東京電力 福島第一原子力発電所にたまり続けている「トリチウム」という放射性物質を含む水の処分をめぐり、先月開催された公聴会でタンクに保管し続けるべきだという意見が相次いだことについて、原子力規制委員会の更田委員長は「保管が長期にわたるならタンクの更新をしていかなければならず、福島第一原発の風景はずっと変わらない」と述べ、タンクでの保管が長期化すると廃炉に影響するという考えを示しました。 この水の処分を議論する国の有識者会議は、一般から意見を聞く公聴会を先月30日から2日間、福島県や都内で開催し、処理した水は海に放出するなどせずにタンクに保管し続け、放射線量が下がることや技術開発を待つべきだといった意見が相次ぎました。 これについて原子力規制委員会の更田豊志委員長は5日の会見で「仮に保管が長期にわたるならタンクの更新をしていかなくてはならず、福島第一原発の風景はずっと変わらない」と述べ、タン