イスラエル軍とイスラム組織ハマスの軍事衝突をめぐり、国連総会の緊急特別会合で、人道目的での休戦などを求める決議が121か国の賛成で採択されました。一方で、決議にはハマスによる攻撃を非難する内容が含まれていなかったことから、アメリカやイスラエルは反対、日本やイギリスなどは棄権し、国際社会の分断も浮き彫りになりました。 国連総会では27日、日本時間の28日朝、イスラエル軍とハマスの軍事衝突をめぐる緊急特別会合が開かれ、ヨルダンがとりまとめた決議案の採決が行われました。 決議案は人道目的の休戦や人道支援物資のガザ地区への搬入などを求める一方、ハマスによる攻撃を非難する内容は含まれてませんでした。 これについてカナダがハマスの攻撃や人質の拘束を非難する文言を加えるよう修正を求めましたが、必要な賛成が得られず、修正は認められませんでした。 そして、決議案の採決の結果、アラブ諸国やロシア、中国、フラン
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