UQコミュニケーションズが運営する「UQ mobile」が、6月1日に新料金プランの「スマホプランR」を導入する。料金は2980円(税別、以下同)、データ容量は月10GBで、容量超過後も1Mbpsで通信できるのが特徴だ。あわせて同社は、夏モデルとなるミドルレンジスマートフォンを3機種発表した。新料金と新端末を投入する、UQ mobileの狙いを読み解いていきたい。 狙いは楽天モバイル対抗、UN-LIMITの弱点を突いた「スマホプランR」 UQ mobileは、2019年10月の電気通信事業法改正に合わせ、「スマホプランS」「スマホプランM」「スマホプランL」を導入していた。データ容量はそれぞれ3GB、9GB、14GBで、金額は1980円、2980円、3980円。3段構えの料金体系はソフトバンクのサブブランドであるY!mobileと同じだが、通話定額をオプションにすることで、基本料金は抑えら
携帯電話大手3社は、次世代の高速・大容量の移動通信方式「5G」の実用化について、従来の想定より1年前倒しし、2019年とする方針だ。当初は端末を貸し出すなどして限定的にサービスを始め、20年以降に本格的に個人のスマートフォンで使えるようにする方向だ。20年の東京五輪・パラリンピックでのスポーツ映像配信への活用を見据えるほか、将来は遠隔医療や自動運転など産業分野での活用にも広げていく。 総務省が3日行ったヒアリングで携帯各社が明らかにした。総務省は今年度末をめどに、5G用の周波数をどの事業者に割り当てるかを決める予定。 19年からの利用について、NTTドコモは同年秋のラグビーワールドカップ日本大会で、端末を無料で貸し出す方針を示した。 また個人のスマホでの本格的な利用については、ドコモが20年春に始めると説明。KDDI(au)とソフトバンクも本格展開は20年になる見通しという。来年10月に携
音声通話対応の格安SIM・MVNOを徹底比較しています。格安SIMにはデータ通信だけの契約もあり、格安SIMは電話が使えないと思っている方も多いのですが、実は090、080、070の電話番号を使った通常の電話が使える格安SIMはたくさんあります。 格安SIMでも音声通話できる?大手キャリアのスマートフォンを使っていると、音声通話ができない携帯電話の存在がピンとこない方もいるかもしれません。しかし、格安SIMの中には通話ができないものがあるんです。もちろん、音声通話ができる格安SIMもありますので、まずは格安SIMの種類をきちんと知っておくことが大事です。 SIMの種類を知ろう格安SIMは大きく分けて以下3種類のSIMが存在します。 データ専用SIMSMS付きデータSIM音声通話SIMデータ専用SIMは、スマートフォンをインターネットなどのデータ通信メインに利用したい方向けです。SMS付きデ
NTTドコモは2016年12月、MNP(モバイル番号ポータビリティー)の転入出が単月で過去最高の転入超過を記録した。2016年4~12月累計でも4万件近い転入超過となったもようだ。MNPの制度が始まった2006年10月以降、同社は2015年度末までに累計650万件程度の転出超過と苦しんできた(図)。悲願となる通期ベースの転入超過がいよいよ見えてきた。 NTTドコモの転入超過は、格安スマホに代表されるMVNO(仮想移動体通信事業者)の貢献分が大きい。MVNOの多くはNTTドコモの回線を活用しており、KDDI(au)やソフトバンクのユーザーが同MVNOに乗り換えると、数字上はNTTドコモへの転出として計上される。 総務省が2016年4月に運用を始めた「スマートフォンの端末購入補助の適正化に関するガイドライン」により、携帯電話大手3社間の流動性は大幅に低下した。従来のキャッシュバックに依存した新
総務省は、安倍総理大臣が携帯電話の料金を引き下げる必要性に言及したことを受けて、通話やデータ通信の利用が少ない人向けの割安な料金プランを拡充するなど消費者の負担を減らすための具体的な検討を来月から始めることになりました。 会議では通話やデータ通信の利用が少ない人向けの割安な料金プランなど、消費者のニーズにあった多様なプランを設定することや現在、事実上一体化している端末価格と通信料金を切り離すことで通信料金の競争を促すこと、さらにいわゆる「格安スマホ」のサービスを拡充することなどについて議論するとしています。 これについて、高市総務大臣は閣議のあとの記者会見で「料金引き下げについて、有識者から提案をいただくとともに携帯電話の事業者からも意見を聞き、課題を洗い出しながら、年内に一定の結論を得たい」と述べました。
すまほん!! » 通信・モバイル » 携帯会社・料金プラン » ワイモバイル、「無制限」謳い販売したWi-Fiルーターに、突如「3日間1GB制限」を掛けて炎上。 Y!mobileが、昨年発売のWi-Fiルーター「Pocket WiFi 305ZT」に対して、突如として「3日間1GB制限」を適用したことを、国内ブログ「鈴の音情報局」が伝えました。 このルーターは、500円/500MBの通信量追加が何度でも無料で行える「CA対応Pocket WiFi使い放題キャンペーン」が適用できるため、通信が実質的に無制限であることを謳って販売されており、価格.comでも75製品中1位の人気商品となるなど、かなりの高評価を得てきました。 ところが4月以降から突然、3日間の通信量が1GBを超えた場合、通信速度制限が掛かるようになったそうです。価格.comでは製品の評価は急激に低下。星1のレビューが急増。Twi
高止まりする携帯電話の料金引き下げを促すため、20年前に撤廃した携帯電話の料金規制を復活するべきだとの議論が総務省官僚の間で囁かれ始めた。 進まない「携帯電話料金」引き下げ競争 背景にあるのは、日本の携帯電話3社がそろって世界のトップ10に顔を出す荒稼ぎをしていることを根拠にした「儲け過ぎ」批判だ。 総務省は近年、何度も「MVNO(仮想移動体通信事業者)方式」での新規参入促進や、同じ電話機を使いながら事業者を乗り換えることが容易になる「SIMロックの解放」といった施策を掲げて料金競争を促そうとしたものの、事業者の抵抗が根強くなかなか効果があがらない。 同省は、日本の携帯電話料金が依然として先進諸国の間でトップクラスの高い水準にとどまっていることに苛立ちを募らせているという。 しかし、我が世の春を謳歌している通信事業者から、高収益体質を維持しようと強い反発が出るのは確実。加えて、経済学者の間
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