さまざまな利益指標とPOSデータを連動させる 企業経営の目的が、企業のゴーイングコンサーン(※)である以上、適正な利益を獲得し続けることがあらゆる経営努力の最終成果物として最も重要であることは論をまたないだろう。ここでいう利益とはもちろん税引後当期利益のことであるが、それに至るためにさまざまな利益指標が設けられている。 (※)企業などが将来にわたって、無期限に事業を継続し、廃業や財産整理などをしないことを前提とする考え方(@IT情報マネジメント用語事典)。 各利益指標の算出方法 粗利益高=売上高-売上原価 営業利益高=粗利益高-コスト 税引後当期利益=営業利益高-営業外損益-特別損益-税 これらの変数をコントロールすることで利益が出てくるわけだが、この部分にPOSデータを活用する意義がある。これから紹介するのは、POSデータとこれらの指標とを組み合わせて経営効率を向上させたスーパーマーケッ
![あるスーパーマーケットに見るPOSデータ分析の実践](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d543a3f54111ed3c926bbf4c279c34e2e7ae5b7a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Ftt%2Fnews%2F1008%2F16%2Ftn_pos04_01.gif)