転移性胃がんに対するα線を放出する標的アイソトープ治療薬の効果を世界で初めて確認 ―治りにくく予後が悪い、腹膜に散らばった転移胃がんに新たな治療法― 発表のポイント 特定のタンパク質が表面に存在するがん細胞にだけ結合してα線1)を放出する標的アイソトープ治療2)薬(211At-トラスツズマブ3))を作製した 胃がん腹膜播種4)モデルマウスに211At-トラスツズマブを投与し、治療効果を確認した 効果的な治療法が無く、予後が非常に悪い胃がん腹膜播種に対する新たな治療法となることが期待される 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(理事長 平野俊夫。以下「量研」という。)放射線医学総合研究所 放射線障害治療研究部放射線がん生物学研究チームの長谷川純崇チームリーダー・李惠子日本学術振興会特別研究員は、同研究所 標識薬剤開発部の永津弘太郎主幹研究員と共同で、腹膜播種した転移性胃がんに対するα線放
世界最軽量「手のひらサイズ580g」医療用ガンマ線可視化カメラを開発 世界初・生体マウスのマルチアングル撮影、多色高精度3D画像を短時間で撮影可能に 早稲田大学理工学術院の片岡淳(かたおかじゅん)教授らの研究チームは、大阪大学、量子科学技術研究開発機構、浜松ホトニクス株式会社と共同で、ガンマ線を可視化する世界最軽量の小型カメラ(重量580グラム)を開発しました。さらにこのカメラを用いて、3種の異なる放射性薬剤を投与した生体マウスの3D同時分子イメージングにも世界で初めて成功しました。 レントゲン撮影に代表される放射線イメージングは、一般に2次元静止画を基本とし、エネルギー情報を持ちません。また、癌(ガン)やアルツハイマー病の早期発見に有用なPET(陽電子断層撮影)も511キロ電子ボルト(keV) のガンマ線を対象とし、画像は白黒です。そこで、任意のエネルギーのガンマ線を手軽に可視化すること
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