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ブックマーク / blog.livedoor.jp/nonreal-pompandcircumstance (14)

  • 日本と韓国は“危機”のエスカレーションを登ったのか? : 海国防衛ジャーナル

    海上自衛隊哨戒機が韓国駆逐艦から火器管制レーダー(射撃管制用レーダー)を照射された件以来、日韓関係が悪化しています。 件について日韓どちらが事実に即し、どちらが偶発的衝突を回避しようという態度で臨んでいたのかは、防衛省の動画で答えが出ています(韓国は何も出していないに等しい)。件に対する韓国外交部・国防部の言動はあまりに挑発的で、ならず者国家である北朝鮮とも見紛うばかりです。 韓国側は事件当初からまるで理解できない嘘や話題逸らしを続けていますが、日にいたっては自衛隊に対して「対応行動守則に従って強力に対応する」※1と明言しました。対応行動守則とは、「海上で他国の艦艇と哨戒機の威嚇を受けた際、韓国軍が取るべき自衛レベルの“対応マニュアル”」※2のことで、自衛権的措置、すなわち武力の行使を含みます。 韓国が武力行使に言及したことで、日韓は危機のレベルをあげた、と考えて良いのでしょうか?メ

    frothmouth
    frothmouth 2019/01/25
    🙂
  • 南シナ海の「現状」はすでに変更されている 〜プロスペクト理論から〜 : 海国防衛ジャーナル

    以前、プロスペクト理論について紹介しました。 (2014/11/14)プロスペクト理論:現状維持の「現状」ってどこ? 抽象的な説明で分かりにくいところもあったと思います。そこで、米海軍が南シナ海において「航行の自由作戦(Freedom Of Navigation OPeration:FONOP)」を実施したこの機会に、南シナ海問題という具体的な事例を当てはめてみると、より分かりやすいかな、ということで改稿・加筆してみました。 南シナ海の参照基準点はすでに変更されている 意思決定者は置かれた条件によって絶対的な価値に対して主観的な評価をします。この評価の基準となるのが、参照基準点です。国際政治で現状維持というときの「現状」とは、すなわち参照基準点のことです。 現状=参照基準点は刻々と変化します。意思決定者の現状に関する主観的な理解(獲得/損失どちらのドメインにいるのか)だけでなく、欲求や期待

    南シナ海の「現状」はすでに変更されている 〜プロスペクト理論から〜 : 海国防衛ジャーナル
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    frothmouth 2015/10/30
    火薬が南シナ海周辺に積まれていく感
  • 「航行の自由作戦(FONOP)」はベトナム、フィリピンの岩礁・低潮高地でも実施 : 海国防衛ジャーナル

    メモ代わりの更新です。 南シナ海における米海軍の「航行の自由作戦(FONOP)」は、中国の人工島だけでなく、ベトナムやフィリピンが領有権を主張する岩礁の12海里内でも実施されていたようです。 U.S. South China Sea Freedom of Navigation Missions Included Passage Near Vietnamese, Philippine Claims(2015/10/27 USNIニュース) FONOPを実施するに先だって、この行為がエスカレーションを招くものではなく、国際公共財における通常活動であることを示すための2つの手段が専門家から提示されていました(過去記事)。 1つは、地域諸国に計画についての注意喚起と支持を呼びかけること。もう1つは、中国以外の国、フィリピンやマレーシアやベトナムが支配している岩礁や低潮高地周辺でもFONOPを実行す

    「航行の自由作戦(FONOP)」はベトナム、フィリピンの岩礁・低潮高地でも実施 : 海国防衛ジャーナル
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    frothmouth 2015/10/29
    ほんこれ 『たとえば排他的経済水域(EEZ)をあたかも領海の如く扱い、他国の船のアクセスを阻害して強制力を他国に行使しようとしたりしますね。2014年の海南島行政区発表の新規則などはその一例です。海だけでなく空
  • 中国がベトナムを挑発:南シナ海で石油掘削を再開 : 海国防衛ジャーナル

    昨年5月、中国はベトナムの排他的経済水域(EEZ)内へ石油掘削装置「HY981」を派遣しました。掘削地点はベトナム沿岸から220kmの西沙諸島付近で、ベトナム国内では激しい反対運動が起き、中国人2人が死亡、100人がけが、3,000人が国外脱出という騒動にまで発展しました。 当時、中国は海警局など法執行機関だけでなく海軍艦艇も10隻近く派遣し、計80隻余りの船を当該海域に展開させていました。中国の海上法執行機関船艇によるベトナム沿岸警備隊船艇への体当たりによって、ベトナム側にけが人も出ています。こうした激しい衝突にもかかわらず、中国は当該海域の初期探査活動を最後まで完了させました。 そして再び、今月25日に中国は石油リグをベトナムのトンキン湾沖へ派遣し、掘削作業を開始すると発表しました。 HN0029(海洋石油981船钻井作业)(2015/6/25 中国海事局) 琼航警0029  南海 

    中国がベトナムを挑発:南シナ海で石油掘削を再開 : 海国防衛ジャーナル
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    frothmouth 2015/06/28
    “こうした激しい衝突にもかかわらず、中国は当該海域の初期探査活動を最後まで完了させました。 そして再び、今月25日に中国は石油リグをベトナムのトンキン湾沖へ派遣し、掘削作業を開始すると発表しました。 ”
  • 『ドラえもん』で学ぶ安全保障学 : 海国防衛ジャーナル

    『ドラえもん』は、安全保障問題を考える入り口としてなかなか優れた題材です。当ブログでも何度か『ドラえもん』の登場人物を国家に見立てて専門用語を説明させていただきました。 ドラえもんがいない世界でのび太は誰と組むべきかのび太は「勢力」ではなく「脅威」を均衡する ドラえもんとの同盟はのび太の成長にマイナス? さて、札幌琴似工業高の川原茂雄教諭が伊藤絢子弁護士を招いて集団的自衛権を学ぶ授業を行い、その中で『ドラえもん』をメタファーにしたことが話題になっています。 「のび太が武装しても自分を守れるかな」(2014/7/19 朝日新聞) 川原さんと伊藤さんは、「ドラえもん」を例に話を進めた。米国は「ジャイアン」、日は「のび太」。安倍晋三首相は集団的自衛権の行使容認で「日戦争に巻き込まれる恐れは一層なくなっていく」と胸を張ったが、「のび太が武装して僕は強いといっても、当に自分を守れるかな」と川

    『ドラえもん』で学ぶ安全保障学 : 海国防衛ジャーナル
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    frothmouth 2014/07/20
    ドラえもんがいるorいないで前提が変わりますし、ドラえもんがいないのなら、のび太が武装する(自主防衛)、スネ夫と二国間同盟または出木杉くんやしずかちゃんらと多国間同盟(バランシング/バックパッシング)、ジ
  • 米海軍史上最長距離での艦対空迎撃実験が成功 : 海国防衛ジャーナル

    【参考記事】NIFC-CA (ニフカ):超音速巡航ミサイルを超水平線で迎撃する構想 SM-6を発射するイージス駆逐艦「ジョン・ポール・ジョーンズ」(米海軍より) USS John Paul Jones Makes History with Live Fire Missile Tests(米海軍) 6月18〜20日、イージス戦闘システム・ベースライン9Cの戦闘システム船艇評価実験(CSSQT:Combat Systems Ship's Qualification Trials)と海軍統合火器管制対空(NIFC-CA:Naval Integrated Fire Control Counter Air)能力実験が南カリフォルニア沖で実施されました。 19日の実験では、統合防空ミサイル防衛(IAMD)艦の「ジョン・ポール・ジョーンズ(DDG53)」が、6発の標的に対してSM-6×4とSM-2×1を

    米海軍史上最長距離での艦対空迎撃実験が成功 : 海国防衛ジャーナル
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    frothmouth 2014/07/04
    アメリカの軍事に関するエネルギーはどっからくるんだろう?
  • 南シナ海、波高し:中国がベトナム・フィリピンと小競り合い : 海国防衛ジャーナル

    南シナ海は、中国台湾も)、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ブルネイが領有権権を主張し合う複雑な海です(過去記事)。スプラトリー(南沙)諸島とパラセル(西沙)諸島といった小島や環礁をめぐって、各国の主張は入り乱れています。 (南シナ海の領有権を巡る各国の主張ライン) 特に、この中で大きなアクターであるのは、中国、ベトナム、フィリピンです。 ここ数日、中国がベトナムとフィリピンを相手に小競り合いを起こし、事態がエスカレーションの危険性を帯びつつあります。ベトナムとは中国が西沙諸島で始めた石油掘削を巡って、フィリピンとは南沙諸島でウミガメ漁をしていた中国漁船をフィリピンが拿捕したことを巡って衝突していますね。 中国 vs ベトナム南シナ海で中越艦船が衝突 石油掘削めぐり、6人負傷(2014/5/7 産経新聞) 【北京=川越一】中国が石油掘削を始めた南シナ海のパラセル(中国名・西沙)諸島近くの

    南シナ海、波高し:中国がベトナム・フィリピンと小競り合い : 海国防衛ジャーナル
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    frothmouth 2014/05/08
    船をぶつけたのは中国側、動画も公開されるね
  • クリミアをめぐって激化する正義と正義の戦い : 海国防衛ジャーナル

    ロシアのプーチン大統領が、クリミア自治共和国のロシア併合を表明する演説を行いました。 冷戦〜ソ連崩壊〜ポスト冷戦を経たプーチン大統領の心情、というよりもロシアという国家の感情のようなものがうかがえる演説だと思います。国際社会の多数を納得させられるかどうか、という点についての評価は受け取る側の立場によって異なるでしょうが、切々とクリミア併合に至ったロシアの「正義」が語られており、彼らの世界観を知るうえで非常に参考になりますね。 さて、演説の中でプーチン大統領はクリミア併合が国際法に違反しない点を高らかに宣言しています。そしてやはりと言いましょうか、コソボの事例を引き合いに出してきました。クリミアを舞台にしたロシアと米欧の対立は、三戦(世論戦・心理戦・法律戦)の様相を呈しています。 コソボについての経緯は稿では割愛しますが、「コソボとクリミアは同じケースであり、コソボでNATOに認められた行

    クリミアをめぐって激化する正義と正義の戦い : 海国防衛ジャーナル
  • 中国 南シナ海の3分の2にわたる海域の支配強化へ : 海国防衛ジャーナル

    昨年、東シナ海に防空識別圏(ADIZ)を設定した中国は、南シナ海でも同様の措置をとるのではないかと目されていました。しかし、東シナ海で思いの外大きな反発を国際的に受けたことを考慮しているのか、現時点で南シナ海にADIZを設定したとの発表はありません。 そんな中、中国政府は、南シナ海において外国の漁船や調査船が活動するには事前に中国の地方当局に承認を得るよう新しい規則を施行しました。南シナ海で中国と海洋主権を争う周辺国との軋轢が深まることが予想されます。 China Orders Foreign Fishing Vessels Out of Most of the South China Sea(Washington Free Beacon) 新規則は、昨年11月に海南省人民政府によって発表されたもので、今月1日に施行されたようです。海南省の行政区域を通過するすべての外国漁船は中国当局の承認

    中国 南シナ海の3分の2にわたる海域の支配強化へ : 海国防衛ジャーナル
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    frothmouth 2014/01/08
    中国「ガンバルマン!」
  • 中国の防空識別圏:問題はADIZを設定したことではない : 海国防衛ジャーナル

    中国の防空識別圏(ADIZ)問題が引き続きニュースを賑わせていますね。中国のADIZに入った日米の軍用機計12機を識別・確認し、中国空軍がSu-30MKK、J-11などをスクランブルさせたとか、させてないとかといった報道もあります。 昨日あたりから中国当局もさすがに少しずつトーンダウンし始め、各国のADIZの解釈に近い所に落ち着き始めていますね(Kinbricks Now)。初めは日だけを脅すつもりであったのが、まさかここまで米国などが敏感に反応すると想定していなかったんじゃないかと思われる節があります。日だけを相手にするなら、国際的な基準に則ったADIZ運用でなくとも押し切れますからね。ADIZ設定に伴って発表された「中華人民共和国東シナ海防空識別圏航空機識別規則公告」の第1、第3条は、日を意識し過ぎたのかもしれません。 もちろん、それだけが理由ではなく、中国のADIZそのものに対

    中国の防空識別圏:問題はADIZを設定したことではない : 海国防衛ジャーナル
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    frothmouth 2013/12/01
    中国はオープンスカイについてどう思ってるのかしらん?
  • 徴兵制で現代戦は戦えない : 海国防衛ジャーナル

    戦略国際問題研究所(Center for Strategic and International Studies, CSIS)が、中国軍についての報告書を発表しました。各国の防衛白書やレポートを踏まえた詳細なもので、大変信頼性の高いものです。国家航空宇宙情報センター(NASIC)が発表した弾道ミサイルに関するレポートのような直近の分析も反映されているので、網羅的に各軍の分析・評価を確認できる最新の資料となっていますね。 そんな中で興味を惹いたのは、マンパワー(人的資源)に関する人民解放軍海軍(PLAN)の変化についての部分でした。数字で見ると、1985年には35万5,000人いたPLANは、2013年には21万5千人まで人員を削減しています。数百万の民兵がいたりするので、「中国といえば人海戦術」というようなイメージがあるかもしれませんが、質より量を重んじる固陋な考えは、もはや人民解放軍には

    徴兵制で現代戦は戦えない : 海国防衛ジャーナル
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    frothmouth 2013/07/29
    「自衛隊も徴兵制を採用すべし!という意見があります。」うん、いるのは確実なんだが、何処に居るんだろう?
  • 中国こそ戦後国際秩序に挑戦する国家である : 海国防衛ジャーナル

    鳩山由紀夫元首相が相変わらず友愛精神を振りまいておられますね。 中国政府は、同諸島が日清戦争末期に日に奪われたとの立場から、「日が清国人から盗取した一切の地域を中華民国に返還する」とのカイロ宣言を領有権主張の根拠としている。鳩山氏は、「カイロ宣言の中に尖閣が入るという解釈は、中国から見れば当然成り立つ話だ」と述べ、中国政府の言い分に理解を示した。 カイロ宣言の該当部を読むと、 It is their purpose that Japan shall be stripped of all the islands in the Pacific which she has seized or occupied since the beginning of the first World War in 1914, and that all the territories Japan has s

    中国こそ戦後国際秩序に挑戦する国家である : 海国防衛ジャーナル
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    frothmouth 2013/06/30
    なん ちうくに だ
  • メルカトルの呪い?地図のおはなし : 海国防衛ジャーナル

    突然ですが、平面の世界地図を想像してみて下さい。 人によって違うと思いますが、「中国北朝鮮から日を越えて右にず〜っとまっすぐ行くと北米大陸がある」という図1のような地図を想像する方が多いのではないでしょうか。 (図1) この地図は正角円筒図法というもので、メルカトル図法として知られています。単に世界地図を想像しろと言われてこの地図が浮かんでくること自体は何ら問題ではありません。 しかし、「平壌を中心にロサンゼルスまでの弾道ミサイルの飛翔経路」について議論する場合、メルカトル図法は不適切です。メルカトル図法でみると、平壌からロサンゼルスに向けて発射された弾道ミサイルは日の上空を通るように思われますが、実際はそうではありません(後述、参照記事)。 この点、誤解されている方が少なくないようです。メルカトル図法がとてもポピュラーで見慣れたものであることの弊害かもしれませんね。さすがに専門家の

    メルカトルの呪い?地図のおはなし : 海国防衛ジャーナル
  • ますます増える中国の海外補給拠点 : 海国防衛ジャーナル

    中国の「海外戦略補給拠点」について分かりやすい地図がありました。 Chinese paper advises PLA Navy to build overseas military bases (China-Defense-mashup) (China-Defense-mashup <2013/1/8> より画像転載。) 記事では、中国が現在利用中の港に加え、今後の利用が検討されている港や地域が触れられています。 引用画像が中国語なので、以下に日語のものを。地図上のピンをクリックすると地名が出ます。 より大きな地図で 中国海外補給拠点 を表示 清津(北朝鮮)、ポートモレスビー(パプアニューギニア)、シアヌークビル(カンボジア)、ランター島(タイ)、シットウェ(ミャンマー)、ダッカ(バングラデシュ)、グワダル(パキスタン)、ハンバントタ(スリランカ)、モルジブ、セーシェル、ジブチ、ラゴス

    ますます増える中国の海外補給拠点 : 海国防衛ジャーナル
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