【益田】柴犬による到着客の出迎えが18日、益田市内田町の萩・石見空港で始まった。約20頭のかわいらしい歓迎に到着客が笑みを浮かべた。 同市美都町二川地区は柴犬のルーツとして血統書で確認されている「石号」の出生地。空港ビルの管理運営をする石見空港ターミナルビルが、羽田便の到着客に心温まるひとときを過ごしてもらおうと初めて企画。同市や浜田市、島根県吉賀町、山口県萩市の柴犬愛好者でつくる益田柴犬育成会(30人)と共催した。 到着ロビーそばの自動ドアの外で柴犬と飼い主が待機。キャスター付きのスーツケースを引いた到着客は思わぬお出迎えに相好を崩し、犬と記念撮影して楽しんだ。 益田市に帰省した東京都杉並区の会社員増野貢治さん(53)は出迎え初日と聞き「ラッキーだった。柴犬の里・益田を広くPRする機会になると思う」と話した。 育成会の柳尾(やなお)敦男会長(84)=益田市向横田町=は「愛犬家の親睦会とし