インドネシア西ジャワ州バンドンの病院で、家族が密造酒を飲み死亡したと知らされた女性ら(2018年4月9日撮影)。(c)AFP PHOTO / Timur Matahari 【4月10日 AFP】インドネシア当局は10日、密造酒を飲んで死亡した人の数がさらに増加し、少なくとも90人に上ることを明らかにした。被害はここ数年で最悪規模にまで拡大し、一部地域では非常事態が宣言された。 世界最多のイスラム教徒人口を抱える同国の各地で、警察は有害な自家製酒を販売していた業者らを逮捕すべく強制捜査を行う一方、被害者数がさらに増加する恐れがあると警告している。 当局は10日、首都ジャカルタおよび西ジャワ(West Java)州、さらに同国最東部のパプア(Papua)州で、少なくとも90人がここ2週間で死亡したと発表。数十人が有毒な酒を飲んで病院に搬送され、深刻な容体にあるという。 10日の時点で少なくとも
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