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ブックマーク / www.ims.ac.jp (7)

  • 完全大気圧下での光電子分光測定に世界で初めて成功(横山教授、高木助教ら) - お知らせ | 分子科学研究所

    自然科学研究機構分子科学研究所の高木康多助教、横山利彦教授らの研究グループは、電気通信大学燃料電池イノベーション研究センターの岩澤康裕教授らの研究グループ、名古屋大学物質科学国際研究センターの唯美津木教授および公益財団法人高輝度光科学研究センター (JASRI)の宇留賀朋哉研究員らの研究グループと共同で、大型放射光施設SPring-8(*1)で硬X線(*2)を用いた準大気圧光電子分光装置を改良し、世界に先駆けて完全大気圧下での光電子分光測定(*3)に成功しました。研究は、NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)プロジェクト「固体高分子形燃料電池利用高度化技術開発事業/普及拡大化基盤技術開発/触媒・電解質・MEA内部現象の高度に連成した解析、セル評価」および日学術振興会・科学研究費若手研究(A)(課題番号:15H05489)の一環として行われたものです。 多くの触

  • 動物プランクトンの脳ではたらく、紫外線センサータンパク質(古谷グループら) - お知らせ | 分子科学研究所

    自然科学研究機構分子科学研究所生命・錯体分子科学研究領域の塚寿夫助教と古谷祐詞准教授は、生理学研究所の久保義弘教授・陳以珊特任助教との共同研究により、動物プランクトンのモデル生物として研究されている、ゴカイ幼生の脳にある光センサータンパク質が紫外線を感知することを明らかにしました。動物プランクトンは、紫外線ダメージ(と捕者)を避けるために、昼間は深層で活動し夜間に水面近くに移動する大規模日周行動(日周鉛直移動と呼ばれる)を示しますが、紫外光を感知するメカニズムは不明でした。今回の成果によって、動物プランクトンの生態が光によって制御されるメカニズムの理解が進み、プランクトン性のイワシやサンマなどの生育などに貢献することが期待できます。 成果は、2017年6月16日付でAmerican Society for Biochemistry and Molecular Biology発行のJ

  • トポロジカル絶縁体を強磁性にする新たな方法を発見<br />-量子異常ホール効果を利用したデバイス開発へ進展-(田中准教授、横山教授ら) - お知らせ | 分子科学研究所

    東京工業大学 理学院 物理学系の平原徹准教授、東京大学 物性研究所の白澤徹郎助教(現 産業技術総合研究所主任研究員)、同大大学院理学系研究科の長谷川修司教授、分子科学研究所の田中清尚准教授、木村真一准教授(現 大阪大学教授)、横山利彦教授、広島大学 放射光科学研究センターの奥田太一教授、ロシアスペインの理論グループらは共同で、トポロジカル絶縁体の表面近傍に規則的な強磁性層を埋め込むことに成功し、さらに室温であっても強磁性状態であることを実証した。 トポロジカル絶縁体とは、物質内部は絶縁体で電流を通さないが、表面には金属状態が存在し、電流を流すことのできる新しい絶縁体である。このトポロジカル絶縁体にさらに磁石の性質である強磁性注1を導入することで、輸送特性として量子異常ホール効果注2が実現する。しかしこれまでのやり方では、量子異常ホール効果が実際に観測される温度が、最高でも-271℃と低い

  • 二本足で歩く分子モータータンパク質キネシンの足の動きを精細に可視化(飯野教授ら) - お知らせ | 分子科学研究所

    発表者 磯島 広(東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻 博士課程修了/研究当時:大学院生) 飯野 亮太(自然科学研究機構分子科学研究所・岡崎統合バイオサイエンスセンター 教授) 新谷 大和(東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻・量子相エレクトロニクス研究センター 特任助教) 野地 博行(東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻 教授) 富重 道雄(東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻 准教授) 発表のポイント ◆分子モーターキネシン(細胞内での輸送に関わるタンパク質)が二足歩行運動する際の片足の動きを、従来よりも100倍以上高い時間分解能で一分子観察することに成功した。 ◆キネシンが片方の足を前に踏みだす動きの詳細を明らかにし、また効率的に歩くには両足をつなぐリンカーの長さが重要であることを示した。 ◆ナノメートルサイズの生体分子機械が効率的に働くために必要なデザインの一端を明らかにし

  • 自然界に存在しない新規タンパク質分子を創り出すことに成功(古賀グループら) - お知らせ | 分子科学研究所

    自然科学研究機構分子科学研究所・協奏分子システム研究センターの古賀信康准教授、古賀理恵研究員、ワシントン大学のYu-Ru Lin、David Baker教授、ラトガース大学のGaohua Liu助教、Gaetano T. Montelione教授らの研究グループは、様々な形や大きさのタンパク質立体構造を自在かつ精密にデザインするための理論と技術の開発を行い、更に開発した技術を用いて自然界に存在しない新規タンパク質分子を創り出すことに成功しました。タンパク質分子は生命現象を司る分子の一つであり、タンパク質分子を自在にデザインする手法を確立することにより、細胞の制御・設計、マテリアル開発、医療などにおける寄与が将来的に期待されます。 研究成果は、2015年9月22日に米国科学アカデミー紀要(PNAS)のオンライン速報版で公開されました。 研究の背景 DNAから転写・翻訳されて作り出されたタン

    frothmouth
    frothmouth 2015/10/11
    “研究グループは、様々な形や大きさのタンパク質立体構造を自在かつ精密にデザインするための理論と技術の開発を行い、更に開発した技術を用いて自然界に存在しない新規タンパク質分子を創り出すことに成功しました
  • 哺乳類体内時計の光センサー分子メラノプシンの特性を解明(古谷グループら) - お知らせ | 分子科学研究所

    自然科学研究機構分子科学研究所生命・錯体分子科学研究領域の塚寿夫助教と古谷祐詞准教授は、生理学研究所の久保義弘教授、大阪市立大学の寺北明久教授・小柳光正准教授、米国Oregon Health & Science UniversityのDavid Farrens准教授との共同研究により、ヒトなど哺乳類において環境光による体内時計のリセットに関わる光受容分子メラノプシンが、自発的に光を受容する能力を失う特徴を持つことを明らかにしました。今回明らかになったメラノプシンの特性は、体内時計の光リセットなど「視覚ではない光受容」が、一つの分子の性質によってどのように制御されているのかについて知見を与えると共に、メラノプシンの分子特性を利用した疾患治療や研究手法開発への貢献も期待されます。 成果は、2015年9月28日付でAmerican Society for Biochemistry and M

    frothmouth
    frothmouth 2015/10/11
    “ヒトなど哺乳類において環境光による体内時計のリセットに関わる光受容分子メラノプシンが、自発的に光を受容する能力を失う特徴を持つことを明らかにしました。今回明らかになったメラノプシンの特性は、体内時計
  • 生命がいなくても酸素を豊富に保持する地球型惑星の存在可能性を示唆 アストロバイオロジー(宇宙における生命)研究に期待(正岡准教授ら) - お知らせ | 分子科学研究所

    宇宙の中で、この地球は生命が宿る星であり、植物の光合成によって酸素がうみだされ、酸素を豊富にたたえています。これによって、動物など多様な生命が地球に存在できています。自然科学研究機構では、2015年4月にアストロバイオロジーセンターをたちあげ、天文学とさまざまな科学との融合による「宇宙における生命」研究を推進しています。今回、このアストロバイオロジーセンターの成田憲保 特任助教(自然科学研究機構・国立天文台(併任))と、同機構・分子科学研究所の正岡重行 准教授らの共同研究グループは、生命が必ずしもいなくても、酸素を豊富に保持する地球型惑星が存在しうることを理論的に明らかにしました。今回の研究成果は、これまで行われてこなかった天文学と分子科学の融合的研究としても注目されるもので、さまざまな学問分野の連携によるアストロバイオロジー研究の取り組みが重要であることを示しています。研究は英科学誌サ

    frothmouth
    frothmouth 2015/09/11
    “生命がいなくても酸素を豊富に保持する地球型惑星の存在可能性を示唆 アストロバイオロジー(宇宙における生命)研究に期待(”
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