地球上のあらゆる回線は、ある日突然政府によって運用を停止させられる危険があります。2011年のエジプト革命では、政府の手によってあらゆるインターネットや携帯電話網が完全遮断されたことが国際的な批判をあびました。こうした事態に備え、ドイツのハッカーグループがいつでも誰でも自由に使えるオープンな衛星回線を確保するため、独自の通信衛星の打ち上げを計画しています。 アメリカで物議を醸している「オンライン海賊行為防止法(SOPA)」は著作権の保護を強化する法律案。最大の特徴は、これまで著作権の保持者でないと訴えることができなかった権利の侵害について、司法省など国の機関でも訴えることができるようになった点です。 これまでも違法なポルノサイトへのアクセスを捜査機関がブロックした事例がありますが、これを拡大して「著作権違反」を理由にそのサイトへのアクセスをブロックする権限を国がもつことになると、将来「検閲
![ドイツのハッカー、検閲を避けるため独自の通信衛星の打ち上げを計画中](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/766c83087297c85eac096a6b5052d1dee58ebe6a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fdnaimg.com%2F2012%2F01%2F06%2Fhackers-satellite%2Ftitle.jpg)