アプリケーション開発の世界に比べると、ネットワークの構築保守や学習の世界は旧態依然としたイメージが強い。コマンドラインで地味な作業の繰り返し、スキルを習得したいなら実機が必要など。しかし近年ではネットワークエンジニアを取り巻く環境は変化している。プログラマビリティは広がり、DevOpsやCI/CDのような体験もできるようになってきている。NetDevOpsの世界を開く、「pyATS」や「CML」を知っておこう。 ネットワーク環境構築とネットワーク研修の現場が抱える「限界」 ネットワンパートナーズ株式会社の小堀泰樹氏は現在パートナー向けプリセールスをしているが、かつてはネットワークエンジニアでネットワーク環境構築作業に従事していた。「10年も15年も現場ではコマンドライン。手作業に頼って作業している。何も変わらない。このままではよくないと思いました」と述懐する。 ネットワンパートナーズ株式会
これはなに? こちらの絵が、やりたいことです! Catalyst9300 に ThousandEyes のDockerエージェントをインストールして設定して動作確認します。Catalyst9300上の Docker アプリのホストの仕方の参考にもなります。 いろんなところに配置したソフトウェアエージェントを使って、任意のポイント間を任意のテストトラフィックを発生させて、そのネットワークのサービスレベルを可視化、それがクラウドポータルからめちゃくちゃ簡単にできるという、サウザンドアイズという会社およびサービスがありました。いろんなところにお目々👀 があるという感じですね。実際にはお目々は見ているというより、何かを発生させる(TracerouteしたりWebにHTTPしたり拠点間でRTP出したり)のでちょっとミスリーディングかも。実際に流れているものを監視する手法をパッシブモニタリング(受動
BGPのpeer認証は一般的にRFC 2385(Protection of BGP Sessions via the TCP MD5 Signature Option)で提案されているMD5を利用しているのが一般的ですが、この案を廃止し、代替案としてTCP-AO(TCP Authentication Option)が提案されています。 https://conference.apnic.net/50/assets/files/APCS790/The-TCP-Authentication-Option.pdf TCP-AO(TCP Authentication-Option)とは TCP-AO(TCP Authentication-Option)とは、RFC5925,RFC5926で提案されている トランスポート層の認証を行うためのTCP option(Kind 29)です。 RFC7454(
Mozillaのブログ「Mozilla Hacks」に4月16日付けで投稿された記事「QUIC and HTTP/3 Support now in Firefox Nightly and Beta」によると、5月末までにFirefoxでHTTP/3が利用可能になることが明らかにされました。 FirefoxでのHTTP/3対応について、次のように説明されています。 Support for QUIC and HTTP/3 is now enabled by default in Firefox Nightly and Firefox Beta. We are planning to start rollout on the release in Firefox Stable Release 88. HTTP/3 will be available by default by the end o
AWS、EC2ルートボリュームをインスタンス実行中に置き換え可能に。トラブルからの迅速な復旧などに有効 ルートボリュームとは、インスタンスを起動し実行するためのOSが割り当てられているAmazon EBSのボリュームです。 今回の新機能ではインスタンスを実行したまま、このAmazon EBSのルートボリュームを起動時点もしくは特定のスナップショットに置き換えられるようになりました。 ルートボリュームを置き換えても、データボリュームの状態には影響を与えません。 また、置き換えた後もインスタンスは同一物理ホスト上で実行が継続し、インスタンスにアタッチされたネットワークインターフェイスおよびパブリックなIPアドレス、プライベートなIPアドレス、DNS名なども維持されます。ただしルートボリューム置き換え時に一旦保留となったネットワークトラフィックはフラッシュされます。 この機能は、実行中のインスタ
クリエイティブ・コモンズは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCライセンス)を提供している国際的非営利組織とそのプロジェクトの総称です。 CCライセンスとはインターネット時代のための新しい著作権ルールで、作品を公開する作者が「この条件を守れば私の作品を自由に使って構いません。」という意思表示をするためのツールです。 CCライセンスを利用することで、作者は著作権を保持したまま作品を自由に流通させることができ、受け手はライセンス条件の範囲内で再配布やリミックスなどをすることができます。(→CCライセンスの種類) これらのマークが表示されていることが、著作物にCCライセンスが付けられていることを示す目印です(クリックすれば利用の条件が書かれたページにジャンプします。)。 “Some Rights Reserved” —作品を共有する 図のように、すべての作品は、著作権で守られているものと
WEBサイトを高速化し、オリジンサーバーの負荷も削減するという目的でCDNを新規導入するケースが増えています。そこで、今回はWEBサイトの高速化・オリジンサーバーの負荷削減ができる「CDNで行うコンテンツ圧縮」の概要と注意点について掲載致します。 コンテンツ圧縮(gzip)とは? コンテンツ圧縮で有名なのはgzipによる圧縮です。gzipは「RFC 1952に記述されているファイル圧縮プログラムgzipで生成されたエンコーディングフォーマット」のことで、PCやMACでもZIPにしてファイルを提供したりするとおもいますが、WEBの世界でも同じようなことをしてコンテンツのサイズを小さくすることが出来ます。 圧縮の仕組みgzip圧縮はテキストコンテンツ内で似たような文字列を見つけそれらの文字列を置換することによって、全体のコンテンツサイズを縮小します。 HTMLやCSS、JSは空白・タグのように
クラウドネイティブ時代、データベースに求められる要件を整理する:クラウドネイティブ時代のデータベース(1) クラウドネイティブは、その要素技術としてコンテナやマイクロサービスなどを含んでおり、近年の開発において一般的となりつつある。では、データベースにもそうした技術要素は取り込まれていくのだろうか。本連載では、クラウドネイティブ時代のデータベース設計で考慮すべきポイントを検討する。 クラウドネイティブとは、「スケーラブルなアプリケーションを構築および実行する能力を組織にもたらす」考え方として定義される(参考記事:「クラウドネイティブ」はどう誤解されているか)。そして、そこに含まれる技術要素として、コンテナ、サービスメッシュ、イミュータブルインフラストラクチャ、宣言型API、マイクロサービスアーキテクチャ(以後、MSA)があり、その採用はシステム構成に大きな変化をもたらす。 MSAでは分割さ
はじめに bash の初期化ファイル ログインシェルとは インタラクティブ(対話的)シェルとは ログインシェルとインタラクティブシェルの分類 各種環境における初期化ファイル CentOSの初期化ファイル Ubuntuの初期化ファイル macOS(Catalina以前)の初期化ファイル macOS(Catalina)の初期化ファイル 各環境におけるデフォルトの初期化ファイル 単一ファイル管理(~/.bashrc) 標準的管理(環境変数は~/.bash_profile) 厳格管理(~/.profile 利用) macOS Catalina の場合 まとめ はじめに 本記事では bash の初期化ファイルと、それにまつわる運用方法について説明します。 シェル(bash)の初期化ファイルには .profile .bashrc, .bash_profile などがありますが、どこに何を定義すべきかに
「ダメふりかえりを撲滅する3つのヒント」という技術同人誌を買って読んでみました。この内容はさっそく次からチームのふりかえり会に活かさなくては、と思い書評も兼ねてまとめます。 はじめに 現在開催している技術書典でふと目にしたダメふりかえりを撲滅する3つのヒントという技術同人誌を買って読んでみました。この内容はさっそく次からチームのふりかえり会に活かさなくては、と思い書評も兼ねてまとめます。 私のチームで実施している「ふりかえり会」について 本書の紹介をする前に私が所属するチームでどんなことしてるかを簡単にまとめます。 私は prismatix という EC / CRM 向け API プラットフォームの決済サービス開発チームで、毎週チームメンバー内でその週の活動に関する「ふりかえり会」を主催しています。開発の課題と感じたことや今後やるべきこと・役立てそうなことをチーム内で共有し、今後の業務で活
どのような事前準備をしているか 有事の際は想定外のことが発生しやすく、事前準備をしていないと冷静な対応が難しくなります。 いきなりしっかりした事前準備をすることは難しいので、徐々に成熟度を上げていきます。 本章では以下の観点で、事前準備についてご紹介します。 手順書 自動化 訓練 手順書 フローやチェックリストを含む手順書を準備しています。 手順書の内容は後述します。 分かりやすい手順書を準備することも重要ですが、その手順書への導線づくりも大切にしています。 運用周りのドキュメントは数が多く、目的のドキュメントが埋もれてしまい他のメンバーが見つけられない場合があるからです。 周知に加えて、ドキュメントの階層を見直したり、特定チャンネルに手順書の URL をピン留めしておくなど、手順書に辿り着きやすくする工夫をしています。 分かりやすい手順書の書き方については、以下のブログが参考になります。
米シスコシステムズとHashiCorpは提携を発表し、HashiCorpの「Terraform Cloud Business」をシスコが同社のCisco Intersightプラットフォームとともに販売しサポートすることを発表しました。 We're excited to announce our expanded partnership with @HashiCorp, to deliver Infrastructure as Code for hybrid cloud environments. #Intersighthttps://t.co/ml8dpS4fpE pic.twitter.com/RCf29VoNS8 — Cisco Data Center and Cloud (@ciscoDC) March 24, 2021 To help organizations solve th
※この投稿は米国時間 2021 年 4 月 2 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。 メジャーリーグ ベースボールの 2021 年シーズンが開幕しました。筆者も非常にワクワクした気持ちで開幕日を迎えました。サンフランシスコ ジャイアンツのファンだからというのももちろんありますが、昨年 3 月から MLB と Google Cloud が提携し、データとテクノロジーを使って野球ファンの体験の革新とパーソナライズに取り組んでいるからです。 この取り組みの基盤となっているのが、MLB のデータクラウドです。データは、ビジネス変革に不可欠な推進剤です。データを使ったビジネス変革というと、多くの組織にとっては、より良い結果につながる的確な決断をリアルタイムで下すことを意味しますが、MLB にとっては、単に視聴者数やシャツの売り上げを伸ばすことだけではありません。ファ
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