米Sun Microsystemsは10月8日(米国時間)、Solaris OSの最新版「Solaris 10 10/09」を発表した。ZFS(Zettabyte File System)でのSSD機能統合などの機能強化のほか、性能と電力消費効率が改善されている。 最新版では、ファイルシステムZFSで、データキャッシュや大容量トランザクションアプリケーション用としてSSD(フラッシュドライブ)を利用できるようになった。また、利用制限設定も改善されており、ファイルシステム、ユーザー、ユーザーグループなど柔軟な設定が可能という。 管理者向け機能としては、アップグレードとパッチ処理プロセスの合理化で新機能が加わった。「Solaris Container」を実装した大規模なシステムで、パッチインストール向け自動フレームワーク、Solaris Containerに統合されている仮想化機能を使うなどし