ストレージの可用性 多くのストレージはHDD、キャッシュメモリでのデータ保護のほか、各コンポーネント障害がストレージシステム全体の停止を起こさぬよう、次のような対策を施している。 コントローラ冗長化 データ経路冗長化 電源冗長化 まず、2台のコントローラを専用ネットワークやバスで接続することで冗長化し、キャッシュデータの相互コピーによるデータ保護を行うとともにコントローラ自体の障害に備えている。そしてデータ経路を冗長化するには各々のコントローラのフロントエンドポートを使用する。さらにHBA、FCスイッチを冗長化することで、経路全体の冗長化も可能となる。これらのデータ経路冗長化を行うには、サーバで複数の経路(パス)を効率的に管理する(MPIO:Multi Path I/O)ソフトウェアが必要となる。このMPIOソフトウェアは、OS標準搭載の機能やストレージベンダのオプションソフトウェアとして
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