米フロリダ州マイアミのビーチで日光浴をする人々(2015年1月27日撮影、資料写真)。(c)AFP/TIMOTHY A. CLARY 【2月23日 AFP】強い紫外線が皮膚に与えるダメージは、露出後数時間継続するとの研究論文が、20日の科学誌サイエンス(Science)に掲載された。 論文によると、太陽光や日焼け用器具(ランプ)に皮膚を露出すると、皮膚の色を変えるメラニン色素を作り出すメラノサイト細胞内のDNAが損傷し、この損傷が紫外線に露出している間だけでなく、その後も継続している可能性があるという。こうしたDNAの損傷は、皮膚がんの主な要因となっているとされる。 メラニンについてはこれまで、太陽の紫外線を遮断する効果があり、皮膚を保護する大きな役割を果たしていると考えられてきた。しかし今回の研究では、この物質が一方では、皮膚の損傷にも関係している可能性が示唆された。 研究を行った米エー
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