タグ

2010年11月14日のブックマーク (4件)

  • 異形の日本人 - 情報考学 Passion For The Future

    ・異形の日人 「民俗学者宮常一の代表作に『忘れられた日人』がある。宮は地方の田舎で昔ながらの生活を営む人々の中にこそ、当の日人の姿があるとした。 私はそれとは対極に、路地に住む人やそれと同じように異端とされた人々、タブーとされた出来事を通して、日人の姿を見つめようと努めてきた。だからこれは宮と違う意味で、ノンフィクションの書き手である私なりの「忘れられた日人」ストーリーでもある。」 被差別部落問題ノンフィクションで大宅壮一ノンフィクション賞を受賞したライターによる、マイノリティ視点の現代日人論。偉人伝より異人伝の方がずっと面白い。有名、無名の6人の人生が語られる。 ・類人猿のような姿態の"ターザン"姉妹 ・差別を描いて封印された漫画家『血だるま剣法』平田弘史 ・孤高のやり投げ選手 溝口和洋 ・医師の猥褻行為と裁判で戦い続けた生涯を持つ女性 ・股間から火を吹く芸で知られる

  • 解明される宗教 進化論的アプローチ - 情報考学 Passion For The Future

    ・解明される宗教 進化論的アプローチ ある寄生虫はアリの脳に寄生して行動を乗っ取り、アリが捕者にみつかりやすい行動をとらせる。アリがわれれば寄生虫は牛や羊の胃の中に入り込むことができるからだ。宗教は人間の脳に寄生して種を破滅させる観念のウィルス(ミーム)みたいなものだと"ブライト(宗教を信じない)"代表のデネットはいう。 「アラビア語のイスラームが「服従(身をまかせること・神に帰依すること)」という意味であることを、思い起こすべきである。イスラム教徒(ムスリム=神に帰依する者)たる者は、自分の利害関心よりもイスラム教の拡大を優先させるべきだという観念は、まさにその語源に組み込まれている。しかしこれはイスラム教だけの話ではない。そうだとすれば敬虔なキリスト教徒にとって、自分自身の幸福や命よりも重要なことは何だろうか?<御言葉>だ、と彼らはいうだろう。神の<御言葉>を広めることが彼らにとっ

  • なんでも自分に関連付けてしまう人には、インターネットは難しい - シロクマの屑籠

    「自意識当たり判定」で考える「アクティブ・パッシブスルー力」 - conflict error あなたの自意識の当たり判定はどのぐらいですか? - ARTIFACT@ハテナ系 ちょうど2年ぐらい前、「自意識の当たり判定が大きい」という、ゲームに喩えた面白い記事を読んだことがあった(上記リンク先)。ネット上のテキストを読んだらすぐ自分のことだと思ってしまって、脊髄反射的に怒り出してしまうような、そういう過剰な自意識を上手く言い表したメタファーだったと思う。 この「自意識の当たり判定が大きい」を思い出すような出来事を最近チラチラ見かけることがあり、思うところがあったので、少し表現を改めてまとめ直してみようと思う。 自意識の当たり判定が大きい⇒自分への関連付け範囲が広い 「自意識の当たり判定が大きい」という喩えを、ちょっと違う視点で眺め直してみるなら、「自分への関連付け範囲が広い」ってことでもあ

    なんでも自分に関連付けてしまう人には、インターネットは難しい - シロクマの屑籠
  • 日本人は「敗北」に感動する 高校野球アニメ「おお振り」の意図 【前編】 (1/4)

    (c) ひぐちアサ・講談社/おお振り製作委員会 「失恋したことない人とは仕事したくないんですよ」―― そう語るのは、アニメ監督・水島努氏。人気高校野球マンガのアニメ版「おおきく振りかぶって ~夏の大会編~」(セカンドシーズン)の監督を務めた。 アニメのファーストシーズンでは、主人公の所属する「西浦高校野球部」が、接戦の末、強豪・桐青に勝利するまでを描いた。だが今作では、大会初出場で勝ち登った西浦ナインたちが強豪チームについに「大敗」してしまう結末がメインのモチーフとなっている。 クライマックスは、控えの選手・西広が三振してしまう場面。敗北感がありありと伝わるこのシーンをあえて大写しにする。スポ根モノの代名詞、「努力の末につかんだ勝利」とは真逆にあるものをクローズアップする理由とは何なのか? 水島監督の美学に迫った。 今年から硬式で新設された県立西浦高校野球部。気弱だがコントロールは抜群なピ

    日本人は「敗北」に感動する 高校野球アニメ「おお振り」の意図 【前編】 (1/4)