昨年放送の主演ドラマ「ごくせん」(日本テレビ)が、平均視聴率28.0%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、以下同)を稼ぐなど視聴率女王の異名を持つ女優、仲間由紀恵(26)をヒロインに迎えたNHK大河ドラマ「功名が辻」が意外な低空発進だ。主人公の山内一豊の歴史的知名度が低いことや仲間がまだ本格的に登場してないこともあるが、不振の大きな理由は他にもあった…。 8日放送の初回は19.8%と大河史上6番目の低さ。15日は22.7%と大台に乗せて上昇に期待も高まる。 前作「義経」は誰もが知る歴史上の人物だっただけに、NHK側は「タイトルが喚起する主人公のイメージが、歴史に詳しい人以外には若干わかりにくかったかも。待ち構えて見た人が少なかったのでしょうか」(大加章雅チーフプロデューサー)と分析する。 だが、それだけが低空発進の理由なのか。的確なドラマ批評で知られる作家、麻生千晶氏は初回のドラマを見てこう感
政府の規制改革・民間開放推進会議は7月末にまとめる中間報告に、NHKの受信料制度の見直しを加える方向で検討に入った。総合テレビなどの地上波放送を、受信料を支払った世帯にだけに見せる「スクランブル化」の実現に向けた議論を深めるというが、大ブーイングは必至か。 「放送法には矛盾が多い。受信料をテレビを見た対価と考えるならあり得るでしょう」。こう語るのは放送評論家の志賀信夫氏。 スクランブル化の検討は30日付の朝日新聞朝刊が報じた。 NHKの受信料は放送法32条で「テレビ受信機の設置と同時に受信契約義務が生じる」とされている。公共放送に必要な経費を公平に負担する考えからだが、矛盾や不公平感が多いのも事実。 メディアが多様化する中で、NHKだけが放送を見た見ないを無視して受信料を“税金”のように徴収することは、本来、メディアや放送内容を自由に選択する権利を持つ国民から理解されにくくなっている。 こ
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