16日に行われた千葉県の森田知事の記者会見で、聴覚障害のある人がつくった透明のフェースガードを手話通訳者が初めて着用しました。手話に加えて口元の動きを見てもらうことで、必要な情報を伝えたいという思いが込められました。 新型コロナウイルスの感染拡大に関連した政治家などの会見では、手話通訳者が、あえてマスクをつけずに業務に当たり、口元の動きを見てもらうことで正確な情報を伝えようとする姿が話題となっていました。 これを受けて手話通訳者の派遣を行っている「千葉聴覚障害者センター」は、感染拡大防止対策として透明なフェースガードづくりに取り組み、千葉市内の作業所で聴覚に障害がある人たちが試作品を完成させました。 市販の薄いプラスチックにゴムひもを取り付けて、顔に固定できるよう工夫されていて、千葉県の広報担当者からの相談を受けて、16日の森田知事の記者会見で、初めて披露されました。 会見では知事の発言だ