仕事で大阪から名古屋にやってきて、明日は、名古屋工業大学で行われる情報処理技術遺産認定式を見せてもらって帰る予定。友人が薦めてくれた新甫といううなぎ屋で「まぶし丼」を食べて、ホテルに行こうかと思ったら「千種区」という地名にひっかかった。そこで、「そうだ、ちくさ正文館に行こう!」と思って地図をさがすとやはりあった。名古屋の書店ちくさ正文館書店である。 ※闇の中に浮かび上がるちくさ正文館書店の建物 プロフィールでも書いたりすることがあるんだけど、私は、1980年代の中頃『東京おとなクラブ』という同人誌のようなものを四畳半のアパートの一室で夜中にひっそりと創刊した。当時は、コミケ代表の米沢嘉博さんやその周辺とつるんでいたから、同人誌の世界のメカニズムは知っていたが出版のしくみなんかまるで知らない。 そこで、地方小出版流通センターというところが日本中の書店へ本を届けてくれるらしいというので出