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2013-11-06 ゆるやかに衰退する都市 都市 また、調べもせずにてきとうなことをだらだらと。 エスカレーターの歩行是非がしばらく前に話題になったが、あれの問題点は、話題になった段階でなぜか、「お年寄りの利用が増えたために」「エスカレーターの事故が増えている」「なのでとりあえず、エスカレーターを歩かないようにしましょう」という大前提がすっぽり抜け落ちて、「エスカレーターはもともと歩いてはいけないんです」という話になってしまったところだ。 エスカレーター歩行是非には興味がないのだけど、「東京が老人化していく」ということ、そしてそれが「なぜか隠されている」ということが、私は興味深いなと思っている。 先日、香港に行ってきた話をこの記事にまとめたが 香港のエスカレーターには各停と急行がある - デイリーポータルZ:@nifty http://portal.nifty.com/kiji/1310
松本 真由美 東京大学 客員准教授 NPO法人・国際環境経済研究所(IEEI)理事。専門は環境コミュニケーション。研究テーマは環境とエネルギーの視点から持続可能な社会のあり方。報道番組のキャスター、レポーター、ディレクターなどで活躍。 この著者の記事を見る
ブラック企業は今後とも蔓延するだろう。政府は今後ともサービスの質を改善することなく増税し続けるんじゃなかろうか。 そう思う理由は、こんな感じ: ブラック企業も、日本政府も、慈善事業ではないのでプロとして合理的な取引をしているだけ。取引では、交渉力のある相手が、交渉力のない相手から、限界まで搾取するのが基本。 多くの日本人には選択肢がないので、交渉力がない。(収入を正当化するスキルがないこと、意思決定時にリスクとリターンのバランスを取れないこと、日本語以外で実務上のコミュニケーションが取れないことなど、色々な理由によって。) 僕が思うに、ブラック企業が成立するのは、企業が悪である時ではない。企業は社員の交渉力に応じて自然な反応をしているだけだ。社員がブラックなほどに選択肢がない時にのみ、ブラック企業は成立する。搾取しても、どうせ社員はいいなりで、やめないからである。 税金あたりの国家サービス
人材の流動化と企業に関するエントリは、私の考えも尽きたので、何か動きがあるまで、 前回の記事(「一流企業の正社員」も流動化が出来る社会へ-My life in MIT Sloan) を以っていったん寝かせておこうかと思ったんだけど、 Willyさんが面白い記事を書いてくれたんで、ご紹介がてら。 だって彼、最近はChikirinさんにご執心みたいで、最近全然あたしのところに来てくれなくて、寂しいんだもの。 (と売れないホステスみたいなことを言ってみる。) 起業したい若者に対する大人の本音-統計学+ε:米国留学・研究生活 Willyさんは、読売新聞が運営している「発言小町」という、半ば人生相談質問サイトになっているところで、 就職活動をやめて、自分で起業しようと思っている大学3年生になりきって、投稿をした。 質問の内容は、不確実な時代なので食品業界がいいと思っている。 しかし、食品業界の大企業
1年半くらい前に書いた以下のエントリーですが、今でもたまにアクセスがあり、ちょうど最近ホットな話題でもあるのでちょっと掘り下げようと思います。 ニート革命再考 - FutureInsight.info 日本からますます仕事がなくなっている 上のエントリーでこんなことを書いていた。懐かしい。 みんな気づいていると思うが、企業において特殊技能、知識を取り立てて必要とせず、人当たりさえ良ければ誰でもやっていける類の仕事は、子育て中の正社員や、スキルアップを放棄し、最後までその企業に居座ることを決めた正社員のバッファーとして極めて貴重であり、そんなところに新卒社員を振り分ける余裕などとっくになくなっているのだ。よって、とりたてて何かできることがあるわけでもない大学生が就職に苦しむのは明白であり、そんなことと無縁な最悪人月化して現金化できるエンジニアの採用はソーシャルゲームの流行もあってWeb業界で
2011年は、日本企業のグローバル化が大きく話題になり、多くの人々に浸透した年だったと思う。 「グローバル採用」という言葉が何度も新聞紙面を飾った。新卒採用を、国外や留学生、海外大卒を中心としたグローバル採用に切り替えていくと宣言した、ユニクロなどの企業が話題になった。「グローバル人材育成」も、多くのビジネス雑誌で取り上げられた言葉の一つだった。海外事業で多国籍の人材を扱いながら活躍できるグローバル人材を今後どのように育成していくかは、今年の多くの企業が最も頭を悩ませた話題のひとつだっただろう。震災後は、海外企業のM&Aも加速した。実際、日本に工場の大半が固まっていたために、震災で稼動を落とさざるを得なかった企業は、地理的集中リスクの怖さを実感し、グローバル化の必要性を急に感じたところも多かったと思われる。円高による割安感もあり、日本企業による海外企業のM&Aは2011年に過去最大となった
ちょっと恐ろしい話をさせていただきましょう。 農業は本当に儲かりません。人々が喜ぶ現金収入のレベルは、マクドナルドの時給水準以下です。半年かけて育て上げた何アールもの作物が、例えばスイカやカボチャが、10万円に達すると喜ぶレベル。地面にはいつくばって藁まみれ埃まみれになって、雨に打たれ肩や腰に食い込む重労働をこなし、きちんとパッケージして商標タグもつけて商店に並ぶ状態にお化粧付けをして出荷してもそのレベル。下手すると年に一人当たり100万円の売上も厳しいのです(農家の一部の人々は売上と収益の区別がつきません。肥料・機械・箱代等に根こそぎ持って行かれても売上があると喜ぶorz)。家族3人がフルパワーで働いて、ようやくミニマムの暮らしが成り立つ状況。ひとり欠けたら多分おしまい。ふたり欠けたら(一人暮らしで農業を目指すとしたなら)まともに現金収入を得ることは不可能でしょう。 なのに相当数の農家の
日本のゲームを愛するが故に「日本の有名なゲームクリエイターが最新のゲームをやっているとは到底思えない」などと「日本のゲームが持つ問題点」について歯に衣着せぬ意見をバシバシ飛ばしまくる講演「僕の海外ゲーム開発ストーリー++ ~日米両方でAAAゲーム開発をして分かったこと~」が日本最大のゲーム開発者向けカンファレンス「コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス2011(CEDEC2011)」で行われました。 講師は、Microsoftの343 Industriesでディレクターを務めたライアン・ペイトンさん。2003年に来日し、小島プロダクションにて「メタルギアソリッド4」などの人気作に関わった後、故郷のシアトルに戻ってからMicrosoftに入社して「HALO 4」を含むHaloシリーズのクリエイティブ面のディレクションを担当した人物です。 講演は自身の半生から始まり、「ゲ
原色大辞典とは 原色大辞典は1997年にオープンしたネットの色見本サイトです。 9種類の色見本と色に関する各種サービスから構成されています。 色見本コンテンツは ブラウザで定義されているHTMLカラーネーム、 日本の伝統色、 世界の伝統色、 Webセーフカラー、 パステルカラー、 ビビッドカラー、 モノトーン、 地下鉄のシンボルカラー、 国鉄制定の塗装色 の9つから構成され、特に日本の伝統色は古来伝わる先人の色彩感覚を現代に伝えるものとして多くの方々から支持をいただいています。 文字列と背景色の組み合わせを試せる配色大辞典、 規則性のある組み合わせから色を選べる配色パターン。 色見本の他にも、今日のラッキーカラー、 コトバから色を解析して調合する成分解析、 ストライプを生成するストライプメーカー、 グラデーションを生成するグラデーションメーカー、 あなたの好きな色と色を調合する色調合、 サ
世間でも「搾取される若者」などというフレーズを最近よく耳にするようになってきたが、(筆者も今年28歳、ご多分に漏れずその世代である)現在のこの少子高齢化社会を生きる私達若い世代は、受難の時代にあることを今一度強く自覚すべきである。 日本は少子高齢化が世界で最も進んでいる国の1つである。65歳以上の高齢人口割合は世界最高水準、15歳未満の年少人口割合は世界最低水準となっている。 言うまでもなく日本は民主主義国家であり、多数決の原理で国の政策や予算が決定することを考えれば、数の論理で、人口が多い世代が優遇されることは明らかであり、少数派である私達若い世代が優遇されるような施策は今後期待しない方がいい。 社会保障はあてにできない。 団塊の世代等、世界最高水準の割合を占める世代の年金を負担するのは、私達若い世代である。そして、年金システムはもはや破綻寸前である。私達が受給する年代になったとき、現状
震災から1ヶ月が経過した。あの日から世界が、見える風景がガラっと変わってしまったように感じることがある。 しかし、実際には、ほとんどのことは変わっていない。特に、日本経済が抱える構造的な課題は、3月10日から何ひとつ変わっていない。 そして、それらの構造的な課題を克服するために必要なすべての施策について、「いやだ」と反対を続ける日本人のメンタリティも変わっていない。 毎年40兆円しか収入がないのに90兆円も使い続けたら辻褄が合わないことは小学生でも分かることだが、収入を増やそうと増税を提案しても、「財務省の陰謀」「先に削るべき無駄があるはずだ」と反対する人たちが多くいる。 収入が増えないなら支出を減らすしかないのだが、もっとも大きな支出である年金を減らすために受給開始年齢を引き上げようとしても、高齢者が反対する。 次に大きな支出である医療費について、保険料を上げるか、自己負担を増やそうとし
旅の始まり、終わりに、最高のリラックスとリフレッシュを。万葉倶楽部プロデュースによる国内空港初の温泉施設が誕生 新千歳空港 万葉の湯 2011年7月15日(金)グランドオープン万葉倶楽部プロデュースによる国内空港初の温泉施設 万葉倶楽部株式会社がプロデュースし、北海道の地元企業・株式会社丸瀬布観光公社が運営する「新千歳空港温泉 万葉の湯」が2011年7月15日(金)、同空港国内線ターミナルビルにオープンします。 「温泉の存在しないところへ本物の温泉郷を創出」する、「万葉スタイル」を踏襲し、千歳市内の源泉から温泉を運搬。国内空港では初の天然温泉を活用した、長時間滞在可能なリラクゼーション施設となります。 営業形態は23 時間・年中無休。これにより、早朝・深夜便などで生じる空港滞在時間が快適に、便利に、有意義に過ごすことができるのをはじめ、旅客の皆様だけでなく、地域の方々にも楽しくご利用い
中国が不参加を表明した後のTPP加盟国・交渉国に日本を加えた10カ国のGDPを比較しますと、アメリカ:67% 日本:24% オーストラリア:4.7% その他(7か国):4.2% で、その9割以上を日米2カ国が占めています。国としての経済力から見れば、日本がTPP加盟を恐れる理由はありません。 TPP加盟反対を唱える人々の本当の狙いは、農産物を含む関税撤廃反対ではなく、TPPが目指す加盟国間の経済制度、サービス、人の移動、基準認証などの自由化や新しい基準の導入に依る既得権の失墜を恐れるからではないでしょうか? 純ドメ(非国際的)制度に守られた日本の金融、報道、電子取引などのサービス、投資ルール、弁護士、医師を含む労働規制や環境規制を、国際的に通ずる基準に改定を求められた場合、日本のエリート構造に激震がおこる事は間違いありません。 例えば、現時点の郵政改革関連法案が金融の非関税障壁とみな
東京電力の損害賠償をめぐる政府支援の枠組が決まった。私は日本国の一介の納税者として、また東京電力の一利用者として、この決定にささやかな疑問を持っている。 政府の決定では、東京電力の賠償額に上限は設けないのものの、株式の上場を維持し、社債などの債権もすべて保護されることになった。それでどうやって莫大な賠償資金を捻出するかというと、東京電力の毎年の利益から国に返済するのだという。 ところで東京電力の商品は電力しかないのだから、「利益」というのは利用者が支払う電気料金のことだ。電力は地域独占なので、電気料金が値上げされれば利用者には抵抗する術がない。すでに多くのメディアで、「電力料金の大幅な値上げは不可避」と報じられている。 ここで、私の最初のささやかな疑問だ。 これは要するに、東京電力が利用者から原発事故の賠償資金を取り立てて、それを被害者に分配するということではないのか。 もちろん政府はこう
【画像】震災から一ヶ月経った日本 2011年04月16日21:18 | カテゴリ:写真・画像 | Tweet 東日本大震災から1ヶ月、正確には36日経ちました。世間は少しずつ日常を取り戻しはじめましたが、地震や津波による爪痕は、未だ様々な所に残されています。海外サイトのboston.comで、「Japan's crisis: one month later 」という記事が掲載されていたので、写真とそこに寄せられたコメントを紹介致します。 日本では公表されてない写真も数多くありました。 ※引用元では実名が出ていますが、日本人の目につきやすいという性質上、当ブログではプライバシーに配慮し伏せさせて頂きます。 1. 黙祷をする僧侶、自衛隊職員、その他救援職員達(宮城県名取市「日和山」より2011年4月11日)この丘は、地元の漁師たちがかつて漁が安全かどうかを決定するために利用し
非常に刺激的な記事。 http://engineer.typemag.jp/elife/2011/04/post.php 僕のチームラボ社長猪子寿之氏好きは昔からで、出演する番組やUSTは大体チェックしてるし、昔書いた以下のエントリーをきっかけに一度お話させて頂く機会もあった。 チームラボの猪子社長の常人のものではないアカギ的発想について - FutureInsight.info 今回の対談も非常に面白く読んだのだが、最近よくわからなくなってきたのは、小飼弾氏が述べている「1000人の凡人が一人の天才に負けるエンジニアリング」という言葉。というのも、昔は僕もエンジニアリングは一人の天才で全部ひっくり返される可能性があるなー、と漠然と感じていたが、最近はそれって違うんじゃないかと思っている。 一人のエンジニアが全てをひっくり返すにはレバレッジが必要 特にここでシリコンバレー賛美を始めるつもり
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