パキスタン北東部ラホール(Lahore)の市場で、ピーナツを選り分ける女性(2013年11月6日撮影、資料写真)。(c)AFP/ ARIF ALI 【1月30日 AFP】ピーナツアレルギーの子どもたちに、アレルギーの原因であるピーナツの粉末を投与することで耐性を獲得できるとする英大医学チームの研究論文が30日、英医学誌「ランセット(Lancet)」に掲載された。ただし研究チームは、決して自宅ではこの治療法を行わないよう警告している。 英ケンブリッジ大学(Cambridge University)付属病院のアンドルー・クラーク(Andrew Clark)氏らの研究チームは、アレルギーの原因(アレルゲン)となる食物を少量ずつ摂取して耐性を獲得する「経口免疫療法(OIT)」と呼ばれる治療法を用い、重度のピーナツアレルギーの子どもたちに毎日、少量のピーナツ粉末を6か月にわたって与えた。 その結果、