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政府系金融機関から政府保証つきの緊急融資という事態にあいなりました。政府保証までして政府系金融が資金を出すということは、普通に資金調達が出来ないということです。今回の「緊急性」はワタクシの目にはGMに匹敵する状況と映ります。 日経の社説にもありましたが、一民間企業に政府が支援して金を出すという場合、まずその企業が国民生活上きわめて重要な役割を背負っていること、次に国民の税金をリスクにさらす以上、本来その企業がその支援の必要性が一時的であり最終的には損失をかぶらなくてもすむ蓋然性が高いこと、について説明責任を負うはず。最初の点については、たしかに地方交通や競争政策の観点から重要であることは疑いありません。しかし後者については、過去6年間のうち半分がネットの赤字で累積でも巨額の債務をかかえている企業ですし、高コスト体質の是正も図られず、環境問題や原油価格など外部環境に対してきわめて脆弱な体質を
3月30日づけの日経の3面の記事でしら~っとでてましたが、さすが政府系新聞?だけあって表現がやたらまろやかですが、要するに「破綻懸念先」扱いとせよということです。これって結構重大な話じゃあないんでしょうか? 本日もJALの株は下がりましたが、それ以上にJALのCDSのスプレッドが一気に60ベーシスぐらい跳ね上がってました。5年CDSで200台後半のスプレッドはソフトバンク並み、というとたいしたことがないように思えますが、国家がバックにあるとおもわれ政策投資銀行が何とかしてくれるんではないかという期待のあるJALとまったく後ろ盾のないソフトバンクでは、このスプレッドの持つ意味合いはまったく異なります。 記事によれば、メガバンクの2行が金融庁から3月までにJALの債務者区分を引き下げるよう指導を受けたようです。そして政策投資銀行を含むすべてがすでに実行するかそれに同意しているといわれます。この
これはまじで詐欺でしょう。 金融危機を救うために国民の税金を使ったのはまあ、銀行が無いと困るから・・・ってな話ですが、日本航空がなくなっても別にだれも困りませんぜ。シンガポールエアラインもあるし、全日空だってあるしね。何がいかんのよ・・・ってな話なんですが。 なんと政策投資銀行は日本航空に対しCBの償還金額の足らん部分の1000億円!! を更におい貸しするとの事。CBをいくら引き受けているかしらんので正確な金額ではありませんが、既に5000億以上融資しているので、なんやかんや合わせると1兆円くらいいくんではないでしょうか。 問題なのはこの銀行、民間銀行と違って不良債権に対する引当金を積んでない。日本航空の格付けは「B」ですから、完璧な「危ない」「返済に極めて高い疑義がある」会社です。 よって、民間銀行は全て日本航空向け融資に対しては貸し倒れ引当金を積むように金融庁が指導している。 一方、政
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