夏場の連戦での疲労を考慮し、急きょ2連休となった川崎Fが25日、清水戦(29日・アウスタ)に向け再始動した。川崎市内・麻生グラウンドで午前、午後の2部練習。午前中はフィジカルトレーニング、午後はパスワーク中心の練習となった。MF田坂祐介(25)は「休みで心身ともにリラックスできた。自分たちも上位との対決に勝って上に行きたいし、(3連敗の)エスパルスもホームで負けられないし、気持ちと気持ちのぶつかり合いになる」と闘志を込めた。27日の日本代表発表に対しては「目標としている場所ですし、次のW杯を目指す意味でも興味はある」。チームで今季スタメンの座をつかみ取り、中核となった25歳が、日本代表も視界に入れた。
2012年ロンドン五輪を目指すサッカー男子のU−21(21歳以下)日本代表監督に、Jリーグ1部(J1)川崎前監督の関塚隆氏(49)の就任が固まったことが25日、分かった。近日中に日本サッカー協会が正式発表する。監督が未定のフル代表のコーチも兼任する予定で、日本協会の原博実強化担当技術委員長が代行監督となる9月の国際親善試合2試合では臨時コーチを務める。 関塚氏はJリーグの鹿島でコーチを務め、2004年に当時2部(J2)川崎の監督に就任。1年でJ1昇格後は毎年のように優勝争いに絡む強豪に育て、昨季限りで退任した。若手育成にも定評があり、原則23歳以下で争われる2年後の五輪を目指して指揮を執る。 U−21日本代表は11月に広州アジア大会に出場し、来年6月から5大会連続の五輪出場へ向けてアジア2次予選に臨む。
チームが発足した2005年から在籍する福王忠世にとって、今年の開幕戦は特別な一戦。昨シーズン、自身があまり試合に出場できなかったこともあるが、市村篤司が横浜FCに移籍したことで、発足当時から残った唯一の存在となったからだ。 「試合に出るからにはチームに貢献したいし、自分が出ている意味、今もこのチームの一員でいられることの意味を考えながらプレーしたい。ただ長くいるだけの選手ではなくて、まだ元気に頑張っているところを見せたい」と福王は話す。 けがでの離脱や出場機会をつかめない時期など、苦しい時期もあった。一方で、上のステージへ上がる喜びも二度、味わっている。 「J1に移った選手にはチームとして追いつきたいし、上がれるようにやり続けたい」 20歳で熊本に来てから、9度目の春。今年も“6番”が躍動する。
日本サッカー協会が次期日本代表監督として、南アW杯でメキシコ代表を指揮したハビエル・アギレ氏(51)に就任を打診していたことが23日、分かった。難航している岡田武史監督(53)の後任選定で、有力候補が浮上した。 メキシコ紙「ラ・クロニカ」(電子版)によると、同氏の長男のミケル・アギレ氏が、日本協会から「父を代表監督に」と打診する電話連絡が入ったことを明言した。ハビエル・アギレ氏は欧州で休暇中で、子息によると日本側と会談を持つことを約束したという。 日本側の申し出は4年契約で、日本に引っ越して仕事をすることを求めるもの。同氏の元には他にも、アフリカの2つの代表チームなどからオファーが届いているが、本人はイングランドプレミアリーグのクラブ監督就任を望んでいたという。 ただ、日本協会の大仁副会長はこの日、候補者について「原技術委員長が交渉している相手は非常にいい相手」と明言した。メキシコサッカー
鹿児島県阿久根市の竹原信一市長に対するリコール(解職請求)運動を進める「阿久根市長リコール委員会」は25日、市長解職の賛否を問う住民投票に向けた署名が同日正午現在で8420人分集まったと発表した。 住民投票に必要な有権者(6月23日現在、2万18人)の3分の1にあたる約6700人を大きく上回り、住民投票実施は確実とみられる。 17日の署名活動開始から約1週間で、委員会の目標だった8000人を突破。川原慎一委員長(42)は「竹原市長に対する不信任の考えがこの数字に表れた。署名を集める520人の受任者が頑張ってくれ、うれしく思う」と話した。
川崎市は24日、東京湾に捨てられている使用済みの工業用水について、水不足に悩むオーストラリア・西オーストラリア州に輸出する共同研究を州政府などと今秋始めると発表した。 鉄鉱石を日本に輸出する豪州船が帰国する際に工業用水を積み込み、同州にある鉱山の散水用などに使う計画。実現すれば全国で初めての取り組みになるという。 市上下水道局によると、同州の年間降水量は約300ミリで、日本の5分の1程度。住民は雨水をタンクにためて使ったりと慢性的な水不足に悩まされている。 豪州から国内に鉄鉱石を運んできた船は、荷降ろしを終えて帰国する際、船体のバランスを保つ「バラスト水」として、空の船底に海水を積み込んでいく。海水は豪州沖で排出されるが、日本の微生物を含んでいるため、現地の生態系を乱す恐れもあると指摘されている。 今回の試みはこうした問題の解決につながり、新たなビジネスの創造にもなると関係者の期待を集めて
監督決まらず、J8チーム代表辞退へ 次期日本代表監督の選考経過について報告する、日本サッカー協会の原博実強化担当技術委員長(左は大仁邦弥副会長) 次期日本代表監督の選考に当たっている日本サッカー協会の原博実技術委員長(51)が24日、欧州から帰国し、大仁邦弥副会長(65)とJFAハウス(東京・文京区)で会見した。9月4日の親善試合・パラグアイ戦(日産ス)と7日のグアテマラ戦(長居)は、原技術委員長が代行監督を務めることを明言した。Jリーグ関係者によると、ナビスコ杯準々決勝(9月1、8日)を戦う8クラブの間で、代表監督問題が不透明なため、所属選手の代表招集を辞退することを検討し始めていることが分かった。 先行きが全く見えない次期日本代表監督選考に、Jリーグのクラブも業を煮やした。Jリーグ関係者によると、鹿島、F東京、川崎、清水、磐田、G大阪、広島、仙台の8クラブで、代表監督が決まらない場合、
その規模、内容からして、間違いなくフロンターレ史上最大最強のアウェイツアーになると言われていた今年のアウェイ新潟戦ツアー「正念場時代」ツアー。 クラブスタッフ10名、JTB5名、竹中元部長1名、ふろん太1名(!?)という大陣営で臨んだ今回は文字通り失敗が許されない正念場ということで、準備は5月のGW明け頃から始まっていました。いよいよ開催まで一週間を切り、広島戦、名古屋戦と主催試合が続く中で準備は熾烈さを増していきました。 今回参加者に配られた「旅のしおり」。初めての試みでしたが、編集から製本まで全て100%スタッフの手作り。校了したのが前日の22時。そこから折り機で人数分折って、落丁を整えて、ホチキス止めをしました。その間にもほかのスタッフはバナーやイベントで使用するものの積み込みをしたりと、準備は深夜にまで及んだのでした。 そして迎えた翌朝午前5時。 朝日もまぶしいクラブ事務所に集まっ
■残念ながらまだ契約することができていない 大仁 日本代表の新しい監督につきましては、これまで「もうすぐ、もうすぐ、もう少し待ってほしい」と皆さんにご心配をおかけしてきました。また、9月4日、7日には新しい日本代表のスタートと、来年のアジアカップ、2014年のワールドカップ(W杯)に向けた大変重要な試合がある中で、なかなか監督が決まらず、サポーターの皆さん、そしてメディア、スポンサーの皆さんにもご迷惑をおかけしたと思います。現在、残念ながらまだ監督が決まっておりませんが、今回、強化担当の原技術委員長が帰国したので、これまでの経緯などを説明しますので、いま一度、ご理解ください。 原 今日ヨーロッパの方から帰ってきまして、何とかいい報告ができるように、向こうで粘り強く交渉してきたんですが、残念ながらまだ契約することができていません。今、大仁副会長からありましたように、9月4日と7日の試合に何
デンマーク戦で攻撃的な戦い方に再挑戦しながら失敗に終わった岡田武史監督は、再び全体のラインを下げ、手堅く守るスタイルに戻した。6月29日の決勝トーナメント1回戦・パラグアイ戦でも、ボール支配率42%の忍耐のサッカーで、ワンチャンスをモノにしようと試みた。 「パラグアイとの力関係を考えたら、対等に打ち合っても、日本はそこそこやるだろう。でも終わってみたら負けていたという可能性の方が高い」と指揮官は前日会見でも語った通り、もはやリスクを冒そうとはしなかった。 けれども、4戦続けてメンバーを固定した上、90分で決着をつけられずに延長戦に突入したことで、選手たちの運動量は目に見えて低下した。岡崎慎司や中村憲剛、玉田圭司という切り札を投入しても、チームをフレッシュな状態には戻せなかった。 最後にPKを失敗し、衝撃的な幕切れを演出した右サイドバックの駒野友一も「体力的に厳しかった」と打ち明ける。
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