国連軍に発砲、非難殺到 イスラエルは正当化 時事通信 外信部2024年10月12日00時19分配信 イスラエル軍の攻撃で大破した車の脇を通る国連レバノン暫定軍(UNIFIL)の車両=3月2日、レバノン南部(AFP時事) 【ニューヨーク時事】イスラエル軍が10日、国連レバノン暫定軍(UNIFIL)に発砲したことに国際社会から非難が殺到している。イスラエル軍は「発砲前に安全な場所にとどまるよう指示した」と釈明し、イスラム教シーア派組織ヒズボラが近くで活動していたと攻撃を正当化した。 国連軍に発砲で抗議 「イスラエルは戦争犯罪の可能性」―イタリア イスラエル軍の戦車は10日、レバノン南部ナクラにあるUNIFIL本部の監視塔を砲撃。インドネシア国籍の隊員2人が病院に搬送された。UNIFILは声明で、命に別条はないとしながらも「平和維持部隊へのいかなる意図的な攻撃も国際人道法違反だ」と抗議した。 U