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ブックマーク / www.okayama-u.ac.jp (39)

  • Female squirtingの謎の解明へ - 国立大学法人 岡山大学

    Female squirtingの謎の解明へ 2023年03月17日 ◆発表のポイント 性交時のSquirting(女性の潮吹き現象)の液体の成分は尿であるという説と、スキーン腺と呼ばれる尿道周囲腺からの分泌液であるという説の2つがありましたが、はっきりとは解明されていませんでした。実際の性的刺激による潮吹き現象の液体を分析した結果、主成分は尿であることがわかりました。また、液体中のPSA濃度が尿と比較して高かったことから、スキーン腺からの分泌物も含まれていることが示されました。研究は女性の潮吹き現象を可視化し、動画で直接的に証明した世界初の報告となります。 性交時のSquirting(女性の潮吹き現象)は、オーガズムの前、もしくは最中に腟前壁を刺激することにより、女性の尿道から液体が排出される現象です。排出される液体の成分は、尿であるという説と、スキーン腺と呼ばれる尿道周囲腺からの分泌

    Female squirtingの謎の解明へ - 国立大学法人 岡山大学
    frothmouth
    frothmouth 2024/01/26
    女性の身体研究が「軽んじられてきた」となる問題を正面から打破していて素晴らしいと思います。
  • 長引くかゆみ、何回も引っ掻くと神経で増えるタンパク質が原因!~かゆみ治療薬開発への応用に期待~ - 国立大学法人 岡山大学

    長引くかゆみ、何回も引っ掻くと神経で増えるタンパク質が原因!~かゆみ治療薬開発への応用に期待~ 2022年05月02日 九州大学 岡山大学 Johns Hopkins University ◆ポイント ① 長引くかゆみの原因のひとつは、かゆい皮膚を何回も繰り返して引っ掻くことで皮膚の炎症が悪化し、さらにかゆみが増すという悪循環。しかし、サイクルを生み出す仕組みは不明。 ② 研究では、かゆい皮膚を繰り返し引っ掻くことにより神経でNPTX2(neuronal pentraxin 2)というタンパク質が増え、それがかゆみ信号伝達神経の活動を高めてしまうことを世界で初めて発見。 ③ 今後、NPTX2を標的にしたかゆみ治療薬の開発につながることが期待。 かゆみを感じたとき、私たちはかゆいところを引っ掻きます。通常であれば、数回引っ掻くとかゆみは治まりますが、アトピー性皮膚炎や接触皮膚炎などに伴う慢

    長引くかゆみ、何回も引っ掻くと神経で増えるタンパク質が原因!~かゆみ治療薬開発への応用に期待~ - 国立大学法人 岡山大学
  • 軟骨細胞の破裂が骨形成の場を作る! 骨ができる新しいメカニズムを発見 - 国立大学法人 岡山大学

    岡山大学大学院医歯薬学総合研究科(歯)生体材料学分野の原エミリオ助教、松卓也教授、大阪大学の共同研究グループは、骨が形成される新しいメカニズムをマウスモデルを使って発見しました。この新しいメカニズムは二次骨化中心と呼ばれる大腿骨などの関節部分における骨化初期において認められます。研究グループはこの部位における軟骨細胞が肥大化した結果、細胞の一部が破裂し骨形成に必要なスペースができること、この破裂の際に残された細胞膜断片が骨石灰化の開始点になることを見出しました。さらにこの細胞破裂は歩くことなどによって生じる機械的刺激によって誘引されることも突き止めました。研究成果は骨の成長に適した環境の理解や新しい骨再生材料の開発につながります。成果は1月17日 日時間午前0時(米国時間16日午前10時)米科学雑誌「ACS Biomaterials Science & Engineering」ならび

    軟骨細胞の破裂が骨形成の場を作る! 骨ができる新しいメカニズムを発見 - 国立大学法人 岡山大学
  • 膵臓・胆管がん患者の唾液中に特有のmicroRNAを発見~唾液検査による膵臓・胆管がん早期発見の可能性~ - 国立大学法人 岡山大学

    膵臓・胆管がん患者の唾液中に特有のmicroRNAを発見~唾液検査による膵臓・胆管がん早期発見の可能性~ 2017年09月28日 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科予防歯科学分野の森田学教授と岡山大学病院新医療研究開発センター丸山貴之助教、同研究科消化器・肝臓内科学分野の岡田裕之教授らの共同研究グループは、膵臓・胆管がん患者の唾液では健常者の唾液と比較して、microRNAの一種であるmiR-1246とmiR-4644の発現量が高いことを明らかにしました。研究成果は2016年5月12日、英国のオンラインジャーナル「Oncology Reports」で公開されました。 膵臓・胆管がんは自覚症状に乏しく、症状が進行してから発見されるため、予後が不良です。そのため、がんの早期発見が可能なバイオマーカーの開発が求められています。研究成果により、唾液検査によって膵臓・胆管がんの早期発見が可能になる

    膵臓・胆管がん患者の唾液中に特有のmicroRNAを発見~唾液検査による膵臓・胆管がん早期発見の可能性~ - 国立大学法人 岡山大学
  • 空気よりも軽い氷?! 極めて密度の低い氷「エアロアイス」を予測 - 国立大学法人 岡山大学

    岡山大学大学院自然科学研究科の松井貴宏大学院生、平田雅典大学院生(ともに博士前期課程1年)、岡山大学異分野基礎科学研究所の矢ケ﨑琢磨講師、松正和准教授、田中秀樹教授の研究チームは、通常の氷よりも密度が低い氷の結晶構造について、分子シミュレーションによって網羅的な調査を実施。まだ実験で発見されていないいくつかの安定な結晶構造が存在することや、理論的に予測される低密度氷「エアロアイス」には密度に下限がなく、空気よりも軽い氷も作りうることを初めて解明しました。 研究成果は9月5日、米国物理学協会(AIP)の国際科学雑誌「 The Journal of Chemical Physics 」に掲載されたほか、同誌の表紙を飾りました。 水は、単成分の物質としては、固体結晶の種類が異常に多く、これまでに17種類が発見されています。研究成果によって、今後、低密度領域を探れば、さらに多数の結晶構造が見

    空気よりも軽い氷?! 極めて密度の低い氷「エアロアイス」を予測 - 国立大学法人 岡山大学
  • 可視光での水素製造効率が47%に達する光触媒を開発 実用化に必要な効率を大幅クリア - 国立大学法人 岡山大学

    岡山大学大学院環境生命科学研究科の高口豊准教授、田嶋智之講師、Kiki Kurniawan大学院生(博士後期課程3年)は、カーボンナノチューブの周りにTiOxという電子抽出物質を被覆した材料が、吸収された可視光の47%を水素に変換できる高い性能を示す光触媒であることを明らかにしました。これまで可視光領域で光触媒を実用化するのに必要とされていた30%という値を大幅にクリアしたことから、光触媒を利用したCO2フリー水素製造技術の実用化が期待されます。研究成果は6月21日、英国の科学雑誌「RSC Advances」に掲載されました。 また、今回の研究は、文部科学省の特別プログラムとして岡山大学が採択された「ASEAN 諸国におけるグリーンイノベーション推進人材養成プログラム」の中で、インドネシアからの留学生が研究を行い得られた成果です。創造的国際学都を目指し、岡山大学が持続可能な世界に向けたグ

    可視光での水素製造効率が47%に達する光触媒を開発 実用化に必要な効率を大幅クリア - 国立大学法人 岡山大学
  • 赤外分光計測の飛躍的な感度向上に成功 -背景光を除去し、分子からの光信号のみを高いコントラストで検出- - 国立大学法人 岡山大学

    研究成果のポイント】 ○ 光の揺れる方向を表す偏光を制御できる人工光学材料“非対称メタマテリアル”を開発 ○ 分子の光信号と背景光とを区別して、光信号のみを高いコントラストで赤外分光計測 ○ 環境や医療・創薬における極微量試料の迅速かつ簡便な分光分析技術に応用可能 岡山大学大学院自然科学研究科(工)の石川篤助教、鶴田健二教授らと、理化学研究所の田中拓男主任研究員(フォトン操作機能研究チームリーダー)の共同研究グループは、“非対称メタマテリアル”と呼ばれる人工光学材料を開発。その表面に吸着した有機分子を、数1,000個レベル(=ゼプト(10-21)モルレベル)の極めて高い感度で赤外分光計測できる技術を新たに開発しました。研究成果は6月9日、英国の科学雑誌「Scientific Reports」に掲載されました。 従来の赤外分光計測では、ノイズの原因となる明るい背景光の中から、試料が光を

    赤外分光計測の飛躍的な感度向上に成功 -背景光を除去し、分子からの光信号のみを高いコントラストで検出- - 国立大学法人 岡山大学
  • ラベンダーやパクチーに含まれる精油成分に放射線防護効果があることを解明 - 国立大学法人 岡山大学

    岡山大学中性子医療研究センターの小野俊朗教授、花房直志准教授らの研究グループは、古来より生薬や香料として広く用いられてきた精油の主成分であるモノテルペノイドの中に、放射線に対して防護効果を有するものがあることを明らかにしました。研究成果は5月4日、ハンガリー国の国際雑誌「Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry」電子版に掲載されました。 研究成果により、精油成分を用いた安全な放射線防護剤の開発と利用が進展することが期待されます。 <論文情報等> 著者 Ken-ichi Kudo, Tadashi Hanafusa and Toshiro Ono 題名 In vitro analysis of radioprotective effect of monoterpenes 誌名 Journal of Radioanalytical a

    ラベンダーやパクチーに含まれる精油成分に放射線防護効果があることを解明 - 国立大学法人 岡山大学
  • 比較ゲノミクスでコレラ菌流行株の進化が明らかに - 国立大学法人 岡山大学

    岡山大学大学院医歯薬学総合研究科(薬)の三好伸一教授らの研究グループは、国立感染症研究所などと共同し、コレラ流行の中心地インド・コルカタ市において、2007〜2014年に患者から単離されたコレラ菌80株のゲノムを解析。ゲノム情報に基づく比較ゲノミクス[1]の結果、2010年を境に流行株が強毒株に置き換わったことや、それ以降も流行株が継続して変異していることを明らかにしました。この結果は、コレラ流行が毎年繰り返されるコルカタ市において、流行株が頻繁に交代していることを示唆しています。研究成果は2月13日、米国のオンラインジャーナル「PLoS Neglected Tropical Diseases」に掲載されました。 今後は、コレラ菌流行株の発生経緯や伝播経路を解明するため、環境水(河川やため池の水など)や周辺国(バングラデシュなど)から単離されたコレラ菌についても、同様の比較ゲノミクスを行

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  • 驚愕の新種! その名は「サザエ」 〜 250年にわたる壮大な伝言ゲーム 〜 - 国立大学法人 岡山大学

    岡山大学大学院環境生命科学研究科(農)の福田宏准教授は、欧米の古文献を再調査した結果、日では用として広く知られている貝類のサザエが、これまで有効な学名をもたず、事実上の新種として扱われるべきであることを解明し、サザエの学名を新たに「Turbo sazae Fukuda, 2017」と命名しました。研究成果は5月16日、日豪共同刊行の軟体動物学雑誌「 Molluscan Research 」電子版に公表されました。 サザエは、日ではアサリやシジミと並んで最もよく知られた貝類であり、国民的アニメーションの主人公の名前にもなっています。しかしそのような種ですら、我々人類はアイデンティティを正しく把握できていなかったのです。このことは、生物の種の正確な識別と同定がいかに困難であるかを示す一端として示唆的です。 <研究成果のポイント>○ 地球上に存在するあらゆる動物の種のうち、学名のない種

    驚愕の新種! その名は「サザエ」 〜 250年にわたる壮大な伝言ゲーム 〜 - 国立大学法人 岡山大学
  • オスの性機能を調節する脊髄神経回路が哺乳類で普遍的であることを解明 - 国立大学法人 岡山大学

    岡山大学大学院自然科学研究科の坂浩隆准教授と近畿大学、岡山理科大学の研究グループは、モグラの近縁種である真無盲腸類のスンクス( Suncus murinus )とげっ歯類のハツカネズミを比較して、オスの性機能を調節する脊髄神経回路が哺乳類で普遍的であることを明らかにしました。研究成果は5月1日、米国の科学雑誌「 The Journal of Comparative Neurology 」で公開されました。 研究グループはこれまでにげっ歯類のラットを用いて、哺乳類のオスがペニスを勃起させて射精するために、脊髄に専用の神経回路を発達させていることを発見していました。しかしながら、オスの性機能専用神経回路がラット以外の動物でも存在するかどうかは不明でした。今回、比較的原始的と考えられているスンクスを用いることにより、当該神経回路が哺乳類で普遍的であることを明らかにしました。 ヒトを含め哺乳

    オスの性機能を調節する脊髄神経回路が哺乳類で普遍的であることを解明 - 国立大学法人 岡山大学
  • ナノアパタイトをベースにした新しい生体組織用接着材を開発 - 国立大学法人 岡山大学

    岡山大学大学院医歯薬学総合研究科(歯)生体材料学分野の松卓也教授、岡田正弘准教授、大阪大学、物質材料研究機構の共同研究グループは、新しいタイプの生体組織用接着材の開発に成功。骨や歯の主成分であるアパタイトをナノオーダーで人工合成した材料「ナノアパタイト」をベースとしており、切断した皮膚などを容易に接着できることを確認しました。また、医療現場で現在使われているフィブリン系接着剤よりも2倍以上の強い接着力を持つことが分かりました。研究成果は5月5日、国際科学雑誌「 Acta Biomaterialia 」のオンライン電子版に掲載されました。 外科手術等では傷を処置するために縫合糸が主に使用されています。一方で、医療現場からは、迅速かつ簡便に使用できる生体組織用接着材の開発が強く望まれています。研究成果は、取り扱いが容易で短時間に強力な接着力を発揮する生体親和性に優れた接着材としての応用が

    ナノアパタイトをベースにした新しい生体組織用接着材を開発 - 国立大学法人 岡山大学
  • てんかんのメカニズムにもタンパク質HMGB1が関与 抗HMGB1抗体が新しいてんかん治療薬になる可能性 - 国立大学法人 岡山大学

    てんかんのメカニズムにもタンパク質HMGB1が関与 抗HMGB1抗体が新しいてんかん治療薬になる可能性 2017年04月27日 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科(医)の西堀正洋教授(薬理学)の研究グループは、脳の興奮性異常によって発症するてんかんのメカニズムに、神経細胞から放出されるタンパク質High Mobility Group Box-1 (HMGB1)が関与することを明らかにしました。 研究グループは、マウスで作製された薬物誘発てんかんモデルで、神経細胞、特に海馬領域の神経細胞から放出される細胞核内タンパク質HMGB1が、血液脳関門の破綻と炎症性サイトカイン産生の誘導に働くことを明らかにしました。また、HMGB1の働きを中和する抗HMGB1抗体は、脳血管の保護作用と抗炎症作用を発揮し、その結果痙攣(けいれん)発作を抑制することがわかりました。 抗HMGB1抗体の投与は、痙攣発作に随

    てんかんのメカニズムにもタンパク質HMGB1が関与 抗HMGB1抗体が新しいてんかん治療薬になる可能性 - 国立大学法人 岡山大学
  • 光ではたらく硫酸イオン輸送体「SyHR」を発見 これまでに例のない機能を持つことが判明 - 国立大学法人 岡山大学

    岡山大学薬学部6年の仁保亜紀子学部生、同大学院医歯薬学総合研究科(薬)の須藤雄気教授、栗原眞理恵大学院生、東京大学大気海洋研究所の吉澤晋准教授、大阪大学大学院理学研究科の水谷泰久教授、理化学研究所の田原太平主任研究員らの研究グループは、光ではたらく硫酸イオン輸送体「SyHR」を発見。イオン結合部位およびイオン輸送メカニズムを明らかにしました。研究成果は3月29日、米国化学会誌『Journal of the American Chemical Society』に掲載されました。 研究成果により、「光による硫酸イオンの輸送」という膜タンパク質の全く新しい機能が見出されました。これにより生物の光利用の多様性が明らかになりました。今後は、生体内に広く分布する硫酸イオンの濃度を光によって制御し、未解明の生体内における硫酸イオンの役割の解明や、環境中での硫酸イオン濃度の測定技術の開発につながること

    光ではたらく硫酸イオン輸送体「SyHR」を発見 これまでに例のない機能を持つことが判明 - 国立大学法人 岡山大学
  • 二足歩行する“細胞内の運び屋” モータータンパク質「キネシン」の設計原理を解明 - 国立大学法人 岡山大学

    岡山大学異分野基礎科学研究所の墨智成准教授は、“細胞内の運び屋”であるモータータンパク質「キネシン」の設計原理を、一分子計測データの数理モデリング※1から明らかにしました。研究成果は4月25日英国時間午前10時(日時間午後6時)、英国の科学雑誌「 Scientific Reports 」に掲載されます。 キネシンは、細胞骨格上を細胞の中心から外側に向かって、あたかも人間のように「二足歩行」しながら細胞内物質輸送を担うモータータンパク質です。これまで、この運動特性は測定されていたものの、仕組みは分かっておらず、さまざまなモデルが提案されてきました。墨准教授は、この問題に決着をつけるべく「設計原理」を明らかにしました。研究成果は、細胞内に多数存在する細胞骨格系分子モーターの統一的理解に向けた、重要な知見であるといえます。 図1. (a)細胞骨格(微小管)上を二足歩行する分子モーター「キネ

    二足歩行する“細胞内の運び屋” モータータンパク質「キネシン」の設計原理を解明 - 国立大学法人 岡山大学
  • ウマの子宮から分泌される黄体退行因子PGF2αは自己分泌増幅機構を持つ~動物種間でホルモン製剤感受性が異なる謎を解明~ - 国立大学法人 岡山大学

    ウマの子宮から分泌される黄体退行因子PGF2αは自己分泌増幅機構を持つ~動物種間でホルモン製剤感受性が異なる謎を解明~ 2016年03月09日 帯広畜産大学 奥田潔学長(岡山大学名誉教授)をはじめとする岡山大学、社台ファーム、JRA、ポーランド科学アカデミーらで構成される共同研究グループは、ウマ黄体退行時の子宮から分泌されるプロスタグランジン(PG)F2αがその自己分泌を増幅する機構を持つことを明らかにしました。研究成果は2月23日、イギリスの科学雑誌『Reproduction』にオンライン掲載されました。 ウマやウシなどの家畜の卵巣では排卵後、黄体という妊娠を維持するホルモンを分泌する組織が形成され、この黄体が退行することにより次の排卵が生じます。家畜ではこの黄体を退行させるホルモンであるPG製剤の投与により効率的な繁殖が行われています。しかし、このホルモンの投与量には動物種により違い

    ウマの子宮から分泌される黄体退行因子PGF2αは自己分泌増幅機構を持つ~動物種間でホルモン製剤感受性が異なる謎を解明~ - 国立大学法人 岡山大学
  • 岡山大学病院が厚生労働省「国産医療機器創出促進基盤整備等事業」に採択 - 国立大学法人 岡山大学

    岡山大学病院が厚生労働省「国産医療機器創出促進基盤整備等事業」に採択 2014年06月30日 厚生労働省の国産医療機器創出促進基盤整備等事業に6月20日、岡山大学病院が採択されました。 事業は、診療だけでなく医療機器の研究開発も行う医療機関において、主に医療機器を開発する企業の人材を受け入れ、市場性を見据えた製品設計の方法などに関する資質を習得した人材を育成することで、国内外の医療ニーズを満たす医療機器の開発の推進を図ることを目的としています。院を含む11機関が採択されました。 院は、厚生労働省が選定した中国・四国地区唯一の「臨床研究中核病院」として、同地区の基幹病院とのネットワークを利活用した大規模な臨床研究や治験、基礎研究から臨床応用にいたる橋渡し研究(トランスレーショナル・リサーチ)を精力的に実施しています。また、医療機器・医薬品の研究開発に関連した人材の育成を一つの重要なミッ

    岡山大学病院が厚生労働省「国産医療機器創出促進基盤整備等事業」に採択 - 国立大学法人 岡山大学
    frothmouth
    frothmouth 2016/01/11
    “国産医療機器創出促進基盤整備等事業”
  • 結核ワクチンBCGの遺伝的安定性を実証 - 国立大学法人 岡山大学

    岡山大学大学院医歯薬学総合研究科(歯)口腔微生物学分野の大原直也教授、長崎大学熱帯医学研究所国際保健学分野の和田崇之助教、京都大学、神戸市環境保健研究所、結核研究所、日ビーシージー製造株式会社の共同研究グループは、結核に対するBCGワクチン計7ロットのゲノム解析を実施。培養による新たな変異の混在が少なく、安定性が良いことを確認しました。研究成果は12月4日、英国のオンライン科学雑誌「Scientific Reports」に掲載されました。 結核に対するBCGワクチンは、生菌ワクチンで、長年継代培養され、また市販ロットを作製する際にも継代培養されます。これまで、変異を生じた菌が多く含まれる懸念がありましたが、日のBCGワクチンの中に変異を持った菌がどれだけ存在するかはわかっていませんでした。研究成果は日のBCGワクチンが安定であることを示し、安全性の担保につながるものです。 <業 

    結核ワクチンBCGの遺伝的安定性を実証 - 国立大学法人 岡山大学
    frothmouth
    frothmouth 2015/12/10
    本研究成果は日本のBCGワクチンが安定であることを示し、安全性の担保につながるものです。
  • 傷害神経に中和抗体を局所投与することで神経障害性疼痛の痛みが緩和~神経障害性疼痛の新たな鎮痛薬として期待~ - 国立大学法人 岡山大学

    傷害神経に中和抗体を局所投与することで神経障害性疼痛の痛みが緩和~神経障害性疼痛の新たな鎮痛薬として期待~ 2015年11月20日 【研究成果のポイント】 難治性疼痛の一つである神経障害性疼痛(※1)モデルの傷害神経でHMGB1(※2)が増加慢性的な痛みが発症した後でも、傷害神経周辺部に中和抗体(※3)を投与することでHMGB1の働きを抑制でき、痛みが緩和神経障害性疼痛の新たな鎮痛薬につながることに期待【概要】 広島大学大学院医歯薬保健学研究院の仲田義啓(なかたよしひろ)教授と森岡徳光(もりおかのりみつ)准教授、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科(医)の西堀正洋(にしぼりまさひろ)教授らの研究グループは、神経障害性疼痛モデルマウスを用いて、炎症性物質の一つであるHMGB1が末梢部位(傷害を受けた坐骨神経)で増加することを確認しました。さらに痛みが慢性化した後でもHMGB1に対する中和抗体を

    傷害神経に中和抗体を局所投与することで神経障害性疼痛の痛みが緩和~神経障害性疼痛の新たな鎮痛薬として期待~ - 国立大学法人 岡山大学
    frothmouth
    frothmouth 2015/11/25
    “難治性疼痛の一つである神経障害性疼痛(※1)モデルの傷害神経でHMGB1(※2)が増加慢性的な痛みが発症した後でも、傷害神経周辺部に中和抗体(※3)を投与することでHMGB1の働きを抑制でき、痛みが緩和神経障害性疼
  • 水の新しい性質を発見~過冷却された水の微細な秩序構造を解明~ - 国立大学法人 岡山大学

    岡山大学大学院自然科学研究科(理)理論化学研究室の松正和准教授、矢ヶ崎琢磨特任助教、田中秀樹教授の研究チームは、計算機シミュレーションにより、過冷却された水の微細な秩序構造を世界で初めて解明しました。研究成果は2015年11月10日、アメリカ物理学会の国際科学雑誌「Physical Review Letters」オンライン版に掲載されました。 低温の水は均質ではなく、多様で豊かな内部構造を持っていることが明らかになりました。水は生命の中核を担っており、水に新たな性質が見つかったことで、水と生命の関係をより深く理解することにつながります。 <業 績> 松正和准教授らの研究チームは、計算機シミュレーションにより、過冷却された水の微細構造を世界で初めて解明しました。 水は液体状態では、一般に分子の配置が結晶のような周期性をもたず、どこも均質に乱れていると考えられていました。研究により、水

    水の新しい性質を発見~過冷却された水の微細な秩序構造を解明~ - 国立大学法人 岡山大学
    frothmouth
    frothmouth 2015/11/20
    “本研究により、水を過冷却すると、「拡張多胞体」と呼ばれる、1ナノメートル程度(1ナノメートルは1ミリメートルの百万分の一)の秩序あるクラスタ(図1)が徐々に増え、不均一な構造となることが明らかになりました。