タグ

ブックマーク / www.nipr.ac.jp (7)

  • “八王子隕石”とされる隕石を初めて詳細に分析│国立極地研究所

    2017年12月28日 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 国立極地研究所 独立行政法人国立科学博物館 国立大学法人九州大学 大学共同利用機関法人人間文化研究機構 国文学研究資料館 国立大学法人総合研究大学院大学 ・八王子隕石とされる隕石の小片(約0.1g、図1)を初めて詳細に分析した。 ・小片は1950年代に古典籍の中から見つかったもので、状況から八王子隕石と考えられているが、曽根隕石である可能性も否定できなかった。分析により曽根隕石との違いが見つかった場合には、この小片が八王子隕石である可能性が高まるとされていた。 ・分析の結果、小片は「H5普通コンドライト」という種類の隕石であることが分かった。また、曽根隕石との違いは見いだされなかった。 今からちょうど200年前の1817年12月29日(旧暦では文化14年11月22日)、現在の八王子市中心部に多数の隕石が落下しました。この「

    “八王子隕石”とされる隕石を初めて詳細に分析│国立極地研究所
  • 最速で瞬くオーロラの撮影に成功│国立極地研究所

    2017年5月19日 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 国立極地研究所 国立大学法人東京大学大学院理学系研究科 国立大学法人名古屋大学 国立大学法人京都大学 福田陽子氏(論文執筆当時:東京大学大学院理学系研究科博士課程(国立極地研究所特別共同利用研究員))と国立極地研究所(所長:白石和行)の片岡龍峰准教授を中心とする、東京大学、名古屋大学、京都大学等の共同研究グループは、3年間にわたるオーロラの連続高速撮像により、これまで観測された中で最速のオーロラの明滅現象を発見し、発生メカニズムを明らかにしました。 オーロラと聞くと、ゆっくりとゆらめく光のカーテンを思い浮かべるかもしれません。ところが、ブレイクアップと呼ばれるオーロラの爆発現象が起こると、カーテンの一部で明るさや動きが非常に激しく変化する「フリッカリング」という現象が見られることがあります。このフリッカリングオーロラ(動画1

  • 航空機高度での宇宙線被ばく量を2024年まで予測 ~前回の太陽活動極小期(2009年)前後に比べ約19%増大する可能性│国立極地研究所

    航空機高度での宇宙線被ばく量を2024年まで予測 ~前回の太陽活動極小期(2009年)前後に比べ約19%増大する可能性 2017年5月12日 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 国立極地研究所 独立行政法人国立高等専門学校機構 茨城工業高等専門学校 茨城工業高等専門学校(校長:喜多英治)の三宅晶子准教授、国立極地研究所(所長:白石和行)の片岡龍峰准教授らの研究グループは、宇宙線の長期にわたる変動を定量的に再現するモデルを開発し、今後2024年までの期間における、飛行機の飛行する高度(航空機高度)での宇宙線による被ばく量を予測しました。 現在、太陽活動レベルは下がる傾向にあります。太陽活動の弱い時期には、宇宙線が地球に到達しやすくなり、国際宇宙ステーションや航空機高度での被ばく量が増加します。そのため、宇宙線強度や被ばく量の今後の変化を正確に予測することが求められますが、これまでの予

  • 国立極地研究所│ニュースとお知らせ

    [プレスリリース]観測コストを考慮した北極海上の最適観測頻度を実証 −北極海航路の気象・海氷予測の高精度化に貢献− 2015年11月20日 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 国立極地研究所 国立研究開発法人海洋研究開発機構 国立極地研究所(所長:白石和行)の猪上 淳 准教授らの国際研究チームは、北極海上の気象予測の精度を効率的に向上させるには、北極域の高層気象観測を1日4回の頻度とすることが最適であることを、北極海航路上での強風事例の解析から明らかにしました。さらに、気象予測の精度が向上することで、海氷予測も改善しました。これは、北極海周辺の高層気象観測網の強化が北極海航路上の船舶の安全航行に有益であることも意味します。 一般に北極海上は気象観測データが乏しいため、数値モデルでの気象現象の再現・予測は、他の領域に比べて不確定性が大きいことが指摘されています(文献1、2)。ただ、環

    frothmouth
    frothmouth 2015/11/25
    “研究チームは、北極海上の気象予測の精度を効率的に向上させるには、北極域の高層気象観測を1日4回の頻度とすることが最適であることを、北極海航路上での強風事例の解析から明らかにしました。さらに、気象予測の
  • 国立極地研究所│ニュースとお知らせ

    [プレスリリース]2015年夏季の「北極海海氷分布予報」が高精度で的中 ~実測値との差2%での海氷面積予測に成功 2015年10月14日 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 国立極地研究所 情報・システム研究機構 国立極地研究所(所長:白石和行)が代表機関を務めるGRENE北極気候変動研究事業(※)の山口一 東京大学教授らの研究チームでは、2010年から、夏季の北極海の海氷分布予測を発表しています。このたび、今年5月に公開した2015年夏季の北極海の「海氷分布予報」の検証を行ったところ、最小期の海氷面積について2%の差で予測と実測値が一致し、その時の海氷分布も予測に近いものとなりました。 北極海航路の持続的な運用には、海氷分布の予測が欠かせません。今回の成果は、今後の航路利用に向けた予測精度の向上につながると期待されます。 近年注目が高まっている北極海航路を実現し、安定的に運用する

    frothmouth
    frothmouth 2015/11/17
    “5月に公開した2015年夏季の北極海の「海氷分布予報」の検証を行ったところ、最小期の海氷面積について2%の差で予測と実測値が一致し、その時の海氷分布も予測に近いものとなりました。 北極海航路の持続的な運用には
  • 国立極地研究所│ニュースとお知らせ

    [プレスリリース]南極ドームふじ・ドームCアイスコアの等年代深度の精密決定に成功 ~急激な気候変動が伝播するメカニズムの解明へ~ 2015年11月16日 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 国立極地研究所 南極大陸やグリーンランドは、数十万年もの間、雪が降り積もってできた氷床で覆われています。氷床を掘削して得られるアイスコアは、過去の地球環境を知る大きな手がかりです。アイスコア研究において、深度と年代を対照させることは重要な課題ですが、さらに、過去の気候の時間的・空間的な変化や、因果関係を調べるためには、異なる地点で採取されたアイスコアについて、特定の年代がそれぞれ何メートルの深さに該当するか(等年代深度)を知ることが重要です。 国立極地研究所(所長:白石和行)の藤田秀二准教授を中心とした国際研究グループは、南極大陸内陸の大西洋側に位置するドームふじ地域と、内陸インド洋側のドームC

    frothmouth
    frothmouth 2015/11/16
    “極大陸内陸の大西洋側に位置するドームふじ地域と、内陸インド洋側のドームC地域(図1)でそれぞれ掘削された深層アイスコアに含まれる火山噴火の痕跡を詳細に比較しました。火山噴火では、大気中に大量の硫酸ガス
  • 国立極地研究所│ニュースとお知らせ

    [プレスリリース]脈動オーロラの衛星・地上同時観測に成功 〜明滅を繰り返すしくみの解明〜 2015年9月7日 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 国立極地研究所 国立極地研究所(所長:白石和行)の佐藤夏雄 名誉教授・特任教授、門倉昭 教授、田中良昌 特任准教授らは、脈動オーロラが明滅を起こす原因が電場の振動であることを、地上と衛星の同時観測により明らかにしました。 脈動オーロラは10秒前後の周期で明滅を繰り返すオーロラであり、オーロラ爆発(注1)の直後にはいつでも現れる普遍的な現象です。しかし、この明滅がどうして起こるのかは謎のままでした。また、脈動オーロラの発生機構を理解するためには、全天カメラによる地上からの観測と、衛星による磁気圏・電離圏(注2)での電場、磁場などの同時観測が必要だとされていました。しかし、とくに発生頻度の少ないオメガバンド型脈動オーロラ(図1)については、衛

    frothmouth
    frothmouth 2015/09/11
    “脈動オーロラの衛星・地上同時観測に成功 〜明滅を繰り返すしくみの解明〜”
  • 1