日本気象協会が発表した来春のスギ・ヒノキなどの花粉飛散量予測(第1報)によると、今春と比べると少ないが、例年と比べると多くの地域で同じかやや多い見通し。今春のような大飛散にはならないが、例年通りの注意は必要と同協会は呼びかけている。そこで早くも花粉症対策に乗り出している人もいるようだ。 東急ハンズ銀座店で衛生用品売り場を担当する中根美穂さん(35)は、「ブタクサなどによる秋の花粉症に悩む人も増えている。インフルエンザや風邪対策でマスクを買うときに予防的に花粉症対策用品を買う人も多い」と話す。 マスクでは、効果は同じで色柄のものがおしゃれなため女性中心に売れており、仕事などでマスクがしにくい人はスプレーやジェルタイプと使い分ける人が多いそうだ。 マスク携帯に便利なケースも登場。文房具のコクヨS&Tは、一昨年に企業向け防災用品として発売したマスクケースが、ウイルス・花粉症対策用品としての引き合