書評やテレビで話題沸騰の新刊本。いくつも書店を探したけれど見あたらず、注文してもいつ届くか分からないとの答え……こんな経験に面食らった人も多いのではないだろうか。 欲しい本が手に入らない理由について、出版社と書店を結ぶ本の問屋、取次の幹部に話を聞く機会があった。例えば、初版8000部の感涙小説『本よみうり堂の冒険』が評判になったとしよう。 しかし書店から注文が相次いでも、正確にどれだけ売れたか把握できない出版社は返品を恐れ、大部数の増刷には慎重になりがち。また、書店で売れ残り出版社に戻った本が傷んだカバーなどを掛けかえ、取次を通じて再び別の書店に出るまで20日ほどかかる。かくして、発売1月ほどの売れ筋の本が、書店から消える現象が生じるのだという。 書店や出版社にとってもせっかくの売れる機会をのがすことになるタイムラグの根本的な原因は、コンビニなど他の業界では当たり前のITを使った在庫管理が
不二家は報道被害で会社をつぶされた。 不二家に問題がなかったわけではないが、テレビでの集中的な不二家バッシングにおける報道内容はほとんど事実無根で、少なくとも実際にあった問題とは質的に違う問題として取りあげられている。 TBSの捏造報道として問題になっている「賞味期限切れのチョコレート再利用」の件だけでなく、他局の報道に出てきた以下の問題は事実無根である。 3秒ルール カビの生えたケーキや床に落ちたケーキを販売 虫混入とか金属片混入とか 以下の問題は、問題の内容が大幅に変質している。 消費期限切れ牛乳の使用→(プロセスに不備があり記録から期限内の使用を立証できない) プリンの消費期限延長→(出荷前に最終検査があることを前提に厳しすぎた社内規定を緩めた) 大腸菌の検出された食品を出荷した→(大腸菌群と大腸菌という専門用語の誤解で問題はない) 日々のオペレーションで全く問題の無い企業は存在しな
私の場合、九時間以上の国際線フライトに年に二十回くらい乗る。その機内での時間の使い方に、最近、私なりの小さなブレークスルーが生まれた。ふとしたことがきっかけで発見したのだが、機内は、講演を聞くのにじつに適した場所なのである。座席はあたかも講演会場のように窮屈だし、適度に暗い。途中で離席する自由がないからこそ逆にゆっくり話が聞ける。集中しても読書や映画鑑賞と違い目が疲れない。気がつくと一時間半とか二時間が経過し、退屈な機内の残り時間がどんどん減っていくのは快感でもある。 この発見以来、「小林秀雄講演」全六巻、「司馬遼太郎が語る」全八集、「三島由紀夫 学生との対話」(いずれも新潮社)を買って「iPod」に収め、ここ数回の日米往復ですべて聞いてしまった。日本出張を控え、さて次は何を聞こうかと思い、脳科学者・茂木健一郎がそのブログ「クオリア日記」に講演や対談の音声ファイルをこまめにアップしている
今日のウォールストリート・ジャーナルの一面ど真ん中は、日本の経済回復とそれに伴う「ちょっとぜいたく消費」が、アメリカやアジアの経済にようやく良いインパクトを与えるようになってきた、という記事だ。やはり、たくさん買うお客は強い。(数日前のこの記事参照) パラダイス鎖国に関する補足 - Tech Mom from Silicon Valley さて、少し前に「ウェブ企業が虚業だのアブク銭だのといわれるのは、雇用へのインパクトが小さいから」というエントリーを書いた。そのとき、「Googleはそんなにたくさん投資しない」と書いたのだが、これを覆す話も出てきた。(1000億円投資するという話。) グーグルが仕掛けた米ネット列強の投資競争 - My Life Between Silicon Valley and Japan Web2.0と対立する2つの世界(その2)なぜネット企業がいつまでたっても異端
「欲しい本が手に入らない」この言葉は、 もう何年も何年も前から言われ続けている。 『欲しい本が手に入らない』ということは、 書店に本を買いに来た人が、 本を買わなかったということであり、 書店は1冊の本を売り損じた、 ということ以外に意味はない。 『欲しい本が手に入らない』ということは、「せっかくあんたの店に本を買いに行ったのに、 置いていないんだもん、 がっかりしちゃったわ。 別の店で探してみよーっと」ということである。 近ごろ書店はコンビニ化していて、 あるものはあるけど、 ないものはない、 みたいなところがある。 中央仕入本部から売れ筋商品と予測に基づいた数の商品が搬入されて棚に並べられる。 セブンイレブンとローソンではきっと何か違いはあるのだろうけど、 コンビニはどのチェーンで同じに見える。 これはこれでいいのだ。 コンビニに対して『欲しいものが手にはいらない 』とは誰も言わない
本日の記述は、『本格ミステリ・ベスト10』(原書房)、本格ミステリ大賞の動向を毎年気にしているぐらいのミステリ・ファンだけ読んでください。 本格ミステリ作家クラブ会員による本格ミステリ大賞の推薦作投票が、16日で締め切られる。それを参考に、予選委員が合議で月内に候補作を決定。その後に、各人が選評を書いたうえでの本選投票、大賞決定へというスケジュールになっている。この過程で、東野圭吾『容疑者Xの献身』ISBN:4163238603再燃するだろう。なので、せっかちに反応する必要はないと思っていたが、現時点での覚書を記しておく。 二階堂黎人は、HPで『容疑者Xの献身』は本格ミステリではないと主張し、『2006本格ミステリ・ベスト10』ISBN:4562039728品を1位に推した投票者たちを批判した。円堂都司昭も名指しされていた。 http://homepage1.nifty.com/NIKAI
ゆっくり歩いても2時間ほどのコースです。新年の幸せを祈願しながら、ぜひ一度お参りされてみてはいかがでしょうか。 ご開帳は元旦より1月7日の間、午前9時より午後5時迄。色紙・笹・鈴の授与はこの期間内です。 ※令和二年から御開帳の時間が変更になりました。ご承知おき下さい。
[ニュース一覧] [ネタ]ジェミニのCMが 20年前 なのに凄すぎる。 投稿日時: 2005年12月23日 01:12:25(YzQxNTQ3) http://2st.dip.jp/carmovie/src/up2382.wmv.html ちょっと前にボルボチームが似たようなことしてたけど、20年前のISUZUの方が遙かにレベルが高い。 あらためて見直してみたが、ジェミニの開発中止が悔やまれるほどだ。 確か当時、007のカースタントチームによる演技で、何度やってもぴたりとあわせてみせたらしい。が、後半のランデブー走行はありえないほど超絶レベル。 (from 散歩道)
関連する項目をまとめた、「水からの伝言」を信じないでくださいというページを作成しましたので、そちらもご覧ください(2006年11月)。 末尾の付録に、「水からの伝言」関係の簡単なリンク集があります。 水は答えを知っている―その結晶にこめられたメッセージ 作者: 江本勝出版社/メーカー: サンマーク出版発売日: 2001/11/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 196回この商品を含むブログ (81件) を見るいろいろな方がこの書評をご覧になるだろうから、最初にひとこと注意を。私は相当に批判的な立場からこの本を読み、以下にもまったく否定的な(しかし、わたしが一人の人間として正直に感じた)感想を述べている。この本がすなおにお好きで、否定的な見解をみると不快になるという方は、この書評をお読みにならない方がよいかもしれない。ただし、あなたが学校の先生で、この本を生徒にすすめよう、この本
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