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ブックマーク / www.shinchosha.co.jp (27)

  • おつむの良い子は長居しない 第12回/高嶋政伸 波:2024年4月号 | 新潮社

    ※このエッセイには性暴力場面の撮影に関する記述があります 12 インティマシーコーディネーター 昨年はハードな役が続きました。何人もの愛人を囲い、人を殺めることもためらわない詐欺師。歯向かう者は消し、臓器ブローカーに死体を売り払う男。ショットガンで人を撃ち、手をナタで切り落とすサイコパスの連続殺人鬼。 中でも一番ハードだったのは、自分の娘に幼い頃から性的暴行を加え続けている父親の役。そう、NHKドラマ「大奥」で演じた徳川家慶です。放送後、大きな反響をいただきました。 この作品は、まず台を読んだ段階でストーリーがとても独創的なのが気に入りました。が、僕にとっても娘役の俳優さんにとっても心身ともにハードな現場になるのは明らかでしたので、お受けするにあたって僕は必ず「インティマシーコーディネーター」さんを付けてください、とお願いしました。制作サイドも最初からそのつもりでいらしたというので、それ

    おつむの良い子は長居しない 第12回/高嶋政伸 波:2024年4月号 | 新潮社
  • 本作りの基礎知識 | 新潮社の自費出版 | 新潮社

    素晴らしい読書体験の裏には、古今東西の先人達が 受け継ぎ、磨き上げた作りの知恵がたくさん詰まっています。 を便利に読みやすくするための工夫、 美しさのための工夫、長持ちさせるための工夫。 身近な「」について、あらためて学んでみましょう。 の各部の名称 ※上図の各名称をクリックすると解説にジャンプします 1.天(てん) の上の部分です。 2.地(ち) の下の部分です。 3.小口(こぐち) を開く側です。広い意味では天と地も含まれますが、背の反対側のみを指して使われることが一般的です。 4.のど を綴じている側、「小口」から見て一番奥の部分です。 5.表紙(ひょうし) 書籍体の一番外側の部分です。 6.カバー 表紙の上にかけられている紙。来の目的は表紙の傷みや汚れの防止ですが、の「顔」としての役割も大きく、様々なデザインや素材が用いられます。「ジャケット」とも言います。

    本作りの基礎知識 | 新潮社の自費出版 | 新潮社
  • 本作りの基礎知識 | 新潮社の自費出版 | 新潮社

    素晴らしい読書体験の裏には、古今東西の先人達が 受け継ぎ、磨き上げた作りの知恵がたくさん詰まっています。 を便利に読みやすくするための工夫、 美しさのための工夫、長持ちさせるための工夫。 身近な「」について、あらためて学んでみましょう。 の各部の名称 ※上図の各名称をクリックすると解説にジャンプします 1.天(てん) の上の部分です。 2.地(ち) の下の部分です。 3.小口(こぐち) を開く側です。広い意味では天と地も含まれますが、背の反対側のみを指して使われることが一般的です。 4.のど を綴じている側、「小口」から見て一番奥の部分です。 5.表紙(ひょうし) 書籍体の一番外側の部分です。 6.カバー 表紙の上にかけられている紙。来の目的は表紙の傷みや汚れの防止ですが、の「顔」としての役割も大きく、様々なデザインや素材が用いられます。「ジャケット」とも言います。

    本作りの基礎知識 | 新潮社の自費出版 | 新潮社
  • 『きもの』 幸田文 | 新潮社

    明治時代の終りに東京の下町に生れたるつ子は、あくまできものの着心地にこだわる利かん気の少女。よき相談役の祖母に助けられ、たしなみや人付き合いの心得といった暮らしの中のきまりを、“着る”ということから学んでゆく。現実的で生活に即した祖母の知恵は、関東大震災に遭っていよいよ重みを増す。大正期の女の半生をきものに寄せて描いた自伝的作品。著者最後の長編小説

    『きもの』 幸田文 | 新潮社
  • 『辻邦生全集 12 フーシェ革命暦 II・III』 辻邦生 | 新潮社

    齢六十を超えたひとりの男が、燭台の火だけを頼りに手記を綴っている。夜明けの気配を感じてしばし手を休め、白い紙から頭をあげて窓の向こうに目をやれば、冬のアドリア海が拡がっている。一八二○年、流謫の地トリエステ。フランス革命の裏面をしたたかに生き抜いた政治家ジョゼフ・フーシェの長大な回想録が、こうして幕を開ける。 一七五九年、ナントの富裕な船主の家に生まれたフーシェは、オラトリオ派修道院付属学校に学んで教職を得るのだが、大革命の激動と足並みをあわせるように頭角をあらわし、一七九二年、国民公会の議員として選出されたのち、恐怖政治の推進者となった。やがて盟友ロベスピエールと対立、この過激な清廉の士による糾弾をすんでのところでかわし、逆に相手を断頭台に送り込んだかと思うと、今度は王党派に身を寄せながらルイ十六世の処刑に票を投じ、ナポレオンが総統となるやその下で警視総監となってフランス全土に密偵を送り

    『辻邦生全集 12 フーシェ革命暦 II・III』 辻邦生 | 新潮社
    florentine
    florentine 2017/07/02
    「だから、「フーシェ革命暦」を安易に「未完」とするわけにはいかないのだ。もとより辻邦生は、創造の世界に没入する前段階で、物語の見取り図と創作ノートをきちんと用意しておくタイプの書き手だった」
  • 書評|小澤征爾×村上春樹『小澤征爾さんと、音楽について話をする』|新潮社

    別のの話からはじめる。オンダーチェはスリランカ生れのカナダの作家。その『イギリス人の患者』(土屋政雄訳、新潮社)はいま一息で傑作といふことになりかねない長篇小説だつた。書評で褒めちぎつた記憶がある。映画化もされたが、見てゐない。今年、彼が映画編集の名手マーチ(『イギリス人の患者』が映画化された際の編集もマーチ)と語り合つて出来た『映画もまた編集である』(吉田俊太郎訳、みすず書房)が刊行された。これがじつにいいで、映画を見のがしたことを悔んだ。 マーチの編集といふのは画面だけではなく音響を含む。そしてわたしがこので一番感銘を受けたのは、彼が、現在の映画の父として三人の名をあげるくだりだつた。エジソン、フローベール、ベートーヴェン。 初期映画技術的側面、つまり機械や化学物質といつた面を発明した人々の代表がエジソン。これは当り前だが、たとへばがらんとした部屋の家具や埃など、平凡きはまるも

    florentine
    florentine 2017/01/02
    落ちがブルクハルトだった!
  • 日本ファンタジーノベル大賞 | 新潮社

    2017年に前身の日ファンタジーノベル大賞の衣鉢を継ぐ形で復活して以来、応募作には深い懐を用意しながらも、最終候補作のレベルの高さに各選考委員を唸らせ、気鋭の受賞者を世に送り出している賞。「既存の文学新人賞では、自分の作品は評価されないだろう」と諦めかけている、志ある書き手の皆さん。次はあなたの番です。

    日本ファンタジーノベル大賞 | 新潮社
    florentine
    florentine 2016/06/21
    再スタート!
  • 新潮社創業120年記念写真展「新潮社写真部のネガ庫から」

    2017.6.19 秋田県仙北市で「新潮社写真部のネガ庫から カメラがみた作家の素顔」開催中 2017.6.19 会期終了のお知らせ 2016.8.01 会期終了のお知らせ 2016.7.27 写真展記事掲載一覧 2016.6.28 写真展をご覧いただけない時間帯のご案内(7月) 2016.6.14 写真展をご覧いただけない時間帯のご案内(6月) 2016.6.14 写真展スタート 2016.6.13 作家の肉声を聞く 一覧 公開 2016.6.3 特設サイトオープン 写真展概要 会場:la kagū 2F sōko 会期:2016年6月14日(火)から7月31日(日) 入場料:無料 開館時間:11:00~20:00(会期中無休) (イベント開催時等、一部、ご観覧いただけない時間帯がございます。詳細は新着情報でお知らせします) 主催:新潮社 協力:la kagū 展示内容 新潮社は今年、創

    新潮社創業120年記念写真展「新潮社写真部のネガ庫から」
  • 新訳・復刊セレクション「村上柴田翻訳堂」|新潮社

    世の中には実にたくさんの文庫が溢れておりますが、それでも書店の棚のスペースには限りがあり、毎月押し寄せる新刊に追われるようにして、古い文庫が静かにひっそりと退場していきます。そのように姿を消していった作品の中には、「この名作が手に入らないというのは間違っているぞ」と苦情を呈したくなるものもあれば、「個人的にはけっこう好きだったんだけど、やはり生き残れなかったか」と淋しく感じてしまうものもあります。そういういくつかの作品を拾い上げ、もう一度何らかのかたちで新刊として復活させることはできないものかと、常々考えていたのですが、同じような思いを抱いていた柴田元幸さんと組んで、今回このようなシリーズを立ち上げることができました。あくまでささやかな企画ではありますが、ぼくら二人が面白く読んだを選びました。楽しんでいただければと思います。 村上春樹 これまで二十七年くらい、主として現代アメリカ小説

    新訳・復刊セレクション「村上柴田翻訳堂」|新潮社
  • 『ドバラダ門』 山下洋輔 | 新潮社

    門を作った張人、その名は山下啓次郎。おーまいごっど、オレのじいさんが建築家だと。ルーツ探しに旅行けば、出るぞ鹿児島、やっぱり西郷。山下清も乱入し、時空を越えた大騒ぎ。官軍、逆賊を叩っ斬れば、洋輔、ピアノを叩っ弾く。門を壊しちゃならねえと、反対門前コンサート。住民一気に盛り上がり、かつぎ出されたピアニスト――日文壇をしゃばどびと震撼させた奇著を読め。

    『ドバラダ門』 山下洋輔 | 新潮社
    florentine
    florentine 2015/08/15
    再読したい。これすごかった。大きな歴史叙述と一族のそれと。
  • 『安土往還記』 辻邦生 | 新潮社

    争乱渦巻く戦国時代、宣教師を送りとどけるために渡来した外国の船員を語り手とし、争乱のさ中にあって、純粋にこの世の道理を求め、自己に課した掟に一貫して忠実であろうとする“尾張の大殿(シニョーレ)”織田信長の心と行動を描く。ゆたかな想像力と抑制のきいたストイックな文体で信長一代の栄華を鮮やかに定着させ、生の高貴さを追究した長編。文部省芸術選奨新人賞を受けた力作である。 受賞

    『安土往還記』 辻邦生 | 新潮社
  • 立ち読み|波|新潮社

    重力の虹(上) トマス・ピンチョン、佐藤良明/訳 耳をつんざく叫びとともに、V2ロケット爆弾が空を切り裂き飛んでくる。ロンドン、1944年。情報局から調査の命を受けたスロースロップ中尉は――。ピューリッツァー賞が「卑猥」「通読不能」と審査を拒否した超危険作にして、今なお現代文学の最先端に屹立する金字塔がついに新訳。詳細な註と膝を打つ解説、索引を付す。 ISBN:978-4-10-537212-5 発売日:2014/09/30 重力の虹(下) トマス・ピンチョン、佐藤良明/訳 耳をつんざく叫びとともに、V2ロケット爆弾が空を切り裂き飛んでくる。ロンドン、1944年。情報局から調査の命を受けたスロースロップ中尉は――。ピューリッツァー賞が「卑猥」「通読不能」と審査を拒否した超危険作にして、今なお現代文学の最先端に屹立する金字塔がついに新訳。詳細な註と膝を打つ解説、索引を付す。 I

    立ち読み|波|新潮社
  • 立ち読み|新潮|新潮社

    「ぼくはそのころ旧制高校の生徒で、東京の近郊にあったその学校に登校の途中のことだった」と書き始められた一篇の回想記風の文章が、その「登校の途中」に起こったことがらをこう語りついでいる。 電車の席に腰かけてぼくははじめて『ボヴァリー夫人』を翻訳で読んでいた。ガチャリと佩剣(はいけん)の音がして顔を上げると、目の前にぼくたちの教練の教官のu大佐が立っている。お辞儀をして席を譲ろうとすると、大佐はそれを制して、その代わりぼくの手からを取り上げ、表紙を一瞥(べつ)すると、「ふん」といって返してくれた。ぼくはかねがね睨(にら)まれているらしい大佐の前で、固くなって『ボヴァリー夫人』を読みつづけた。その日の教練の時間に大佐は開口一番、「この組のある生徒は今朝電車の中で、さわやかな秋晴れの朝だというのに『ボヴァリー夫人』のような淫らなを読んでおった」といって、これを枕に一場の訓戒を垂れた。こうした

  • アリステア・マクラウド | 著者プロフィール | 新潮社

    1936年、カナダ・サスカチェアン州生まれ。作品の主舞台であるノヴァ・スコシア州ケープ・ブレトン島で育つ。きこり、坑夫、漁師などをして学資を稼ぎ、博士号を取得。2000年春まで、オンタリオ州ウインザー大学で英文学の教壇に立つ。傍らこつこつと短編小説を発表。1999年刊行の唯一の長編である『No Great Mischief』がカナダで大ベストセラーになったため、翌年1月、1976年と1986年に刊行された短編集2冊の計14篇にその後書かれた2篇を加え、全短編集『Island』が編まれた。31年間にわずか16篇という寡作であるが、短編の名手として知られる。*『Island』は、クレスト・ブックスより『灰色の輝ける贈り物』『冬の犬』の2冊に分けて刊行しました。

    アリステア・マクラウド | 著者プロフィール | 新潮社
  • 『核時代の想像力』 大江健三郎 | 新潮社

    大江健三郎はいつも熱い。若い。そしてまっすぐだ。シラケたり、斜に構えたり、すごんだりしない。子供のように懸命に時代状況に真正面から向き合う。 書は一九六八年の一年間、ほぼ毎月一回、新宿の紀伊國屋ホールで行なわれた連続講演をまとめたもの。 紀伊國屋書店は東京オリンピックのあった一九六四年に現在のビルを新築し、通りからそのまま建物のなかへ入れるという斬新な構造(設計・前川國男)で若い世代に人気を呼んだ。ホールも新鮮で、演劇、映画の他に講演会もよく開かれた。私は六八年当時、大学生(留年中)だったので、このホールでの吉隆明や大江健三郎の講演を聞きに行った。どちらも若者たちに凄い人気で場内は人があふれかえっていた。新宿が若者の町になっていた時代である。 一九六八年は世界的にも物情騒然たる時代だった。ベトナム戦争が激化し、アメリカだけではなく先進国では若者を中心に反戦デモが拡大した。パリでは五月革

    『核時代の想像力』 大江健三郎 | 新潮社
  • 『夏の水の半魚人』 前田司郎 | 新潮社

    「僕は、この男と一緒に何かを残していきたい。」――俳優・井浦新。天才・前田司郎の傑作小説! 少年と少女の夏の神話。三島由紀夫賞受賞作。 魚彦。僕の変な名前は、お母さんの初恋にちなんでつけられた。写生大会で行った臨死の森で、転校生・海子の秘密を見てしまう。二人だけの秘密。夏の海の水の音。色ガラスの破片。車椅子の今田は魔法使いに会ったという。そんなの嘘だ、嘘であって欲しいと思う。出処の知れない怒り、苛立ち、素晴らしい遊び、僕はこの楽園を飛び出したいのかもわからない。あの神話のような時代を。

    『夏の水の半魚人』 前田司郎 | 新潮社
    florentine
    florentine 2013/10/15
    池 田 実 穂 展 ーことばのないうたー [SpaceA] 2013年10月14日(月)~10月19日(土) (11:00~19:00) (土曜日は16:00まで) / “T-BOX 2013/10/14 A” http://htn.to/ur29zG
  • 立ち読み|波|新潮社

    聖痕 筒井康隆 1973年、5歳の葉月貴夫は性器を切り取られた。しかし尚も美しく健やかに成長した彼は、周囲の人びとのさまざまな欲望を惹き起こしていく――。古今の日語の贅を縦横に駆使し、小説言語の枠を大幅に広げながら、文学史上最も美しい主人公の数奇な人生を追う。朝日新聞連載中から騒然たる話題を振りまいた問題作刊行。 ISBN:978-4-10-314530-1 発売日:2013/05/31 [筒井康隆『聖痕』刊行記念特集] 【インタビュー】筒井康隆(インタビュアー・大森 望)/文学史上最も美しい主人公の運命 筒井 わざわざ神戸までようこそお出で下さいました。 大森 いえいえ、多くの筒井ファンが巡礼のように訪れた〈聖地〉である神戸のご自宅に伺えてたいへん光栄です。さて、朝日新聞連載中から、一体この先どうなるのかと毎日固唾を呑んで行方を見守ってきた『聖痕』がいよいよ単行化されます

  • 『LAヴァイス』 トマス・ピンチョン、栩木玲子/訳、佐藤良明/訳 | 新潮社

    ザ・モンキーズ、インベーダー、ハワイ5-O、ディーン・マーティンなど、懐かしいテレビドラマや歌手の名前が次々に出てくるのでわくわくしてしまった。忘れていた一九六〇年代の雰囲気が甦ってくるからだ。ただひとつだけわからないのは、主人公の私立探偵ドックが耽るマリワナ。“おまえいつになったら、その大麻頭のパラノイアから正気の世界に戻るんだ”と天敵の刑事にいわれる始末。でも『V.』『競売ナンバー49の叫び』『重力の虹』のピンチョンの主人公だもの、パラノイアは大歓迎、性と麻薬にみちたヒッピー運動盛んな騒然たる時代を背景にしているならなおさらだ。 私立探偵ドックの自宅に元恋人シャスタが訪ねてくる。不動産王のミッキー・ウルフマンと不倫関係にあるが、ウルフマンのからウルフマンを精神病院にいれる悪だくみをもちかけられ、どうすれば苦境を逃れられるかの相談だった。 翌日、ドックが自分の事務所にいくと黒人の依頼人

    『LAヴァイス』 トマス・ピンチョン、栩木玲子/訳、佐藤良明/訳 | 新潮社
  • 安部公房全集(全30巻)| 全集・著作集 | 新潮社

    安部公房アベ・コウボウ (1924-1993)東京生れ。東京大学医学部卒。1951(昭和26)年「壁」で芥川賞を受賞。1962年に発表した『砂の女』は読売文学賞を受賞したほか、フランスでは最優秀外国文学賞を受賞。その他、戯曲「友達」で谷崎潤一郎賞、『緑色のストッキング』で読売文学賞を受賞するなど、受賞多数。1973年より演劇集団「安部公房スタジオ」を結成、独自の演劇活動でも知られる。海外での評価も極めて高く、1992(平成4)年にはアメリカ芸術科学アカデミー名誉会員に。1993年急性心不全で急逝。2012年、読売新聞の取材により、ノーベル文学賞受賞寸前だったことが明らかにされた。

    安部公房全集(全30巻)| 全集・著作集 | 新潮社
  • 西崎憲『蕃東国年代記』|書評/対談|新潮社

    蕃東国年代記 西崎憲 日によく似た文化を持つと言われる国〈蕃東〉の美しい都景京で、永遠を秘めた日々を過ごす、貴族宇内と少年藍佐。三尾の竜、絶世の美を誇る中将、海の都の怪しい料理屋、不可思議な霊験のある宝玉を捜す男、草や鳥を涙させる少女。古今東西の物語に通じた作者が虚空から取り出した、麗らかで懐かしく、普遍にして新しい物語。 ISBN:978-4-10-457202-1 発売日:2010/12/22 蕃東国とは、日海に位置する国家。州・海州・西州の三つの島からなり、現在の人口は六千万。日からの渡来民の子孫が人口の大半を占めるため、言語は日語にかなり近く、政治文化・宗教には日中国の影響が非常に強い。 西崎憲『蕃東国年代記』は、この架空の国を舞台にした五話からなる長編小説。西崎憲と言えば、カーシュやチェスタトンの翻訳者として、また『英国短篇小説の愉しみ』などのアンソロジ

    florentine
    florentine 2011/01/18
    「いつまでもこの世界に浸っていたい気分になる。ぜひとも早くこの続きを」続きを!!(と、わたしもめいっぱい叫んじゃいます☆)