「石を投げれば二次創作に当たる」と誰が言ったか知りませんが、二次創作の氾濫振りには目を見張るものがあります。漫画、小説、イラスト、動画といったように形式も多岐にわたり、作り手の技能においてプロに劣らぬような上質の作品も少なくないばかりか、実際にプロとして活動している人が同人活動として二次創作を行っている例も数多く存在します。 かような昨今の状況ですが、ここであらためて考えました。なぜ人は二次創作をするのでしょうか。単なるファン活動の一環として捉えられている二次創作ですが、なぜこれほどの隆盛を見せているのでしょうか。言い方を変えれば、なぜ人は「オレ○○」を作りたがるのか。 似たようなことはもっと深く、誰かがどこかで書いているとは思うんですが、近頃ここでは怪談ばっかり書いていたせいか窓ガラスに野鳥がぶつかってきたりした*1為、たまにはこういうものをということで書きます。 二つのベクトルについて