梶田が完全V-。平塚ガールズケイリンの決勝戦は最終日の15日、第9Rで先頭固定・1625メートルとして争われ、最終ホームから仕掛けた加瀬加奈子を追った梶田舞(栃木)がゴール寸前で捕らえて優勝。岐阜、立川、京王閣に続く4連覇を果たした。同選手の次回出走予定は、28日の『ガールズグランプリ2014』(岸和田)。 ◆梶田選手「スタートの時点から予想外の展開になったけど、うまく加瀬さんを追走する形になってよかった。前回の京王閣から中2日で疲れが出たみたいで、脚の状態は3日間できょうが一番悪かった。次はグランプリなので、しっかり仕上げてベストの状態で本番に臨みたい」
本命サイドで決まることが多いガールズケイリンだけに初手から穴狙いというのは難題ではあるが、最初から諦めていたのでは話にならない。少しでも荒れる要素がある以上、その可能性にかけてみたい。 初日のターゲットは第2R。ここは中山麗敏の一発にかけてみたい。「最近は大きな着を取らないように大事に走っているようなところがあって…。それがいいのか悪いのか悩むところなんですけどね」と話すように、最近10場所で4勝(勝率13・3%)しか挙げていない中山だが、2着11回、3着8回で3連対率では76%超。車券の対象としては大きく貢献していることが数字の上からもハッキリと分かる。 このレースで人気を集めるのは梶田舞。11キロの減量で切れも出てきたのか、岐阜、立川と目下2場所連続完全Vと絶好調だが、脚質的には典型的なまくりタイプ。中山が「このメンバーならチャンスはありそうですね」というのも、梶田の勝ちパターンを理解
新設された「オールガールズ」シリーズは松戸競輪・最終日の30日、各グループの決勝戦が行われ、奥井迪(東京)、石井貴子(千葉)、小林優香(福岡)がそれぞれ優勝を飾った。 シリーズは3日制で女子レーサー42人が3グループに分かれ、各グループの頂点を目指して熱戦を繰り広げた。第4Rを制した奥井は満面の笑みで「(オールガールズ初の優勝に)気持ちがいいですね」。逃げ切りで第5Rを勝った石井は「地元で優勝できてよかった」、第6Rを押し切った女王・小林は「自分が走る前にガールズ3期生2人が優勝していたので、負けられない…という気持ちでした」と振り返った。 シリーズ3日間の総売り上げは2億9228万3100円で、主催者が見込んでいたトータル2億円を大きく上回った。次回の「オールガールズ」シリーズは11月11日からの小倉競輪(ミッドナイト開催)。
防府競輪の開設65周年記念「周防国府杯争奪戦」(GIII)は28日、第12Rで決勝戦が行われ、岩津裕介(32)=岡山・87期=が6月の川崎以来、今年3回目、通算6回目の記念優勝を達成した。2着は野田源一、3着に中川誠一郎が入り、人気を集めた村上義弘は4着、大会連覇を狙った浅井康太は8着に終わった。岩津の次走は11月21日開幕の小倉競輪祭の予定。 ◆岩津裕介選手「いいメンバーがそろってやりがいがあった。グランプリ出場に向けて競輪祭が勝負だと思っているので、体調を合わせてそこに集中していきたい」
《予選のポイント》 逃げてもまくっても強い小林が軸。デビューから30戦をこなして負けたのはわずか1度だけと脚力は群を抜いている。8月にガールズケイリンフェスティバルを制した思い出の地で、豪快に逃げ切り、力の違いを見せつける。田中への車連単〔3〕〔4〕が一番手。 ◆松尾「スタートにはこだわらないけど前々へ攻め」 ◆白井「33バンクだし、後方にならないよう前々」 ◆小林「先行でもまくりでも負けないように頑張る」 ◆田中「コンディションはいい。取れた位置からで」 ◆山本「松戸は初めて。慌てないように流れを見て」 ◆井上「日があって練習はできた。取れた位置から」 ◆野口「最近は展開に恵まれている。流れに乗って」
京王閣のガールズケイリンの決勝戦は最終日の23日、第10Rで争われ、小林莉子(21)=東京・102期=が中団から追い込み、通算10度目(ガールズGPは除く)の優勝を飾った。次走は11月11日からの小倉(FII)に出場する予定。 レースは田中まい-小林-戸田みよ子-加瀬加奈子-三輪梓乃-杉沢毛伊子-奥井迪の並びで周回。赤板過ぎに奥井が上昇を開始すると、加瀬も4番手から動いて打鐘で田中を叩く。すかさず奥井が巻き返すと、加瀬が突っ張り両者で壮絶な先行争い。その後ろに田中-小林が続く。先行争いは最終4角まで続き最後は奥井が踏み勝つも、小林が最終4角から踏み上げV。奥井が2着で、直線伸びた戸田が3着に入る。 ◆小林選手「久々に優勝できてうれしいです。スタートを取れなかったので焦ったけど、でも展開が向きました。練習でも使ったことがなかった3・67のギアで戦ったのですが、結果的にギアを上げたのもよかった
弥彦競輪のガールズケイリン決勝戦は最終日の10日、第10Rで争われ、石井寛子(28)=東京・104期=が逃げる荒牧聖未を2番手から追い込み、通算18回目の優勝(ガールズケイリンコレクションは除く)を完全Vで飾った。次走は15日からの豊橋(FI)に出場する予定。 ◆石井選手「流れの中で勝ったので、強いとはいえないけど、でも優勝できてうれしいです。(昨年10月に続き)再び弥彦で完全Vできたのもうれしいですね。ダッシュは戻ってきた感じはしたけどまだまだなので、もっともっと強くなって帰ってこれるように頑張ります」
川崎競輪のガールズケイリン決勝戦は最終日の30日、第9Rで争われ、高木真備(20)=東京・106期=が逃げ切りV。8月玉野以来、2度目の優勝を飾った。次走は18日からの武雄に出場する予定。 レースは後方から上昇した中村に合わせて高木が出て打鐘を迎える。最終HSから門脇が仕掛けるが、出切れない。バックから2番手の中村が踏み込むが、高木が合わせ切って逃げ切り勝ち。小林は強襲及ばず2着。中村が3着に入った。 ◆高木真備選手「このメンバーで先行して優勝できたのは自信になります。これからもレースを動かして逃げて優勝したいです」 グランプリ出場へは優勝が最低条件だった小林は惜しくも2着。写真判定の末、タイヤ差及ばなかった。「取れればグランプリだったのに…。仕方がない」とさすがに悔しそうだったが、「また来年頑張ります」も気持ちを切り替えていた。 中川諒子は7着。「前の動きに惑わされました。初手の位置も悪
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