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ブックマーク / realsound.jp (10)

  • 『ルックバック』大ヒットスタートも、「ODS作品」としての公開に残る謎と疑問

    6月最終週の動員ランキングは、『それいけ!アンパンマン』シリーズの劇場版最新作『それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』が、オープニング3日間で動員13万7000人、興収1億7200万円をあげて初登場1位に。劇場版1作目が製作されてから35年目、35作目にしてシリーズ歴代オープニング興収更新というのは十分にニュースではあるのだが、今回は同日に公開されて、『それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』を大きく上回るオープニング興収を記録した『ルックバック』を取り上げるべきだろう。 『チェンソーマン』を世に送り出した人気漫画家、藤本タツキの読み切り作品をスタジオドリアンの押山清高が監督を務めアニメーション作品化した『ルックバック』のオープニング3日間の動員は13万5000人、興収は2億2700万円。注目すべきはそのスクリーン数だ。『それいけ!アンパンマン ばいきんまんと

    『ルックバック』大ヒットスタートも、「ODS作品」としての公開に残る謎と疑問
    fujisong
    fujisong 2024/07/05
    もちろん映画の日に無理して行ってしまった情弱なわたしでした
  • 故・坂本龍一のラストロングインタビュー掲載『ONBEAT vol.18』アート好きには気になる記事多数

    今年3月末に逝去した音楽家・坂龍一が、同月中旬、生前最期に語ったロングインタビューを収録した、完全和英併記の美術情報誌『ONBEAT vol.18』が発売する。坂がその半世紀近くにわたるキャリアを振り返っている。またその坂プロジェクトメンバーとして参加したダムタイプの創作の歴史を、結成以来の中心メンバーである高谷史郎が、長谷川祐子を聞き手に語る。 【写真】坂龍一の貴重な生前インタビューなど、豪華誌面を見る そのほか大巻伸嗣や、KYOTOGRAPHIEなどを独占インタビューで紹介。連載は落合陽一や現代アートコレクター高橋龍太郎など。保存版と呼べる充実の内容で5月5日(金)発売。 https://onbeat.co.jp/backnumber/onbeat-vol-18/ 【インタビュー】DUMB TYPE 日のアートコレクティブの先駆け的存在である「ダムタイプ」。その結成から、第

    故・坂本龍一のラストロングインタビュー掲載『ONBEAT vol.18』アート好きには気になる記事多数
    fujisong
    fujisong 2023/04/26
  • 『BLUE GIANT』がアニメーション映画化された意義 ジャズの演奏シーンに込められたもの

    音楽、青春を描いたアニメーション映画として、ひとつ次元の異なる作品が完成したという印象だ。石塚真一の漫画を原作に、“音”と“動き”を新たに表現した劇場アニメーション『BLUE GIANT』は、アニメファン以外にも、多くの観客を惹きつける力のある仕上がりとなっている。 ここでは、そんな作が映画化された意義や、達成したものを考えながら、日映画、アニメーションがジャズを題材にすることについて考えていきたい。 「オレは世界一のジャズプレイヤーになる」と志し、仙台の広瀬川の河川敷で、日々テナーサックスを吹き続けてきた高校生、宮大(みやもと・だい)。その夢を格的に始動させるため、卒業後に東京にやってきた彼が、同郷の玉田俊二(たまだ・しゅんじ)や、若手ピアニストの沢辺雪折(さわべ・ゆきのり)とともに18歳の若手バンド「JASS」を結成し、日有数のジャズクラブでの演奏を目指すというのが、作の

    『BLUE GIANT』がアニメーション映画化された意義 ジャズの演奏シーンに込められたもの
    fujisong
    fujisong 2023/03/05
  • シティポップ(再)入門:寺尾聰『Reflections』 “奇跡の年”に生まれた名実ともにシティポップの頂点

    国内で生まれた“シティポップ”と呼ばれる音楽が世界的に注目を集めるようになって久しい。それぞれの作品が評価されたり、認知されるまでの過程は千差万別だ。特に楽曲単位で言えば、カバーバージョンが大量に生まれミーム化するといったインターネットカルチャー特有の広がり方で再評価されるケースが次々登場している。オリジナル作品にたどり着かずとも曲を楽しむことが可能となったことで、それらがどのようなバックボーンを持ち、どのようにして世に生み出されたのかといった情報があまり知られていない場合も少なくない。 そこで、リアルサウンドではライター栗斉氏による連載『シティポップ(再)入門』をスタートした。当時の状況を紐解きつつ、それぞれの作品がなぜ名曲・名盤となったのかを今一度掘り下げていく企画だ。毎回1曲及びその曲が収められているアルバムを取り上げ、歴史的な事実のみならず聴きどころについても丁寧にレビュー。

    シティポップ(再)入門:寺尾聰『Reflections』 “奇跡の年”に生まれた名実ともにシティポップの頂点
    fujisong
    fujisong 2021/11/08
    全曲寺尾聰作なのは知らなかった。すごいな。
  • 『鬼滅の刃』はなぜ「完結」したのか 物語の続け方/終わらせ方を考える

    どうしたら『鬼滅の刃』の連載は続くのか? ジャンプ誌でクライマックスを迎えようとしていた2020年の春頃は、ネット上でそんな妄想やネタがよく繰り広げられていた。 特に比較されやすかったのが、「吸血鬼(鬼)退治」や呼吸法など、多くの共通点の見付かる『ジョジョの奇妙な冒険』の第1~2部だった。確かに「ボスキャラ交代」や「主人公交代」を利用した作品寿命の延長は、『DRAGON BALL』と並んで少年漫画の王道であるようにも思える。 主人公と敵勢力の交代が行われた『ジョジョの奇妙な冒険』5巻 連載中は「鬼舞辻無惨がラスボスで終了」なのかすら読者には判断不可能だったが、結果として2020年5月に最終話が掲載。ジャンプ漫画としては完結するのが早かった……というイメージが独り歩きしがちかもしれないが、ちょうど23巻で大団円を迎えたジャンプ作品なら『封神演義』(96年~)や『ヒカルの碁』(99年~)、『

    『鬼滅の刃』はなぜ「完結」したのか 物語の続け方/終わらせ方を考える
    fujisong
    fujisong 2020/12/06
  • 『グランメゾン東京』は日曜劇場とキムタクドラマが融合!? “一歩下がった”木村拓哉の新境地

    今夜、第6話が放送される木村拓哉主演のドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)。先週放送の第5話のラストで祥平(玉森裕太)がなんと丹後(尾上菊之助)のいる「gaku」のスーシェフとなって尾花(木村拓哉)たちの前に現れたのは衝撃的だった。 だが、それと同時に、倫子(鈴木京香)や京野(沢村一樹)らが驚きを隠せない中、ただ一人、尾花だけが「……面白くなってきたじゃん」と、この状況を楽しんでいるかのようなセリフをつぶやいたのも非常に印象的だった。何事においても負けず嫌いな木村のキャラクターが一瞬、尾花とぴったり重なり合った瞬間でもある。 『半沢直樹』『ルーズヴェルト・ゲーム』『下町ロケット』『小さな巨人』『集団左遷!!』『ノーサイド・ゲーム』……。言うまでもなく、近年の「日曜劇場」は“仕事”や“組織”、そして“働く者たち”の矜持や葛藤を丹念かつダイナミックに描き、視聴者の支持を獲得してきた。 作で

    『グランメゾン東京』は日曜劇場とキムタクドラマが融合!? “一歩下がった”木村拓哉の新境地
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    fujisong 2020/01/05
  • 椎名林檎が西加奈子に“J-POP職人”の顔を明かす「本当に好きな音楽とは乖離してる」

    椎名林檎が、11月29日の『SWITCHインタビュー 達人達(たち)』に出演。同番組の主題歌を務める椎名の希望で、作家・西加奈子との対談を繰り広げた。 冒頭、椎名は西の作品について「どうしても一生に一度はお目にかかりたい。人物の奥深い、人すら自覚しづらい吐露をどういう状態でお書きになっているのかって」と、今回のオファー理由を明かすと、椎名のライブを見に行ったこともあるという西は「お会いしたいというより間近で目撃したい」と興奮気味に語った。 番組前半では、椎名が西の自宅兼オフィスへ訪問。椎名は西の作品について「登場人物がどんどん変わっていく」と評すると、西は「自分の内なる目がどうやって世界を見るか。最初と最後で、その視点を変えるだけでものすごい希望になる」と、執筆時に使っている手法について明かした。 続いて、椎名が「インタビューで色々言われるなかで『そんな読み方?』って思うことはない?」と

    椎名林檎が西加奈子に“J-POP職人”の顔を明かす「本当に好きな音楽とは乖離してる」
    fujisong
    fujisong 2019/12/02
    五年前の話だった。あれだけクセのある音楽性がナチュラルだっつー方が不思議だものね。
  • 『中学聖日記』が描く“人が人を好きになること” 離れ離れになった有村架純と岡田健史の恋の行方|Real Sound|リアルサウンド 映画部

    「あなたには、淫行の疑いがあります」 開始から7分過ぎ。塩谷教頭(夏木マリ)が末永聖(有村架純)にそう告げたとき、今まで胸を焦がすようにして見てきたものが、世間ではただの「犯罪」でしかないことを突きつけられ、言葉が出なくなってしまった。 急展開を迎えた『中学聖日記』(TBS系)第5話。新米教師・聖と男子中学生・黒岩晶(岡田健史)の転げ落ちるような恋は、聖の退職、そして別離というかたちで幕を閉じた。 この想いは、「純愛」ではなく「処罰」の対象 「神奈川県青少年保護育成条例第31条 何人も、青少年に対し、みだらな性行為又はわいせつな行為をしてはならない」――どれだけ相手を純粋に想おうと、聖の中に芽生えた感情は決して「純愛」なんかではない。「処罰」の対象でしかないのだと思い知る。空席になった聖のデスクを見て、同僚教師が「まさか生徒に入れ込んでいたなんて」とため息をつく。それが、世間の正しい反応だ

    『中学聖日記』が描く“人が人を好きになること” 離れ離れになった有村架純と岡田健史の恋の行方|Real Sound|リアルサウンド 映画部
    fujisong
    fujisong 2018/11/13
    記事の途中から晶と聖が逆になって混乱した笑
  • 柳樂光隆が選ぶ、「生演奏とプロダクション」の2項対立を超えたジャズ新譜5枚

    例えば、Thundercatの『Drunk』や、そこに多大な貢献をしていたルイス・コールのユニットのKnowerなどを挙げるまでもなく、「生演奏かプロダクションか」みたいな2択で考えるのが、心の底から馬鹿らしく思える状況が生まれている。ハッキリ言って、「クリエイティブだったらどっちでもいいじゃん」としか思えなくなっている。そして、その2項対立で考えるのが無効になるような作品が次々に生まれている。演奏家が自由になっているのだったら、僕らの耳ももっと自由になればいい。 ジャマイア・ウィリアムス『///// EFFECTUAL』 ジャズの世界でも高い評価を受けながら、ERIMAJというグループでJディラをカバーしたり、インディーロックを意識したりしていたドラマーのジャマイア・ウィリアムスの自身の名前を冠した初のソロ・アルバムはあまりに痛快だった。気付いたらVulfpeckの『The Beauti

    柳樂光隆が選ぶ、「生演奏とプロダクション」の2項対立を超えたジャズ新譜5枚
    fujisong
    fujisong 2018/08/27
  • クリストファー・ノーランの到達点『ダンケルク』を観る前に復習しておきたい、00年代以降の「スペクタクル大作」10選

    クリストファー・ノーランの到達点『ダンケルク』を観る前に復習しておきたい、00年代以降の「スペクタクル大作」10選 クリストファー・ノーラン監督の最新作、『ダンケルク』の公開が近づいてきた。第二次世界大戦におけるダンケルクでの攻防と撤退を描いた作は、海外ではノーラン・ファンが過去最高レベルの大賛辞を送っているだけでなく、これまでノーラン作品に対して、主に好き嫌いを理由に煮え切らない評価を下してきた一部の批評家たちをも問答無用にノックアウトした。 出世作『メメント』(2000年)以降、ノーラン作品で最もコンパクトな106分という上映時間で展開される、史実に沿ったエモーショナルなストーリー。銃声や爆撃機のこれまで他の映画で聞いたことがないリアルな音響&音圧。盟友ハンス・ジマーの手がけたネクスト・レベルと言うべき荘厳な劇伴。フィオン・ホワイトヘッド、ワン・ダイレクションのハリー・スタイルズとい

    クリストファー・ノーランの到達点『ダンケルク』を観る前に復習しておきたい、00年代以降の「スペクタクル大作」10選
    fujisong
    fujisong 2017/09/03
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