タグ

ブックマーク / gendai.media (10)

  • 「ナゾの物質」ダークマターの正体がついに明らかに…?「最有力候補」を科学的検証とともに一挙解説!(高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所)

    138億年前、点にも満たない極小のエネルギーの塊からこの宇宙は誕生した。そこから物質、地球、生命が生まれ、私たちの存在に至る。しかし、ふと冷静になって考えると、誰も見たことがない「宇宙の起源」をどのように解明するというのか、という疑問がわかないだろうか? 連載では、第一線の研究者たちが基礎から最先端までを徹底的に解説した『宇宙と物質の起源』より、宇宙の大いなる謎解きにご案内しよう。 どうやってダークマターを見つけるのか 先の記事で、理論的に予言されるダークマターの有力候補について、ちょっとだけご紹介しました。記事では、それぞれについて詳しく説明してみたいと思います。 最も有力な候補と目されているのは、WIMPと呼ばれる未発見の素粒子です。「弱い相互作用をする重い粒子」という意味の英語の頭文字を取って、そうした性質をもつ粒子の総称として名付けられました。重さは、陽子の100倍(約100G

    「ナゾの物質」ダークマターの正体がついに明らかに…?「最有力候補」を科学的検証とともに一挙解説!(高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所)
  • あんたのせいでPTSDになった…すべて「他人のせい」にする自称「被害者」の実態(トイアンナ) @moneygendai

    仕事柄、「被害者」と知り合う機会が多い。私は恋愛について書く仕事をしている。記事を書く過程で、これまでに2000人以上から人生相談を受けてきた。その中にはときおり、DVや性犯罪など、事件性すら絡む案件が入り込む。そのため、必然的に恋愛ライターは警察や病院、弁護士事務所と連携する手続きに詳しくなる。 ところで、DVやモラハラ、スラップ訴訟(自分への批判を封じ込めるため、いやがらせ目的で行う訴訟)の加害者は、自分を「被害者」だと感じていることが多い。そのため、これらの相談に乗ると、被害者も加害者も「私こそ被害者だ」と訴えるケースに直面する。 なぜ、加害者は自分を被害者だと思ってしまうのだろうか。 「自称・被害者」に振り回された ここで、2年前に聞いた事例を紹介したい。福岡県に住む20代の時子さん(仮名)は、アパレルショップの店員だった。しかし、彼女は職も友人も失うトラブルに見舞われてしまう。

    あんたのせいでPTSDになった…すべて「他人のせい」にする自称「被害者」の実態(トイアンナ) @moneygendai
  • 日本人が知らない「卵」のアブない現実…世界と「決定的な差」があった(森 映子) @gendai_biz

    は一人当たり年間338個の卵をべる世界第2位の消費国。しかし鶏舎の95%は狭いスペースでのケージ型で、動物が心身共に良好な状態でいる「アニマルウェルフェア(AW)」が担保されているとは言えない状態だ(*1)。 農林水産省は「AWは重要」としつつ、AWの国際基準作りでレベルの引き下げを求めるなど一貫性のない動きを見せる。 世界では欧州で従来型のケージ飼育が禁止され、大手品会社などがケージフリー(平飼いや放牧)の卵に切り替えるなどAWへとかじを切っており、日との差は広がっている。

    日本人が知らない「卵」のアブない現実…世界と「決定的な差」があった(森 映子) @gendai_biz
  • なぜ三井住友カードは突然「ダサくなった」のか、その意外な真相(岩田 昭男) @moneygendai

    「パルテノン神殿」消滅で大ブーイング 3月、4月はクレジットカード会社にとっては一番の稼ぎ時。新社会人になる大学卒業生たちがクレジットカードを持とうとするため、カードの入会希望者が急増するからです。 この時に発行されるカードを“ファーストカード”と呼びますが、その人にとっての“ライフカード(一生持ち続けるカード)”になる可能性が非常に高い傾向にあることから、カード各社は、大々的にキャンペーンを展開しています。 特に銀行系各社は活発な動きを見せています。とりわけ今年は、三井住友カードがウェブや雑誌で派手な宣伝を打ち出しています。 三井住友カードといえば、元々は1968年に日クレジットカード会社の中でいち早くVISAのライセンスを取得。80年には日で初めてのVISAカードを発行し、以来、銀行系カードの雄として、またVISAブランドの盟主として、日クレジットカード業界を牽引してきました

    なぜ三井住友カードは突然「ダサくなった」のか、その意外な真相(岩田 昭男) @moneygendai
  • ゴーン氏を逃がしたのは誰か?「チーム・ゴーン」驚きの正体と実力(佐藤 優) @gendai_biz

    記事は『佐藤優直伝「インテリジェンスの教室」』に収録している文化放送「くにまるジャパン極」の放送内容(2020年1月17日)の一部抜粋です。野村邦丸氏は番組パーソナリティです。 「獄中死」を避けるための逃亡 佐藤:私は去年から「ゴーンさんは逃亡する」と指摘していたんです。理由は簡単です。 逮捕されていた時、ゴーンさんには次のような可能性がありました。最初の罪状は金融商品取引法違反。これは罰金か、あるいは2件あっても確実に執行猶予がつくんです。ところがゴーンさんが頑なに罪を認めないから、たぶん検察はカッとなったんですね。それで会社法を使って特別背任にした。これは最高刑が10年なんです。 そうなると、2つの罪状が複合するので、最高刑がいちばん長い刑の5割増しまでいけるんです。だから最高で懲役15年になる。 さらに、ゴーンさんの保釈が検察の意思に反して認められちゃったので、検察はまたカッとな

    ゴーン氏を逃がしたのは誰か?「チーム・ゴーン」驚きの正体と実力(佐藤 優) @gendai_biz
  • 日本の〈文系大卒男性〉から失われはじめた「リベラルさ」(渡辺 健太郎) @gendai_biz

    リベラルな大卒層」という期待 今年4月、東京大学入学式での、上野千鶴子氏の祝辞が話題を呼んだ。 あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。*1 大学を卒業している人々=大卒層が、就職や賃金など、さまざまなライフチャンスにおいて有利であることは、これまで多くのデータによって示されてきた*2。しかし、最近も話題になったように、大学進学の機会は必ずしも万人に平等に開かれているわけではない。生まれた地域や家庭環境など、学歴獲得レースの「スタートライン」には違いがある。 だからこそ、大卒層が、自分自身の関わったアンフェアなレースとその結果からなる格差社会にまで、関心や視野を広げるとするならば、それは望ましいことだといえるだろう。 こうした視野の広さ

    日本の〈文系大卒男性〉から失われはじめた「リベラルさ」(渡辺 健太郎) @gendai_biz
  • 「パキスタン系日本人」の私が、職務質問のたびに感じる「悔しさ」(星恵土 ゼイン) @gendai_biz

    帰化した「パキスタン系日人」 私はパキスタン系日人の星恵土(セイエド)ゼインと言います。現在22歳で、日の自動車系の専門学校に通っています。 私はパキスタンで生まれました。7歳の頃から日に住んでおり、今年で日に暮らし始めてから15年になります(途中、数年ドイツで暮らしました)。両親はどちらもパキスタンの生まれですが、父は30年ほど前から仕事の関係で日とパキスタンを行き来する生活をしていました。父は心から日を愛しており、長年の苦労の末、2011年に日国籍を取得しました。 私自身も長らくパキスタン国籍で過ごしていましたが、14歳になった2011年、日国籍を選択することを決め、パキスタン国籍を放棄しました。ですので、顔はいわゆる「外国人顔」だけれど日国籍を持っている、そういう存在です。 留学生や在日外国人と間違えられることがありますが、この「外国人顔」で生活している以上、仕方

    「パキスタン系日本人」の私が、職務質問のたびに感じる「悔しさ」(星恵土 ゼイン) @gendai_biz
  • 川崎事件「犯人は在日」悪質デマに日本籍の在日コリアンが思うこと(金村 詩恩) @gendai_biz

    「あの川崎の事件の犯人は在日らしいよ」 晴れた日は家にほとんどいない。その日の夕方も買ったばかりのクロスバイクにまたがってちょっと遠くにあるお気に入りの銭湯へ行った。 ひさしぶりのお湯は子どもが入るには少し熱い温度で、湯船のへりには赤い顔をした子どもが座っていて、そのとなりには「この温度こそ銭湯だ」と言わんがごとく、顔色一つ変えず肩まで使っている父親がいた。 小さなときから銭湯が好きだった。父が国道沿いにあるスーパー銭湯によく連れていってくれたからだと思う。 「こうやらないと背中に刺青をいれたとびの棟梁のおじいちゃんに怒られたもんだよ」と思い出話を語りながら銭湯マナーを教えてくれた。 子どもにとって、たまに行く銭湯はちょっとしたレジャーランドみたいなもので、ひとつの湯船だけではなく、さまざまな場所に入ってみたいと思って、大きな浴室をうろちょろしていた。父は「どこへ行くんだ?」と毎回、訊いて

    川崎事件「犯人は在日」悪質デマに日本籍の在日コリアンが思うこと(金村 詩恩) @gendai_biz
  • 「日本人=集団主義」論という危険思想(高野 陽太郎) @gendai_biz

    将来への脅威 日人が、じっさいには、とりたてて集団主義的ではなかったのと同様、日経済も、じっさいには、とりたてて集団主義的というわけではなかった。 しかし、日でもアメリカでも、「日人=集団主義」論が広く信じられていたせいで、「集団主義的な日経済」を批判する「日異質論」は、燎原の火のごとく、またたくまに燃え広がった。その結果、日経済は、深刻な痛手をこうむることになったのである。 経済も、人間の営みである以上、「人が何を信じ、その信じていることについてどういう感情を抱くか」ということと、決して無縁ではない。 日米貿易摩擦は、過去の出来事である。しかし、アメリカでは、トランプ大統領が日にたいする貿易赤字を問題にしはじめている。この問題に火がついたときには、「日異質論」が、貿易制限を正当化する理屈として、ふたたび持ちだされることになるかもしれない。その可能性は、決して低くはない。

    「日本人=集団主義」論という危険思想(高野 陽太郎) @gendai_biz
  • ふるさと納税への厳しい規制を決めた、野田総務大臣の「大きな過ち」(ドクターZ) | 現代ビジネス | 講談社(1/2)

    冷や水 「ふるさと納税」の規制をめぐる議論が激化している。 2007年の第一次安倍政権時に創案されたふるさと納税は、自分で選んだ自治体に寄付をすると、払った住民税の2割程度までが税額控除されるというものだ。これに加えて、各自治体は返礼品として品や商品券などの品物を寄付した人に送っている。 創設から10年経ち、総務省はその返礼品が年々高額なものになっていることに対し、規制を求め続けている。野田聖子総務大臣は、寄付金額に対する品物の返戻率が「3割」を超える自治体を税優遇の枠組みから外すと明言。自治体にも利用者にも冷や水を浴びせる形となった。 ふるさと納税は菅義偉総務大臣(当時)の発案で創設されたものだが、スタート当初の寄付額は100億円にも満たなかった。注目を浴びるようになったのは東日大震災以降で'12年度は649億円になった。その後さまざまな制度の変遷を経ながら、'18年度には3482億

    ふるさと納税への厳しい規制を決めた、野田総務大臣の「大きな過ち」(ドクターZ) | 現代ビジネス | 講談社(1/2)
  • 1