滋賀県甲賀市信楽を中心に作られる陶器である「信楽焼」。 日本六古窯の1つとして日本遺産に認定されており、 現代ではとりわけタヌキの置物が広く知られています。 しかしタヌキの置物の歴史は信楽焼の伝統の中では比較的浅く、 明治期に陶芸家の藤原銕造が作ったものが初。 そして1951年(昭和26年)、昭和天皇の信楽町行幸の際、 多くの信楽狸に日の丸の小旗を持たせ沿道に設置したところ、 小旗を持ったタヌキたちが延々と続く情景に昭和帝が興趣を感じ、 御製を詠んだ逸話が報道され、全国的に知られるようになりました。 日本人にとってはおなじみの置物ですが 多くの外国人からすれば、まずタヌキ自体が未知の生物。 日本に旅行に来たオーストラリア人の女性は、 あまりにも日本のあちらこちらにいる事に困惑し、 その正体を訊ねる投稿をしています。 質問には外国人から様々なコメントが寄せられていました。 その一部をご紹介し