2007年1月22日のブックマーク (2件)

  • 当局はヘッジファンドに干渉するな

    日経ビジネスオンラインの連載、最新記事が掲載されました: 「投資ファンドは眠らない」 第四回記事 ヘッジファンドに干渉するな 超一流誌である Foreign Affairs の最新号に "Hands Off Hedge Funds" として、ヘッジファンドへの必要以上の懸念と規制をけん制する論文が掲載されていたことに刺激され、以下の点について論じました: 昨年話題になったヘッジファンド関連の事件 SEC登録義務を向こうとした連邦控訴裁判決、そして 論文で主張されている「ヘッジファンドはマクロなリスクを増幅させるのではなく吸収させる存在だ」という側面 結局、どんな規制が望ましいのか? 字数の関係で削ったのですが、論文の中でもう一つ、「なるほどな」と思ったのは以下の主張: 例えば、政府がシリコンバレーに対して規制強化するならば、テクノロジー分野におけるイノベーションの芽を摘むようなことになると

  • My Life Between Silicon Valley and Japan - 平野啓一郎さんの「巧みに生きるか、善く生きるか」を巡って

    平野さんの公式ブログの最新エントリー「巧みに生きるか、善く生きるか、……」(是非全文読んで考えてみてほしい) http://d.hatena.ne.jp/keiichirohirano/20070121 を巡って思ったことをちょっと書いてみる。 『ウェブ人間論』の対談をしていた時にも考えていたことですが、人間は、自分の属している社会のシステムと否応なくつきあいながらどうにかこうにか生きているわけですが、そこで、「巧みに、うまく」生きているだけでは、結局のところ、満たされないんじゃないかという気がします。それは直接には、僕自身を振り返ってみてのことですね。 巧みに生きる、ということについて言えば、梅田さんがいみじくも「サバイヴする」という言葉で表現したように、今の社会は、ノンキに関わって生きていこうとするためには、複雑になりすぎているんだと思います。ITに関してもそうだし、経済にしてもそう。

    My Life Between Silicon Valley and Japan - 平野啓一郎さんの「巧みに生きるか、善く生きるか」を巡って