学校名を語り、一部の保護者に送られてきた不審メール(読者提供) 【沖縄】台風接近のため休校が決定したにもかかわらず、学校名を名乗り「授業を行う」と登校を促す不審メールが2日午前11時ごろ、沖縄市内の小学校児童の保護者に届いていたことが6日までに分かった。発信元や発信者は分かっていない。市教育委員会は、学校からの事前の説明や台風に関する速報、学校が送付するメールを注視するよう注意を呼び掛けている。 台風7号が接近した2日早朝、市教委は安全に配慮して臨時休校を決定した。市内24小中学校に午前8時すぎ、休校を通知した。しかし、同日午前11時ごろ「暴風警報が解除されたので、5校時より授業を行う」と記されたメールが保護者の一部に届いていた。差出人欄には学校名が記されていた。関係者によると、メールを受け登校した児童もいたという。保護者から情報提供を受けた学校が3日、市教委に連絡した。