今から30年も前のころですが、OLとして働いていました。当時はバブル全盛の時期で、いまのような節約の時代ではなく、企業もかなり儲かっていたのでなにかというと、飲み会があり、会社内でもちょっとした飲み会などが行なわれる時代でした。どういう理由があったのかわからないのですが、お昼に親睦会があって会社内で食事の機会がありました。みんなで食事をして午後も仕事があるということで、お酒もビール一杯くらいでやめておくという程度の食事会でした。 いまから考えるとお酒を飲むというのもずいぶんのんきな時代でしたがそんなことが行われていました。私は新人としてその会社に入っていて、たまたま私の目の前にすわっていた違う部署の課長と初めて話しをしました。その課長は普段は寡黙な人らしいのですが、そのときは、旅行の話で盛り上がってのを他の人からも指摘されました。 その後その課長は、講習会にでかけていきました。そして講習会

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神奈川県内の病院から母の死を伝えられたのですが、原因は悪性腫瘍でした。いわゆるがんであり、すでに末期の状態だったのでいつその時が来るかという状況だったのです。仕事もあって死に目に会えなかったのが自分の中で本当に良かったのだろうかという気持ちがあり、そばについていたほうが良かったのではないかと今でも思ってしまいます。いつ死ぬかはもうわからない状態と言っても、それが今日なのか明日なのかはわかりませんし一週間後かもしれません。危篤だという報せを受ければ、すぐにでも駆けつけるか前ではありましたがさすがに何日も会社を休んでつきっきりというわけにも行きませんから仕方がないことだったのかなと思うのですが、やはり後悔の念は消えることがありません。幸いなことに母の死を姉が看取っていたので、一人寂しく死んでいくということはなかったのですが、それでもやはりその場に自分も居たかったような思いはあります。

父が脳卒中で倒れ回復の見込みもないということで、積極的な延命治療をしないことにしました。なんとなく見殺しにしたような気がして気分のいいものではなかったのですが、かといってそのまま形だけ生きながらえさせているのは果たして正解だったのかと思います。 延命治療をしない選択と万が一の可能性 延命治療を開始すればとことんまで生きながらえさせなければならないということで、経済的な負担もかかりますし回復の見込みが無いのにそのままの状態で生かしておくのが果たして意味の有ることなのだろうかと思ってしまいました。親の死ということでここまで深く考えるものですが、もしこれが他の人のことであれば悩んでいるよりも延命治療をしない選択をするほうが良いと言えるものですが、自分のことになるとやはり悩んでしまうものです。万が一の可能性に賭けてそれを希望に生きていくというのもひとつの考え方ですから、奇跡を信じる人はそれでいいと