事業仕分けが民主党政治家の政治ショーであることは、もうみんなに知られてしまった。 例えば、昨2009年の事業仕分けで、当時一参議院議員にすぎなかった蓮舫氏に対して、 「私の話も聞いてください。一方的にただ質問に答えろというのは心外だ」 とのテレビシーンがあったことを覚えているだろうか。国立女性教育会館の神田道子理事長である。これは、事業仕分けの演出としては失敗だろう。彼女が天下り官僚であれば、それこそ絵になったであろうが、そうではなかったのだ。 「法律に基づかない」弱さ露呈 昨年の仕分け会場が、国立印刷局の体育館であったことをひやかして、官僚の間で「昔はボコボコにされるときに体育館の裏にこいというのがあったが、今では体育館の中にこいという」との冗談がでていた。叩き役は政治家で、叩かれ役は官僚という図式が出来ていたからだ。 その仕分けで国立女性教育会館については「大幅に予算を削減する」との判
![高橋洋一の民主党ウォッチ 事業仕分けは単なる参考意見 官僚の高笑い聞こえてくる](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f15540731750b6dd6c99f222bda7754386dc4b2a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.j-cast.com%2Fassets%2Fimg%2Ffb-og-img-news-160926.png)