い上げ、無料で州政府に配布すると発表した。 1日での接種がこれまで最も

    インド、新たな変異株「デルタプラス」確認 感染力さらに強く
    florentine
    florentine 2021/06/23
    “12月までに成人9億5000万人に接種する目標を達成するには、1日1000万回の接種が必要と指摘している。現状で2回目の接種も済ませた人はインドでは5%に満たない。”
  • すれ違っただけで感染!? デルタ株、驚愕の感染力が詳細分析で明らかに...?

    いつになったら収まるのか・・・まったく先が見えない新型コロナウイルスの世界的パンデミック…(Credit:JONGHO SHIN-iStock) シドニー東部地区で、43日間ぶりに新規市中感染ケースが確認され、6月19日時点で6人に増加。クラスターとなり、しばしコロナ・フリーを謳歌していたシドニーも、にわかに騒がしくなってきた。 なぜならば、このクラスターの最初の感染者が、今、「従来型よりも感染力が高い」と言われている『デルタ株』であることが、ゲノム解析で判明したためだ。 デルタ株は、インドで爆発的に感染拡大し、同国を地獄絵図に変えたとも言われる感染力の高い変異株。拡散が速く、これまで感染力が高いと懸念されてきた英国由来の「アルファ株」より、2倍程度の感染力とも言われ、アルファ株と比較して入院リスクが高まることも指摘されている。(参照) さらに、このシドニーのデルタ株感染ケースを詳細に分析

    すれ違っただけで感染!? デルタ株、驚愕の感染力が詳細分析で明らかに...?
    florentine
    florentine 2021/06/20
    “特定の店で感染者と遭遇したわけではなく、大きなショッピング・センターの建物内を歩いて通過(通り抜け?)しただけで感染した可能性が高いという
  • 飛行機内・ホテル廊下で感染連鎖、わずか85分の国内線でも:NZ調査

    <昨年9月にニュージーランドで起きたアウトブレイク(集団感染)は、飛行機の機内とホテル廊下などで拡がったものと判明した> 周知のとおりコロナウイルスは、大人数が密集する空間で感染の危険性が高まる。飛行機もこのような状況を生みやすいが、航空各社は安全性をアピールしてきた。 その裏付けとなるしくみは次のようなものだ。ジェット旅客機は外気を取り込み、新鮮な空気をキャビンに供給している。空気は天井付近から供給され床面近くから排出されるため、他の人々がいる水平方向には比較的拡散しにくい。また、機内全体の空気は2〜3分で入れ替わるとされている。 理論上は常に清浄に保たれるはずのキャビンだが、機上でのコロナ感染は散発的に発生している。このたびニュージーランドで調査が完了した昨年9月のアウトブレイクも、機内感染が引き金になっていたことが判明した。 ことの発端は昨年8月27日、インドからニュージーランドへ飛

    飛行機内・ホテル廊下で感染連鎖、わずか85分の国内線でも:NZ調査
  • 国際宇宙ステーションで新種の微生物が発見される

    国際宇宙ステーションで採取されたサンプルから4種の菌株を分離し、3種はメチロバクテリウム属する新種だった...... wikimedia <国際宇宙ステーション(ISS)で採取されたサンプルから、4種の菌株を分離し、そのうち3種は新種だった......> アメリカ航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所(JPL)、南カリフォルニア大学(USC)、印ハイデラバード大学らの共同研究チームは、国際宇宙ステーション(ISS)で採取されたサンプルから、4種の菌株を分離した。 いずれも地球の土壌、淡水などに広く生息するメチロバクテリウム属に属し、そのうち3種は新種であった。一連の研究成果は、2021年3月15日、学術雑誌「フロンティアーズ・イン・マイクロバイオロジー」で発表されている。 「宇宙で植物を栽培するために有用な遺伝的決定基を持っている」 ISSでは、乗員のテリー・バーツ飛行士が2015年に施

    国際宇宙ステーションで新種の微生物が発見される
  • 新型コロナ、物の表面を触って感染のリスクは低いことが明らかに 米調査

    <米タフツ大学の研究によると、公共の場にある物の表面を触れることから新型コロナに感染するリスクは、0.05%以下で、飛沫やエアロゾルを吸い込むことによる感染と比べて低いことが明らかになった......> 物の表面を介した感染リスクは0.05% 新型コロナウイルス感染症の流行により、マスク着用、対人距離の確保など、「新しい生活様式」を私たちが取り入れるようになってまもなく1年になる。中でも、頻繁な手指消毒や、ドアノブなど人がよく触れる場所の消毒などに時間を費やしている人も少なくないだろう。 しかし米タフツ大学の研究チームが米国のマサチューセッツで行った調査によると、公共の場にある物の表面を触れることから新型コロナに感染するリスクは、「1万分の5以下」(0.05%以下)であり、飛沫やエアロゾルを吸い込むことによる感染と比べて低いことが明らかになった。 英デイリーメールなどが伝えた。研究結果は、

    新型コロナ、物の表面を触って感染のリスクは低いことが明らかに 米調査
    florentine
    florentine 2021/02/10
    “公共の場にある物の表面を触れることから新型コロナに感染するリスクは、「1万分の5以下」(0.05%以下)であり、飛沫やエアロゾルを吸い込むことによる感染と比べて低い”