民間企業に委託し4月に新装オープンした武雄市図書館が従来の図書館のイメージを変えて注目を浴び、全国から行政・図書館関係者の視察が相次いでいる。その余波は、市民主導の図書館として全国的知名度を誇る、お隣の伊万里市民図書館に及び、「先進事例」として性格の異なる両館をセットで巡る視察も急増している。 武雄市図書館はレンタル大手TUTAYA(ツタヤ)を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)に運営を委託、館内に書店とカフェを併設している。視察は9月末までの半年間で、前年同期比11倍の219件に上り、その後も後を絶たない。 「平日なのに予想以上に客がいて驚いた。若い女性が多く、田舎では考えられない」。11月初旬、武雄市図書館を視察した山形県米沢市教委の担当者は驚いた。2015年に市立図書館を移転新築する予定で、図書館を、空洞化した商店街を活性化する施設にしたいという狙いもあって、集客効果
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