記事づくりにおいて、編集とライターはタッグで仕事を進めていく。 僕は編集の立場なので、ライターさんにいい記事を書いてもらうために「ヘイ何でもやります!」という感じで雑用を引き受けることもあれば、「オイ締め切り過ぎとるやんけどうなっとるんや」と詰めることもある。 ただ、基本的には信頼できるパートナーとして対等な立場でありたい。そういう気持ちで日々仕事をしている。 しかし、どんなに心でそう思っていても、僕が完全に「お客様」にならざるを得ない時間がある。それが、車移動である。 この記事はライター高瀬さんの記事「実際、桶屋はいつもうかるのか?」の同行記です。 インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 本『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』