パオロ・ウッズ&アルノー・ロベールによる「HAPPY PILLS(幸せの薬)」 KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭で開催される幸福と薬との関係を探るプロジェクト 京都を舞台に毎年約1ヶ月にわたって開催されるKYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭は、《BORDER=境界線》をテーマに展開され、スイスの作品「Happy Pills」を紹介します。スイス人ジャーナリストのアルノー・ロベールとオランダ系カナダ人の写真家パオロ・ウッズによる「HAPPY PILLS(幸せの薬)」と題された展示・書籍・映像は、幸福と薬との関係を探ります。 幸福の定義は永らく、宗教や哲学、あるいは政治に委ねられてきました。現代において、この普遍的な探求は、ますます製薬業界の管轄になってきているようです。製薬業界は、科学、マーケティング、コミュニケーションなど現代のあらゆるツールを駆使して、人間の究極の願望に対し、
