ほぼ週刊若者論テキストマイニング 第2回:北田暁大『嗤う日本の「ナショナリズム」』 \QRK(急にリクエストが来たので)/ いや驚きました。8月31日の「コミティア109」のサークルペーパーで、鈴木謙介氏の『サブカル・ニッポンの新自由主義――既得権批判が若者を追い込む』(ちくま新書、2008年)のテキストマイニングをやる、ということをコミティアの会場に向かう東北新幹線の車内で宣伝したら、なんと過去に私が『おまえが若者を語るな!』(角川Oneテーマ21、2008年)で批判した、社会学者の北田暁大氏からリクエストが来てしまい…。 【訂正】コミティアのサークルペーパーでは、鈴木謙介氏の『サブカル・ニッポンの新自由主義』(ちくま新書、2008年)のテキストマイニングを行っています。若者論本のテキストマイニングは今後も続けていく予定です。 pic.twitter.com/RZU2rPTJ0A ― 後
明治時代の伝説的投機家、鈴久(すずきゅう)こと鈴木久五郎。その瞬間最大資産は、〔物価の換算方法によりますが〕現在の価値にして数千億円〜二兆円にも相当すると言われています。日露戦争中の明治三十八(1905)年に株を買い始め、戦勝による相場上昇で翌年末にその資産額は頂点に達する。しかし年明けて明治四十(1907)年の一月に相場は暴落、全財産を失ってしまう―― ここに紹介するのは、鈴木久五郎自身による、雑誌『実業之世界』に掲載された三編の告白記です。 その他の情報は末尾に置きました。 ============================ − なるべく原文のままとして、最小限の現代語訳を施した。 −(マルカッコ)は原文のまま。または、原文にあるフリガナを収めた。 −〔四角いカッコ〕は、訳者による補足。 − 段落替えや 「 」 は訳者が自由に付加した。 − 原文では多くの箇所に傍点が振られている
80年代末に発売された『クインティ』というファミコンソフトをご存知だろうか? このゲームの開発には、一つの伝説がある。それは、当時日本中のゲーマーの間で話題だった、超マニアックなゲーム攻略情報のミニコミ誌を作っていたアマチュア連中が、あまりにゲーム熱が嵩じたあげくに自ら勝手にファミコンソフトを、それもパーツから「自作」してしまったというのである。 ゲーム業界が驚異的な勢いで伸びはじめたこの時代、ゲームの周りには続々と才能も熱意もあふれる若者が集結してきていた。しかしさすがに、そんな話はこの『クインティ』以外には後にも先にもなかった。このゲームを売り込まれたナムコの担当者も、版権を獲得する際に、あわよくばこれに続く若者がいれば……と思ったというが、当然ながらそんな連中が現れることは二度となかったのだ。 その後、この『クインティ』の制作者たちは会社を立ち上げて、本格的にゲーム制作に乗り出してい
ダンジョンに潜る・・・チッ、ドラゴンだ。 こいつのファイアーブレス(火焔の息吹)が邪魔で先に進めない。 魔法を使うしかないようだ。 ハッカーだけに許された魔法を・・・ ソースコードを開き、該当する部分を書き換える。 さあて、ドラゴンのブレスはどうやってとめるのかな・・・ ここか・・・・ まったく、凄いゲームが現れた。 hackforplayがそれだ。 どういういきさつで産まれたかはわからないが、enchant.jsを使っていることは確かだ。 このゲームでは、最初から意図的にバグやソースコード上の罠が仕込まれている。 ゲームを進めるためには、バグを少しずつ修正しながら前に進むしかない。 このバグが、またうまくできていて、丁寧にバグをとっていく過程でプログラミングの基礎的なことが自然に学べるようになっているのだ。 この教材を作ったのはDaiki Teramotoさん。 たぶん面識はないが、こん
大変多くのご閲覧、ご紹介、ご意見、どうもありがとうございました。矢野健太郎先生をはじめ、お寄せ頂いたご指摘を元に一部修正しています。(7/30追記) 音MADのルーツをMADテープに求めてから、一年あまりが経ちました。 今回は、全ての元凶たるMADテープを創り出した男達の正体に迫ってみました。 舞台は、時に、1980年。所は、大阪南河内、大阪芸術大学。 そう、来る7月18日よりドラマ放映される、島本和彦先生の名作『アオイホノオ』の舞台そのものです。 (※アオイホノオは、「あくまでもこの物語はフィクションである」という立場で描かれており、ブライガーと帝国の逆襲が同時期に描かれているなど、微妙に時系列やエピソードが現実からずらされています。) ・MADテープを生み出した男 『NEW MAD TAPE』の成立については、流通に関わった舞映(MY DREAM PRODUCT)のサイトを参照すること
NHK「あさイチ」で紹介される 長年、「気持ち良い部屋」というものを研究する中で、ついには昨年、その考察や作り方をまとめた本まで出してしまった。 この本を出したことによって、今度は部屋を片付けられないことに悩む人にアドバイスしたり、手助けしたりする機会を持つようにもなった。 (※実例はこちら「ヘヤカツドットコム」) そこで、例えば津田大介さんのオフィスを片付けたり―― 津田大介(ネオローグ)ヘヤカツ実践録!(前編) 津田大介(ネオローグ)ヘヤカツ実践録!(後編) 2014年2月25日放送のNHK「あさイチ」では、片付けを手伝う様子を特集してもらったりした。 スゴ技Q 家事も!勉強も!効率アップ “動線”マジック |NHK あさイチ すると、そうした活動の中で、ぼく自身も新たに気づかされたことがあった。 それは、「片付けられない人」というのは、たいてい「自分は合理的な考えの持ち主だ」と思って
僕はIT系の会社だから、たいはんの社員がエンジニア。僕自身はほとんどプログラミングすることは無くなってしまったけど、初期のころはちょくちょくコードを書いていた。今使うのはVBAとGoogle Apps Scriptぐらいかな。 それで、こういう会社をやってるとよく「プログラミングってどこから勉強したらいいんですか?」とか「プログラミングの勉強が続かない」っていう相談をよく受ける。これに加えて「今プログラミングの勉強してて、アプリ作ろうと思っています」と言われてから1年後にあってもまだ勉強だけしていて実際のアプリを作り始めていない人も多い。 今日はそんな方向けにちょっと筆を取ってみたのよ。えへ。 それではいってみよう。 1.プログラミングはどこから勉強したら良いのか? まず、僕自身がやってきた道順を紹介すると HTML CSS JavaScript(&jQuery) PHP Ruby & R
近代文学入門です 今でこそ俺は講談速記本などの明治大正B級作品ばかり調べているんですけども、もともとは日本の近代文学からこの道に入りましたので、近代文学の入門法を書いておくことにしておきます。 ただし面倒くさくい上に回りくどくて、時間がかかる方法ですから、暇な人しか実行できないかもしれません。 教材は漱石全集がよろしい まずは教材ですけど、平成以降に出された岩波書店の漱石全集を使います。 なぜ漱石全集なのか、理由は次の三点です。 入手しやすい漱石がすごい明治の雰囲気がわかるまず岩波の漱石全集というのは、売れてるだけあって入手がしやすい。図書館に行けばありますし、購入しても全29巻で2万円ちょいです。買うなら月報と別巻が付いてるのを選びましょう。次に漱石というのが、とにかくすごい作家だというのもおすすめポイントです。 一例を挙げますと、吾輩は猫であるや坊ちゃんというのは、明治の三八年という時
東北楽天の絶対的エース田中将大。 開幕から勝ち続けること実に15連勝の日本記録(タイ)を達成し、チームの首位に大きく貢献しています。名実ともに、現在の日本でナンバーワンピッチャーと言えるでしょう。今年の田中を見ていると、どのチームのファンも、「田中のような絶対的なエースが欲しい」と思うことでしょう。なにせ、チームの18勝の勝ち越しのうち、15勝は田中なのですからね(2013/8/8現在)。 これほど絶対的な存在となると、球場へ訪れるお客さんの観戦行動にも影響を及ぼすと考えられます。例えば、「どうせ観戦に行くなら応援するチームが勝つ試合に行きたいから、田中の投げる試合を見に行こう」と楽天ファンなら考えるのではないでしょうか?となると、なるべく田中の投げる試合を好んで、球場に足を運ぶようになり、田中の登板試合は多くの観客が入ると予想されます。 今回は、楽天がKスタ宮城で主催する試合で、どのよう
Spicy Tails 公式サイト 支倉凍砂 公式ブログ 支倉凍砂 公式Twitter 株式市場を舞台にした青春劇がつくりたかった 月を舞台に繰り広げられる“株”の物語。それが『ワールドエンドエコノミカ』だ ―――さっそくではありますが「ワールドエンドエコノミカ」の方を1・2までプレイさせていただきました。大変面白い作品で早く続編が読みたくて仕方がないのですが。 支倉 ありがとうございます!『ワールドエンドエコノミカ』シリーズは三部作になっていて、その最後のシリーズが今年の夏コミに発表になるので是非お願いします(笑) ―――これまで支倉凍砂さんといえば『狼と香辛料』、『マグダラで眠れ』といった中世ヨーロッパ的な世界観の小説作品がとても印象的でしたが、この『ワールドエンドエコノミカ』はなんと月が舞台の近未来SFで、しかも登場人物たちのやっていることは“株”というとても斬新な設定に驚きました。
気が狂いそうである。 僕は幻を見ているのか?いや、そんなことはないはずだ。 今、ここ数年続いている深夜アニメ隆盛の中、また一つ飛び抜けて素晴らしい作品が誕生したというのに、僕の周りでは評判はおろか、話題にもほとんどのぼっていない作品があるのだ。 今期夏アニメとしてはじまった『ガッチャマンクラウズ』である。 『モノノ怪』『C』『つり球』などを手がけた中村健治監督の最新作であり、老舗アニメーション会社タツノコプロによる、『ガッチャマン』の“最新作”である。 しかし、この作品。放送時間が『ダンガンロンパ』『恋愛ラボ』といった他の話題アニメと重なってしまっているだけでなく、なんと放送区域がほぼ関東に限定され、さらに唯一全国どこでも視聴できるネット配信が「日テレオンデマンド」(※1)の翌週金曜日、木曜日のみの短期間限定配信なのである。 これじゃ田舎の中高生は気づかんて… せっかく大人気女優・剛力彩芽
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