ローズ米大統領副補佐官は6日、ワシントンで記者団に対し、オバマ大統領の広島訪問について「大統領が平和記念公園を後にしてからも、何千もの人が供えた花を見に来たと専用機の中で聞いた。大統領はとても感動し、広島、そして日本の人と個人的なつながりを感じた」と振り返った。 ローズ氏は、今回の広島訪問で重要な役割を果たした大統領の側近。オバマ政権の核政策について講演した後、記者団に対し、「広島を訪問すべきかどうか議論はあったが、間違いなく正しいことだった。行く前よりも、いまそれを確信している」と語った。 さらにローズ氏は、実際に広島を訪問しなければ「歴史の重みを本当の意味で感じることはできなかっただろう」とも。オバマ氏が提唱する核兵器のない世界の理念や日米関係の将来にも触れ、「原爆(投下)の標的になった場所に立たなければ、こうした問題の大切さは完全には理解できない」と述べた。 ローズ氏は、被爆体験の証
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