【モスクワ=遠藤良介】ロシア外務省は22日、マレーシア航空機撃墜事件などで緊張が高まるウクライナ情勢をめぐって日本がロシアに科した制裁への報復として、特定の日本人の入国を制限する制裁を発動すると発表した。モルグロフ露外務次官が同日、日本の原田親仁・駐露大使を外務省に呼び、入国制限の対象となる日本人のリストを手渡した。 ウクライナ情勢をめぐっては、欧米がプーチン露大統領の側近らに対する入国禁止や資産凍結に加え、ロシアの金融や石油開発、防衛など基幹産業を標的にした制裁を発動している。これに反発してロシアは、欧米の農産物や水産物を輸入禁止にする対抗措置をとった。 欧米と足並みをそろえる形で日本政府が発動した制裁に対してもロシア側は、「非友好的だ」と批判していた。
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