タンク改修費、GSに重荷 店廃業に拍車の恐れ 原油高などによる厳しい経営環境に加え、タンクの改修費用も重くのしかかる 消防法が1日から改正されたことに伴い、県内のガソリンスタンドで老朽化による改修が必要な貯蔵タンクが現時点で、49市町村の約780基に上ることが24日、県の調査で分かった。国は改修に猶予期間を設けたが、高額な費用がかかるため店舗経営に影響しかねないと、関係者は危機感を募らす。県内では人口減や激しい価格競争がもとで廃業する店舗が増えており、県は今回の改修義務化が引き金になって廃業店舗がさらに増えたり、ガソリンスタンドの“過疎化”で県民生活に支障が出かねないと警戒を強めている。 改正消防法は、貯蔵タンクが腐食して油漏れしないよう、埋設後40年以上たったタンクなどは、プラスチック製コーティングや電気処理で腐食防止を図るよう求めている。改修には1万リットルのタンク1基当たり約14
キュウリで佃煮、古関さん3位 全国漬物・個人の部 イオンモール幕張新都心賞に輝いた古関さんの「栄養たっぷりキュウリの佃煮」 漬物日本一を決めるT―1グランプリ全国決勝大会は22日、千葉市で開かれ、個人の部に東北ブロック代表として出場した福島明成高食品科学科1年の古関優花さん(16)=福島市=が、3位に相当する「イオンモール幕張新都心賞」に輝いた。 個人の部決勝大会には、全国各地域のブロック大会を勝ち抜いた7人が出場。出品した「栄養たっぷりキュウリの佃煮(つくだに)」約100人分を用意して臨んだ古関さんは「全国大会に向けて頑張ってきた。審査員の方から『おいしい』『ご飯に合う』と評価してもらえたのでうれしい」と振り返った。 古関さんの実家はキュウリ農家で、キュウリが成長過程で曲がったりすると規格外となり出荷できなくなることに関心を持ち、規格外キュウリを漬物に活用することを考案した。ショウ
道路1キロで240万円 県が除染の交付基準単価 県は12日、市町村が実施する年間の積算被ばく線量1~20ミリシーベルト以下の生活圏の除染のうち、道路や農地などの除染費用の交付基準単価を決めた。 道路は1キロメートル当たり240万円、耕作農地は1ヘクタール当たり100万円、森林は同60万円などと設定。県は昨年12月に住宅の基準単価を決めており、生活圏の面的除染に対応するため市町村に交付する財政措置がほぼ示された。県は13日にも市町村に基準単価を提示、単価に基づく除染費用の申請を受け、各市町村が実施する費用の全額を交付する。 (2012年1月13日 福島民友ニュース)
賠償「しっかり対応」 賠償指針見直しで広瀬東電社長 東京電力の広瀬直己社長は19日、佐藤雄平知事との会談で、原子力損害賠償紛争審査会が福島第1原発事故の損害賠償額上積みに向けた指針見直しを進めていることについて「(見直しを踏まえ)今まで以上にしっかりと対応したい」と語った。賠償指針見直しでは、避難先で住宅を再建するための賠償額上積みなどの方向性が示されており、26日にも新たな指針が示される見通し。 会談後の取材に広瀬社長は「(賠償の支払いを)迅速にやっていくことは変わらない。指針が全てではないとも理解しており、個々の事情に合うように話を聞いていきたい」と述べた。 (2013年12月20日 福島民友ニュース)
いわきに放医研施設を 「誘致する会」がフォーラム いわき市民有志でつくる「放医研をいわき市に誘致する会」(会長・小野栄重いわき商工会議所会頭)は6日、同市で市民フォーラムを開き、来場者らが緊急被ばく医療研究など放射線医学総合研究所(放医研、千葉市)の活動に理解を深めた。 同会は、放医研を誘致し、健康調査や放射線医学の研究を通して安心して暮らせる地域を取り戻そうと活動。設立3年目を迎え、これまで10万人を超える署名を集めた。フォーラムは、市民に放医研を深く知ってもらおうと初めて開いた。 放医研の明石真言理事を招き、小野会長、誘致する会を支援する会会長の長谷川徳男いわき市医師会長らが意見交換などを行った。 明石理事は、震災後に放医研がいわきで海水や魚類の放射性物質の調査を実施していることを踏まえ「研究員の間では、支所とはいわずとも、活動の拠点となる事務所が欲しいとの声が上がっている」と
南相馬市産「クリ」から基準値超セシウム検出 県は6日、南相馬市産のクリの検査で、国の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える2040ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。 県は同日、同市の関係先に対し出荷自粛を要請した。クリの検査は初めて。流通前の検査のため、市場には出回っていない。 クリは緊急時避難準備区域内の畑で栽培されていた。基準値超過を受け、県は7日から、出荷目的で栽培している農家が所在する16市町村で、予定を前倒しして緊急検査を行う。 (2011年9月7日 福島民友ニュース)
「原発いらない。子どものために、未来のために」。毎週金曜日に、東京・首相官邸前を中心に行われている反原発デモ。参加者らは太鼓や鈴のリズムに乗せて叫ぶ。「ドラムをたたこう。みんなの声で原発なくそう」。主催者側はこれを「怒りの表現」とするが、この行動に違和感や反感を抱く人たちがいることも確かだ。 大飯原発(福井県)の再稼働が焦点となった2012(平成24)年夏に20万人(主催者発表)まで膨れ上がった参加者も、現在は毎週2000~3000人(同)。デモでは、参加者がマイクを握って官邸に向かって思いを述べる。当初は「そんなところ(郡山)に子どもを住ませるな」など、本県が悲惨な状況だと強調する発言が目立った。参加者の減少もあり、今ではそうした発言は減ったが、それでも、風評払拭(ふっしょく)の動きを指し「食べて応援なんて絶対だめ」などという言葉が聞こえてくる。 当事者の意識が希薄 主催者団体主要メンバ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く